コロナ禍の秋も3回目、秋祭りの復活を決断した地区もあれば、今年も苦渋の決断をした地区もあります。
多くの露店が並ぶ参道もがらんとしています。しかし奥に布団太鼓が見えます。
布団太鼓は神様が乗られる神輿に形は似てますが神様は乗られずに子供が乗って太鼓を打ち神輿のお供をします。屋根が布団を
重ねた形になっており、ここ東播磨や泉州等に伝わっています。
コロナ前は8台ほどの布団太鼓が集まりましたが、去年に続いて岩岡神社の先太鼓だけです。今年の当番は新々田の皆さんで
す。布団太鼓の周りを二人の天狗が飛び跳ねて踊ります。
最期は神社の前で差し上げです。
神主様からお祓いを受けます。本来ならこの後、布団太鼓による豪快な練が行われますが一台ではできません。
昼休みには各地区による獅子舞や伊勢音頭の奉納が行われます。昼は各地区毎の豪華な宴席が設けられます。これが今年も苦渋
の決断をせざるを得なかった理由の一つかもしれません。去年までの記事は
小説タウンハウス 29 岩岡神社 秋祭り(令和3年)来年に思いを込めて(2021.10.22)
小説タウンハウス 23 岩岡神社 秋祭り(令和2年)神事厳かに(2020.10.23)
小説タウンハウス 20 岩岡神社 秋祭り(令和元年)(2019.11.1)
小説タウンハウス 14 岩岡神社 秋祭(平成30年)(2018.10.19)
小説タウンハウス 7 再録タウンハウス 第6回岩岡神社の秋祭り(2017.10.22)
小説タウンハウス 1 予告編 岩岡神社の秋祭り(2016.10.13)があります。
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天狗さんの仕事は子供たちを怖がらせることです。しかし獅子舞の舞台からミカンや柿を投げて子供たちを喜ばせます。
今年もまた神様がお乗りになることはありませんでした。例年は夕方近く神様がお乗りになり神社の外にお出ましになります。
布団太鼓がお供をします。この後、布団太鼓は電飾に灯が入り太鼓をたたきながら各地区に帰っていきます。
神 事
今年も感染防止のため拝殿と外に分かれての神事となります。
拝殿の中は各地区の代表の方と来賓です。
外はその他の方々です。
最後に大祓い詞を奏上して神事が終わります。皆さんがご覧になっているのは神拝詞でお経の本のようなものです。
お宮参り
岩岡神社の神主様は兼務で普段はおられません。お宮参りや七五三もお祭りのときに行います。
巫女さんを見たのは初めてです。
引継ぎ
先太鼓と神輿を来年の当番に引き継ぎます。
お疲れさまでした。
倉庫に納めます。
神具は台帳を見ながら引き継ぎをしました。雨が心配なので急いでお飾りを外します。
総漆金ぴかのお神輿は晒しでぐるぐる巻きにされます。
来年こそ盛大なお祭りが復活しますように。
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