いぬのChoco.との暮らし方

罰や叱りを使わず、 動物福祉に則った犬との暮らし方を綴ります♪

またまた災害時ペット対策

2019-02-16 | 外部セミナー・研修会

またまた行ってきましたペット防災対策セミナー

今日はCDSのころころんさんを誘って、保土ヶ谷区の防災セミナーに行ってきました。

2月10日にもアナイスの平井代表のお話を聞いたばかりでしたが、

今日の講演会の主催は横浜市保土ヶ谷区。

防災拠点や避難所での運営者も参加されているだろうからもう少し現実的な

お話をしていただけるのではと思っていましたが、期待通りの内容でした。

動物同行避難の考え方

1.人とペットの災害対策の目標

  ①人道支援の視点

  ②社会環境の保全の視点

  ③飼い主責任の全う支援の視点

2.同行避難に関し検討を行う目標

  ①避難所運営側負担軽減

  ②避難所での動物に起因するトラブル防止対策

  ③速やかな避難による飼い主と動物の安全確保と地域環境の保全

3.環境省のガイドラインの改定⇒「人とペットの災害対策

  「動物の救護対策」から「飼い主による自助を支援する」視点へ

 

地域での同行避難訓練や避難所運営側の負担軽減のための準備をとおして

飼い主同士の自助・共助による自主的な運営(自立支援)を目指すため

例をあげてお話しくださいました。

特に動物たちを収容するばしょをしっかりと決めておくこと。

避難された人たちと導線をわけること。

飼い主さん以外が立ち入らないようにすること。…など

避難所での様子を画像で示してくださったので、

動物を飼っていない方にもわかりやすかったと思います。

運営者側へのアドバイスとしては、運営者のペット同行避難に対する理解と

飼い主の災害対策(自助)と飼い主同士の助け合い(共助)に対する啓発への

取り組みが必要とのことでした。

 

また、災害時に必要なしつけについて、獣医師会会長から。

だいたい同じことですが、クレートトレーニング、基本的な指示に従うこと

むやみに吠えないこと。どうしても犬同士あまり空間をあけられないので

相性なども気をつけてあげること。

余震などで緊張状態にある犬などに子どもが近づかないようにすること。

ペットの健康管理では、免疫が低下するために感染しやすくなる。

防災用品として準備するもの、あると便利なものなどのお話もありました。

保土ヶ谷区のペット防災安心手帳

春よ来い!

地域で開催される防災訓練等にもぜひ参加してくださいね。 

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