今月17日に放送されたNHKダーウィンが来た!「屋久島 伝説の超巨大杉」で、縄文杉を超える巨大杉の名前が、BSワイルドライフで命名されていた「ジトンジ杉」ではなく「七尋杉」になっていたことについて、番組へ質問をしていたところ、早速、ダーウィンが来た!の番組制作担当者の方からメールをいただいた。(前回のブログはこちら)
それによると、今年1月のワイルドライフ放送終了後、地元の山岳ガイドを中心とした調査隊メンバーによって、名称について再検討がなされたということだった。その際、地元の伝説の杉の名前をとって、新たに「七尋杉」と名付けられたということだった。変更理由は明らかにされていなかったが、”ジトンジ”だと場所が特定できてしまうという問題もあったのではないかと勝手に推測している。
ちなみに、「尋」はもともと長さの単位(1尋=6尺=1818)、「七尋」だと約12.7mということになるが、一般的に長いものの総称として使われている。今回、発見されたこの超巨大杉の幹回り(地上1.3mのところ)は16.73mで、縄文杉を33㎝ほど上回っている。まさに伝説の杉の名にふさわしい杉だ。今ごろ、人知れず屋久島の森のどこかで、その巨大な姿を誇っているのだろう。(会いたいね)
屋久島一の超巨大杉「七尋杉」
根本部分は空洞に
※見逃し映像から撮っているため画質はよくありません。あしからず。
《参考資料》