2週間で小説を書く! (幻冬舎新書)清水 良典幻冬舎このアイテムの詳細を見る |
♪「2週間で小説を書く!」清水良典著 幻冬舎
随分前に本屋で目に付いたので買ったが、暫く「積読状態」だった。
この前本棚やリビングを整理し、積読本をまず読もうと思い、手に取った。
筆者は文芸評論家で、小説を書くための大切なポイントを整理している。
第一章は「小説の入口」
創作メモの作り方とか、人物や情景、感情ののスケッチの重要さを解説する。
第二章は「小説の中身」
小説の中身の構成のしかたを説明している。結構興味深い。
第三章は「小説の出発」
小説完成と売り込みに向けた注意点。
もちろんこの本を読んだからといって、明日から小説が書けるわけではない。
でも文芸評論家の筆者は、「書くだけなら小説は誰にでも書ける」と断言している。
本書には14の課題があり、それぞれが小説を書くためのテクニックを磨くために設定されている。
それをクリアしてゆくと小説家としての入り口に立てるらしい。
もう少し時間があれば、この設問に従って文章を書いてみたい。
少しはましな文章が書けるようになるかな?
ただ筆者も言っている通り、小説が書けることと本が売れることは別問題。
売れる話を書くのは至難の業だ。まして印税生活なんて、夢の夢。
でも一方では「乳と卵」のように、訳が分からなくても賞を取っていつの間にか有名作家の仲間入りをする人もいる。(これから売れるかどうかは疑問)
なんか不公平な業界だなぁ。