明 我々A(明石舞子)K(子供)B(防衛隊)はトウモロコシ畑の収穫の手伝いから小説キャナルタウンの特別出演と
多忙を極めている。しかし我々の本分は明石舞子の平和と安全を守ることである。
健 忙しいからと言って決して手を抜くことはありません。
舞子 明舞センタービル解体工事の工事開始から工事のおじさん達のお盆休みまでのAKB工事安全日記をお届けしま
す。
平成29年4月20日
明 明舞センタービルへのガス管の撤去工事が行われて、解体工事の工事のための足場の組み立てが始まりました。
平成29年4月27日
健 足場が少しずつ高くなりました。
平成29年5月11日
舞子 店舗のアーケード部分が少しだけ壊されています。
平成29年5月23日
明 と思っていたらアーケード部分がなくなって店舗が大きなハーモニカのようになってしまいました。
舞子 5月23日までの写真は 連載小説AKB13 第16話 さよなら明舞センタービル(2017.6.2)にもあります。
平成29年6月3日
明 西側にも足場が組まれています。
健 きっと足場を組むためにアーケード部分を壊したのだ。
舞子 あんなに高い所で工事のおじさんは怖くないのかしら。
明 北側の2階建の店舗は殆ど解体されてしまいました。
健 住宅1戸分の床をくり抜いて、撤去した室内の木材を上からドンドン落としてきます。山のような木材をダンプに積
んで運び出します。
舞子 6月9日には西側の足場が全部組上がりました。そして防音幕が張られました。
健 東と南と北は防音パネルで覆われています。この差はなぜなのでしょうか。
平成29年6月27日
明 屋上に重機を上げて1階ずつ解体しています。
舞子 解体が終わるとテントをはがします。ビルが少しずつ低くなっています。
平成29年7月11日
健 木材が落とされていた穴からはコンクリート瓦礫や鉄筋ががドンドン落とされてきます。
舞子 南のピーコックの棟も解体されています。
平成29年7月14日
明 せっかく張られた防音幕が全部はがされてしまいました。
舞子 今まで解体していた重機が2台並んで休んでいます。
平成29年7月21日
健 西側の足場を全部撤去して、上の重機を下ろして、今度は地上から大型重機で解体するようです。12階建で地上の
大型解体重機では届かない9階より上を小型の解体重機で1階ずつ壊して次は地上から大型解体重機で一気に解体し
ます。
明 大型重機で瞬く間に住宅の廊下を取っていきます。
健 廊下の手すりの壁を軽々と鋏で持っている。すごい威力だ。まるで怪獣映画だ。
舞子 おじいさんが言っていた。阪神淡路大震災の時に灘区の県公社の日の出町住宅の廊下が全部下に落ちてしまったと
言ってたけどこんなに簡単に廊下は壊れるのね。
平成29年7月25日
健 もうこんなに解体している。
明 柱をバリバリと噛み砕いているのだ。
平成29年7月28日
健 柱の鉄骨を引きちぎっている。バルカン星人よりも強そうだ。
明 12階建で8階まで鉄骨が入っていたのだ。なかなかいい仕事をしている。
舞子 明舞第一センタービル住宅と書いてある。何か切ない。
明 鉄くず担当の重機が、鉄くずをトラックに積んでいる。丸い部分は電磁石になっていていつも丁寧に瓦礫の中から
鉄筋や鉄骨を分別しているのだ。カネゴンカネゴン君にしておこう。
平成29年7月31日
健 いつの間にか7階建になっています。南北と東側の防音パネルも取り外していきます。
舞子 床の上に溜まった瓦礫を大きな鋏で落とします。まるで壬生狂言のほうらく割りのようです。
平成29年8月3日
明 建物は5階建になってしまいました。
健 鋏の先を使って床に穴を空けます。そして梁をよくかみ砕いて柱もよくかみ砕いて引きちぎります。
平成29年8月10日
舞子 建物は4階建になっています。左から瓦礫担当、鉄くず担当、壊し担当の3台が仲良く並んで仕事をしています。
明 1階の梁の鉄骨はさすがに太いです。いい仕事しています。
健 小梁のついた1階の天井を軽々と持っています。やっぱり怪獣です。
舞子 鋏も車体も水で綺麗に洗います。大きなアームを地上に着けて、キリンさんのように休みます。工事のおじさんもお盆
休みに入ります。お疲れ様でした。
明 ついに連載小説AKBも第20話を迎えることが出来ました。
健 これも読者の皆様のおかげです。
舞子 1話~8話は「団地小説短編集」に収録さえれています。9話~19話はバックナンバーからご覧下さい。
「団地小説短編集」は明石市松が丘2丁目3-7 明石舞子団地 明舞センタービル2階 明舞書店で好評発売中で
