先週末の講座中、教室から眺める景色にしばし見とれていた。講座が終わり、窓から秋の収穫の光景を楽しんだ。川のほとりで、大きい田んぼとは言えないが、米づくりに精を出す人と黄金色に染まる風景は心に沁みるものがある。
むかし、稲によって成長するスピード違うということを聞いたことがある。速いのを「早稲(わて)」、一般的なのを「中稲(なかいね)」、そして遅いのを「晩稲(おくて)」という。
米の品種や天候によって、生き物だから当然稲の成長も違う。とくにブランド米を生産する農家は日々の稲の成長に細心の気配りしているのをよくTVでもよく見かける。
稲刈りはしっかりと稲が育ち終えたのを確認して行う。その時の黄金色に輝く稲穂は、生そだちこうべを垂れる。その光景は、いつ見ても美しい。
リポート&写真/ 渡邉雄二
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