昨日の夜、彼から携帯電話に電話が掛って来ました・・。
「おっ、どうも、久しぶりだねぇ・・」
「あのさ、オレさ・・・」
「あっ、この前 K窪から聞いたよ、咽頭ガンになったんだって・・?」
「それでどうしようかと迷っていたんだよ・・。電話で話せるのか心配で。」
「うん、喉に大きなガンが出来ちゃって、近い内に手術することになるけど、声帯も切り取らなきゃならないので、そうすると声がもう出せないから、声が出るうちに連絡したんですよ・・。」
「早期発見だから、完治するんだろう・・?」
「そうでもないんだ、フェーズ3なんだよ。ガンの進行状況を大きく分けると4段階の3番目になるんで、かなりヤバイんだよね・・・。」
「でもいまの医療技術なら、声は失っても元気に暮らせるんだろ・・?」
「まぁね、手術はまだ決まっていないけど、今月末あたりか、来月初め頃 になる予定なんだ・・・。」
「何も出来ないけど、完治することを祈っていてあげるよ・・。」
「ハハ、ありがとう・・・」
「じゃ、頑張って・・」
「ウン、じゃぁね・・・」
そんなワケで、彼から突然電話をもらったんだけど、自分が考えていたよりも意外と明るかったです・・。
声を失うのはもう覚悟したようで、後はガンが他に転移しないように気を遣った生活になりそうですね・・。
それから、奥様も犬たちも元気だとか・・。
これが彼の声を聞くのが最後になると思ったら、胸がぐっと詰まった・・。
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