いぬのChoco.との暮らし方

罰や叱りを使わず、 動物福祉に則った犬との暮らし方を綴ります♪

風を読む

2023-06-08 | Choco.さんとのこと
昨日ワクチン接種して、今までそれほど副反応がなかった人も
辛かったと聞いていたので、ちょっとビビっておりましたが、
ふたを開ければいつもどおり熱も頭痛もなく、ただ少しだるかっただけ。
これも気持ちの問題か?
動く気にならず、ピラティスはお休みしました。
今は平常運転。今日までねこのデリバリー単独です。



お散歩で犬が立ち止まって
ちょっと遠くを見たり、顔をあげたりしていたら
きっと風を読んでいるに違いないと思います。



はるか遠くにいる犬だったり…。

ひょっとしたら遠くに聞こえる雷の音かもしれないし、
Choco.だったら野球場の歓声だったりかもしれません。
匂いや音を感じている時には邪魔をしないようにしていましたが、
あまり集中させてしまうとよくないと思うので、
様子を見てChoco.の集中を切るようにしていました。

そういうとき、気のすむまでとか、慣らすため…って考えると
たいてい吠えてしまって、ありゃりゃ( ̄∇ ̄)になるし、
やっぱりろくなことはないからです。
だって匂いや気配はChoco.にとって楽しいものばかりじゃないからです。
頃合いをみて、「行くよ~♪」の声かけで
Choco.の次の楽しみ探しに誘うようにしていました。

犬になにか行動が出る前に飼い主さんから介入することって
結構問題を出させないことにつながります。
もっと言えば、おだやかな介入であればなおよいですよね。
介入された犬もその介入が嫌なものでないことこそ
理想的なトレーニングだと思います。

それには、飼い主さんから出るものすべてが
犬にとってよいものである必要があります。
これを犬にとって安心できる「絆」と言います。

毎日の小さな積み重ねが、なにかの時に役立つってことです。






ねこセミナー

2023-06-07 | 外部セミナー・研修会
今日は午前中に新型コロナワクチン第6回受けてきました。
ねこのデリバリーも終わり、寝る前のひとときをねこセミナー。



風ちゃんは高齢でChoco.やピッチと同様現在は
月に1回のオゾンの日に全体の様子を診ていただくだけで
病気はあるかもしれないけれど特に特定するための検査はしていません。



今日のセミナーはみけちゃんのためですね。
クリニックのワクチネーションは3年に1回なので、
その間は1年に1回の健診を受けるようにしています。
4歳ですから、これから気をつけることを知ることは
大事ですもんね。
特に猫は具合が悪いことを隠す動物なので
それだけ兆候をとらえる目が必要だと思います。

健康診断といえば、血液検査と尿検査は必須項目だと思いますが、
それで病気がすべてわからないし、
山ほどある検査項目でも検査項目でわかること、
わからないことがあるので
全部なんて現実的ではないですもんね。
どの項目を自分の猫に取り入れるかになりますよね。

みけちゃんに必要そうな検査を取り入れることになると思うので
猫の日々の状況をまずは飼い主さんが気づくことが大事ですね。
ねこの健康寿命を延ばすためには健康な時から定期的な健康診断で
ねこの状態を知っておくということですね。


スルーより大切なこと

2023-06-06 | 叱りも罰もない犬との暮らし方
日々の生活、特に散歩のときに
苦手な犬などを「スルーする」できたら
飼い主にとっては気持ちが楽ですよね。
でもそのことに固執しない方がいいように思います。
私はChoco.にそれをやってしまって、
かえって犬が向こうから近づいてくるたびに
吠えるようになったからです。
歩いてすれ違うこともむずかしかったのに、
ましてその場にとどまらせて、相手が通り過ぎるのを待たせることは、
Choco.にとってはとてもハードルが高いことでした。

実際Choco.は、近くを通られるのが嫌なわけですから
黙ってなんかいられずに吠えてしまうばかりでした。
トレーニングとしては、期待に沿えなかったわけですから、
Choco.はほめられないし、私は凹むしよいことなんかまったくなかったです。
そうなってくると、そういう時にあちらから犬が来るだけで
最初に私がドキドキ。今日もだめかしら、今日は大丈夫かも…。
そんな状態ではChoco.は平常心ではいられませんよね。
そして、案の定思いっきり吠えたてるという結果が待っていました。

このくらい離れていれば大丈夫
チャーリードッグスクール(現犬の森)で学ぶようになって
Choco.にとって十分なパーソナルスペースが必要ということに気づかされ、
それからは広くスペースをとれる場所を選んで散歩する。
歩道などでは早い段階で道を渡るようにしました。
犬がいない所を探すのではなくて、犬がいるけどちょっと距離がある、
そんな場所を歩くようにしました。
歩くときも相手の犬がどんなに離れていても
私が犬とChoco.の間に入るように歩きました。

最後の最後まで狭い歩道で一対一でスルーはできなかったけれど、
挨拶させたいわけじゃないし、ひょっとしたら相手の犬だって
吠えちゃえば、飼い主さんから叱られるかもしれないし…と思うと
Choco.の暮らしの中で大切と思うことはおのずと決まってきたと思います。

お利口な犬ってなんだろう?
お利口よりもお互いが安心して暮らせること。
大事なことってほかにもいっぱいあるって思いませんか?


