又してもMTBツアーのお話でございます。
“関所破り裏街道地獄コース信州&上州編の巻”
□日 程 1泊2日
□行 先 長野県 北八ヶ岳大河原峠~群馬県下仁田 70km
□ルート 【1日目】
新宿→(列車)→茅野→(タクシー)→大河原峠→(MTB)→双子池
→(MTB)→雨池→(MTB)→鷽の口→(MTB)→曽原ノ湯(泊)
【2日目】
曽原ノ湯→(MTB)→大上峠→(MTB)→下仁田→(列車)→東京
□コース案内
1日目の走行距離は35km。スタートの大河原峠が最高標高点と
なっており、標高1900m、フィニッシュの曽原ノ湯が標高700m。
標高差1200mの『極楽落下地獄コース』でございます。
大河原峠から北八ヶ岳特有の池塘、双子池を経て、鷽の口へ
20kmのダートコースを突っ走ります。
残りの15kmは舗装路で曽原ノ湯へ「ビール、ビール、ビール!」と
叫びながら走るのでございます・・。w
宿に着いたら「風呂っ!風呂っ!ビール、ビール、ビール!めし!」
だけんネ!^^)
正調日本の朝が明け、「朝湯、朝湯!」と2日目が始まります・・。
走行距離は35km、信州から上州へ抜ける裏街道でございます。
上り標高差580m、約10kmの関所を・・、
「チミははたして無事に超えられるのか?」
と超難関コースでございます。
ヒーヒーッ必至の上りも余地峠で終わりで後は
下仁田へ「ネギ、ネギ、ネギ~!」と下ります。
下仁田からは上信電鉄にて高崎へ。
「ダルマ弁当、ダルマ弁当~!」「とり飯、とり飯~!」
と言いつつ東京へ向かうのでございます。
□宿泊先 曽原ノ湯「曽原館」 1泊2食付 6,500円
今回はいつもの3人と初参加の初老のオジサン(43才)1人を入れて
4人旅でございます。
我々はいつものように新宿から指定した列車と箱に新宿、八王子組が合流したのですが、初老の初参加のオジサンが乗って来ません。(`Д´≡`Д´)??
「何?怖気づいたかぁ~?」と思っていましたら、
ナント韮崎から乗って来たのでございます・・。w
茅野駅から大河原峠までタクシーに乗ったのですが、流石に4台
のMTBは無理なので、2台に分乗したのでございます。
駅から車の入れるギリギリまで登り、所要時間は1時間10分。
タクシー代は1台11,000円も掛かりました・・。(高っ!)
早速自転車の組み立てを開始します。
やはり真性体育会バカの奴隷1号のウスラと初参加の初老の
オジサン(43才)は手こずっております。w
ウスラはオジサン達に感化され、なんと25万円ナリのニューMTBを
買ったのでございます。(金は持ってるようで・・w)
今回は我がMTB同好会は新兵器を導入いたしました。
ムフフ、それはトランシーバーでございます。
N岸くんが4台のトランシーバーをどこからか借りてきたのでございます。
もちろん、運転しながら話せるようにヘッドフォンとマイク付でございます。
これは大正解でございます・・。w
「コチラリーダー、早く来いよ!バ~ロ~!ドウゾ」
「ヘイ、ワッカリマシタ、ドウゾ・・。」てな感じでございます。w
大河原峠からいきなりダウンヒルコースなのですが、ウキウキ気分で調子に乗って、確かめもせず一気に下ってしまったため、最初から
コースを間違えてしまったのでございます。
ナント15分も下ってしまってから気が付いたのでございます。
仕方なく来た道を登るのですが、ダートの登りは我々中年ライダーにとってはもう大変でございます。
(((;-д- )=3ハァハァ
トランシーバーから聞こえてくるのは・・・、
「ゼェー、ゼェー、フーッ、フーッ」ばかり・・。(笑)
ウスラだけが「ま~だですか?ドウゾ」なんてぬかしております・・。w
予定外の登りで予定が狂ってしまいました。
結局昼飯にありついたのは午後2時になってしまいました。初参加のO原氏(43歳)はもう後悔しているようでございます。w
その後は順調に進み、宿に無事到着でございました。
宿に着くと、MTBのお手入れをして、早速お風呂へと入ります。
夕食を待ちながら、今日のルート設定の問題をプランナーである
N岸くんをみんなで責め立てるのでございます。w(除くウスラ)
O原氏(43才)は無類の酒好きでございまして、酒焼けで鼻がいつも赤いのでございます。w
本人は結構気にしているご様子でございます。(笑)
夕食は結構豪勢なお料理でございました。
佐久鯉を中心に、鯉のあらい、煮付け、カニグラタン、鶏のから揚げ、
ニジマスの空揚げあんかけ、山菜、茶碗蒸し、そばでございます。
夜はうわさ話に花が咲き、夜はシンシンと更けて行くのでございます。
朝は予想通りの正調日本の朝ごはんでございました。
質素かつ充実の朝ごはんでございます。
前回のツアーでは、ハム3枚と生卵1個でオカズを3等分に別け、
どうにかごはんを3杯食べたのです。w
味付け海苔、生卵、ニジマスの甘露煮、フキの煮付け、お新香、梅干、味噌汁でございます。
まぁ、これなら何とか3杯は食べられるのでございます。w
食事も終わり、本日の難関の峠越えなのですが、O原氏が・・、
「なぁ、あの峠越えは無理だよ、な?だからここのおじさんに頼んでさ、マイクロバスで峠まで乗せてってもらおうぜ?な?」
と言い出しました・・。w
すると全員が、「おぉ!グッドアイデア!」と言うことになりまして、
旅館のおじさんに、頼みました・・。
「あのぉ、実は余地峠を越えて、下仁田に出たいんだけど、怪我人が出て自転車じゃ峠越えは無理なのでマイクロバスで峠まで送ってもらえないっすか、ネェ?」
するとおじさんは言いました・・。
「・・・ヨ~ガス!」w
余地峠までは遠いので、大上峠まで送ってもらうことになったので
ございます。
マイクロバスに4台のMTBを積み込み、さっそく送ってもらったのですが、急な坂道をバスでさえ40分ぐらい掛かったのでございます。
この峠を我々のパワーで登れば、6時間、いや、1日は掛かってし
まうでしょう・・。|ι´Д`|っ<ダメポ
又しても“コース設定に問題あり”、が発覚してしまい、皆の冷たい
視線にN岸くんは大きな体が小さくなっておりました。w
おじさんには、タバコ代として3千円あげました。
おじさんはそんなはした金は要らないと言ったのですが、強引に
受け取ってもらったのでございます。w
大上峠からはずっと下りでございます。
「アァ~、後続車聞こえますか?ドウゾ・・。」
「エェ~、聞こえません。ドウソ・・。゛」(byウスラ)
とトランシーバーのやり取りをしながら、一路下仁田へ向かったのでございます。
駅に着きますと、駅前でどうどうとMTBをばらしまして、輪行バッグへ収納したのでございます。
O氏がウスラからタダで譲り受けたMTBが中々分解出来ません。
ウスラは「このMTB欠陥品なんですよネェ・・。」とのたまった。
「なんだ?だからタダでくれたのかよ~?」とO原氏・・。w
やっとのことで、MTBを分解して輪行バッグに入れたところで、
恒例のビール&そばの打ち上げ式でございます。
ビールを飲んで、そばを食べて、後は帰るだけでございます。(完全無欠のオヤジでございます。)
嗚呼・・、あの峠に登っていたら、まだ超えてないな・・。w
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