初秋の陽射しをあびる栖鳳池
平安神宮の名勝「神苑」は、人の手で造り出されてから100年以上経つ。長い間、人の手が入りながらも大いなる自然の姿になっている。総面積約33,000㎡(約10,000坪)の広大な面積をもつことで自然の営みが体系化され、その中に日本の庭園の美しさが整い耀きを放っている。
神苑は社殿を囲むように四つの庭から形成されている。春の紅しだれ桜、初夏の杜若・花菖蒲、秋の紅葉、冬の雪景色と四季折々に風光明媚な趣を見せる。紅葉の前の、青々と茂る神苑は多くの人を迎えるための自然の営みが随所に見えていた。平安神宮ならではの神々しい風景が訪れる人の心を平安へといざなってくれるだろう。
以上が栖鳳池に浮かぶ尚美館(貴賓館)と泰平閣(橋殿)
中神苑の蒼龍池に生息する睡蓮と燕子花など
泰平閣(橋殿)からみる風景
リポート&写真/ 渡邉雄二
尾道・文化紀行 https://asulight0911.com/hiroshima_onomichi/