先生の都合で、今日もフラワーアレンジメント教室。
ローズウィークということで、
バラ三昧!
ティラミスという名前のバラ


単品で参加する散トレ

2023-06-05 | 犬の森・オフ会( 散トレ)・リードワークWS
私はChoco.がお空に行った後も
散トレに参加し続けています。
10年間参加してきたからと言って
判り切っていることばかりかというと
全然そんなことはありません。
かえって、Choco.と参加している時には
気づかなかったことが多いものです。

Choco.と一緒の時にはChoco.の動向に気をつけなければならないし、
Choco.のパーソナルスペースを確保するために動いてました。
それってどうしてもChoco.に目が行ってしまい、
他の犬と飼い主さんから学ぶチャンスがなかったり、
距離を取ると先生のお話が聞けなかったりで
後から「なんのお話だったの?」と聞いて
お仲間からダイジェストで話を聴くことも多かったです。
これだとお仲間が大事と思った部分を教えてくれるだけなので
失礼ながら私が知りたかったことは別にあったかもと思っていました。
(お仲間だって愛犬連れだしね。)

それで、今は集合して自己紹介が終わった後
先生がお話しすることを動画に撮るようにしています。
Choco.といっしょのときに、聞き逃したことを取り戻したいという
気持ちで…。
ひょっとして、今聞き逃してしまった方の助けになればと思って…。
散トレ中に気がついた時に撮ることもあります。
(長く在籍しているから気づくこともあるかも…という気持ちで。)


毎回、先生は犬が、飼い主が共に暮らしていくために
動物福祉に則って、ともに安心して暮らせるようにと
犬の森の理念のもとでどう行動を、暮らしを改善して行けばいいのかを
わかりやすく、実行しやすい方法なども紹介しながら
お話してくださっています。

聞き手の私たちがABAなどなど理論を学ぶことはもちろん大切で
それをどう毎日の暮らしに取り入れていくか、
飼い主力が問われるところではありますが、
同時にほんとうに困っている飼い主さんに追い打ちをかけるような
トレーニングでは「安心した暮らし」は望めません。
いままでやらかしたことがあったとしても、先生のお話を聞いて、
ここで目の前の犬たち(愛犬だけでなく、他の犬たち)を見ると、
飼い主さん自身がホッと息がつけて、頑張ろう!が湧いてくるに
ちがいないと思います。

私の動画は編集をしていません。
編集をして、もしおっしゃったことが100%伝わらなかったら
本末転倒だからです。
あと先生も「これから始めます」なんておっしゃらないので( ̄∇ ̄)
始まりと終わりがはっきりしていませんが、
これも臨場感のひとつとゆる~く見守ってくださいね。




次回は11日の横浜散トレに参加します。

お散歩トレーニング参加には、犬の森入会が必要です。

小田原散トレ 20230604

2023-06-04 | 犬の森・オフ会( 散トレ)・リードワークWS
行ってきました!
こんなステンドグラスもありました。

今日は電車が遅れて、その分早い電車に乗れたので
待ち合わせ時間までちょっとぶらぶらしちゃいました。
そして、ここ2回はうたちゃんままさんの車に乗せていただいて
わたしにとって集合場所まで試練の坂を歩かずにすんでます。
ありがとうございますm(__)m
うたちゃんとママさん、ありがとうございました。

集団でやっているようで
いくつかのグループで
ばらまきノーズワーク
おひとりさまもOK♪


今日のお話は、Choco.もそうだったけど、
おやつのおばちゃんちに散歩の往きがけに寄って
おやつをもらうと、次の日から必ずおばちゃんちに向かうようになる( ̄∇ ̄)
そうさせないようにするにはどうしたらいいのかな?
毎日寄るのではなくて、寄らない時もあって、寄って行くときもあるとき、
それを決めるのはいつも飼い主さんであるようにすればよい。

させないようにするばかりだと、
犬は要求吠えで対抗するようになりますよね。
それは困るじゃないですか。
Choco.のときには、散歩のルートを最初から
おばちゃんち経由にならないようにすることで、
物理的に寄らずにおさんぽもあり。
今日は寄ってもいいと思う時には、
「今日はおばちゃんちに行こうか?」って
誘ってみるようなこともしていました。
全く0じゃなくて、いいことがあるときもある、
いいことがあるときって、ママから誘われるときだね。
そういう働きかけが犬を成長させることになるんじゃないでしょうか?

トレーニングって、いつもいつも我慢では成り立たないですもんね。
犬がわがままなわけではなくて、飼い主さんの
物は言いよう、やり方の工夫次第なんですよね。
そこからアプローチすると「叱らない」が実現しますよね。

久しぶりのれあれあさん。
レイくんに会いに行ってきました。

タコライス
ガトーショコラ

今日もお山は風が涼しかったです。
いつも思うのは、ぎゅってまとまっていなくて
自分のパーソナルスペースは守られていて
仲間の子がちらほら動いているのが見える。
それほど嫌なことはなくて、落ち着ける場。
もちろんみんなが自由にしているので、
気がついたら近くにいてびっくりなんてこともあるけれど
でも「ごめんごめん」ってすぐ離れて行ってくれる。
よく慣らすのに、小さな刺激からだんだん大きな刺激に…っていわれるけど、
ふだんのお散歩でそんなことはなかなか現実的ではないですよね。
散トレでは時に小さい刺激、中っくらいの刺激、大きい刺激が
ランダムにあるけれど、環境がそれらをオブラートに包んでくれている場。
だから、受けたイヤダと思う刺激を引きずらないで済むんだと思います。

ぜひ、小さいころからこういう環境を体験させてあげてほしいなと思います。