す。
多忙を極めている。しかし我々の本分は明石舞子の平和と安全を守ることである。
健 忙しいからと言って決して手を抜くことはありません。
舞子 明舞センタービル解体工事の工事開始から工事のおじさん達のお盆休みまでのAKB工事安全日記をお届けしま
す。
平成29年4月20日
明 明舞センタービルへのガス管の撤去工事が行われて、解体工事の工事のための足場の組み立てが始まりました。
平成29年4月27日
健 足場が少しずつ高くなりました。
平成29年5月11日
舞子 店舗のアーケード部分が少しだけ壊されています。
平成29年5月23日
明 と思っていたらアーケード部分がなくなって店舗が大きなハーモニカのようになってしまいました。
舞子 5月23日までの写真は 連載小説AKB13 第16話 さよなら明舞センタービル(2017.6.2)にもあります。
平成29年6月3日
明 西側にも足場が組まれています。
健 きっと足場を組むためにアーケード部分を壊したのだ。
舞子 あんなに高い所で工事のおじさんは怖くないのかしら。
明 北側の2階建の店舗は殆ど解体されてしまいました。
健 住宅1戸分の床をくり抜いて、撤去した室内の木材を上からドンドン落としてきます。山のような木材をダンプに積
んで運び出します。
舞子 6月9日には西側の足場が全部組上がりました。そして防音幕が張られました。
健 東と南と北は防音パネルで覆われています。この差はなぜなのでしょうか。
平成29年6月27日
明 屋上に重機を上げて1階ずつ解体しています。
舞子 解体が終わるとテントをはがします。ビルが少しずつ低くなっています。
平成29年7月11日
健 木材が落とされていた穴からはコンクリート瓦礫や鉄筋ががドンドン落とされてきます。
舞子 南のピーコックの棟も解体されています。
平成29年7月14日
明 せっかく張られた防音幕が全部はがされてしまいました。
舞子 今まで解体していた重機が2台並んで休んでいます。
平成29年7月21日
健 西側の足場を全部撤去して、上の重機を下ろして、今度は地上から大型重機で解体するようです。12階建で地上の
大型解体重機では届かない9階より上を小型の解体重機で1階ずつ壊して次は地上から大型解体重機で一気に解体し
ます。
明 大型重機で瞬く間に住宅の廊下を取っていきます。
健 廊下の手すりの壁を軽々と鋏で持っている。すごい威力だ。まるで怪獣映画だ。
舞子 おじいさんが言っていた。阪神淡路大震災の時に灘区の県公社の日の出町住宅の廊下が全部下に落ちてしまったと
言ってたけどこんなに簡単に廊下は壊れるのね。
平成29年7月25日
健 もうこんなに解体している。
明 柱をバリバリと噛み砕いているのだ。
平成29年7月28日
健 柱の鉄骨を引きちぎっている。バルカン星人よりも強そうだ。
明 12階建で8階まで鉄骨が入っていたのだ。なかなかいい仕事をしている。
舞子 明舞第一センタービル住宅と書いてある。何か切ない。
明 鉄くず担当の重機が、鉄くずをトラックに積んでいる。丸い部分は電磁石になっていていつも丁寧に瓦礫の中から
鉄筋や鉄骨を分別しているのだ。カネゴンカネゴン君にしておこう。
平成29年7月31日
健 いつの間にか7階建になっています。南北と東側の防音パネルも取り外していきます。
舞子 床の上に溜まった瓦礫を大きな鋏で落とします。まるで壬生狂言のほうらく割りのようです。
平成29年8月3日
明 建物は5階建になってしまいました。
健 鋏の先を使って床に穴を空けます。そして梁をよくかみ砕いて柱もよくかみ砕いて引きちぎります。
平成29年8月10日
舞子 建物は4階建になっています。左から瓦礫担当、鉄くず担当、壊し担当の3台が仲良く並んで仕事をしています。
明 1階の梁の鉄骨はさすがに太いです。いい仕事しています。
健 小梁のついた1階の天井を軽々と持っています。やっぱり怪獣です。
舞子 鋏も車体も水で綺麗に洗います。大きなアームを地上に着けて、キリンさんのように休みます。工事のおじさんもお盆
休みに入ります。お疲れ様でした。
明 ついに連載小説AKBも第20話を迎えることが出来ました。
健 これも読者の皆様のおかげです。
舞子 1話~8話は「団地小説短編集」に収録さえれています。9話~19話はバックナンバーからご覧下さい。
「団地小説短編集」は明石市松が丘2丁目3-7 明石舞子団地 明舞センタービル2階 明舞書店で好評発売中で
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