呑む気オヤジ/蔵王山麓蓬莱庵便り

訳アリで山暮らしから都会に戻ったオヤジの日記。合唱も映画もドライブも温泉も、たまには俳句も・・・😄

コンサートの反省会、の続き~男声合唱団

2008-03-09 | コンサート・LIVE・演劇などの話
シュナイト+神奈川フィルの素晴らしき「田園」を聴いたあと、例によって反省会に出かけた。
場所は桜木町駅近くの某居酒屋。
僕たちがコンサートの余韻に浸りながら呑み始めたのが5時過ぎだ。
ちょっと仕切られた店の奥のスペースで、僕たち5人のテーブルのほかに20人分ぐらいの席が用意されていた。
ほどなく中高年のオジサマがたの集団が入ってきた。ワイワイガヤガヤと楽しそうだ。
僕たちの隣のテーブルでなにやら楽譜を揃えている方がいらっしゃる。
僕たちは呑んで音楽の話をしながら、横目で「何の楽譜だぁ?」と興味津々。
メンバーが揃ったらしく乾杯かと思ったら、やおら一人の若い方が手を振り上げた!
小さな声で、素晴らしいハーモニー!!おぉ~、どこぞ男声合唱団の方々か!
ワンフレーズ歌い終わると、「乾杯!」
なるほど、合唱団の乾杯時のテーマソングなんだ。
いやぁ~、いいなぁ~!
その後は練習の反省なのか、コンサートの打ち合わせなのか、とても楽しそうに皆さんで談笑されている。
時々歌が混じり、そこに次々にハモッたりしていらっしゃる。
うわぁ~、いいなぁ~!
時間も経過し皆さんも三々五々帰られる方も・・・。
僕たちの反省会も10時近くなりお開きにした。
まだ隣のテーブルには数人残っていらっしゃる。
僕は思い切って声を掛けさせていただいた。

やはり想像通り桜木町近辺で練習をされている男声合唱団のう方々だった。
練習後にこの居酒屋に集まって反省会を行うのが日課となっているのとのこと。
僕のメールアドレスをお渡しすると早速今朝メールをいただいた。
月2回の土曜日に練習、約1年半に一度の定期演奏会、不定期のボランティア演奏活動などをされているということだ。
そして練習後は必ず桜木町駅前の居酒屋で反省会。

う~ん、楽しそうだなぁ。参加してみたいなぁ。
たまたま呑みにいった店で出会った合唱団のみなさん、縁があるのかなぁ~。
でも結構本格的に活動されている男声合唱団だ。
僕みたいに合唱曲をほとんど、いや全く知らない者がやって行けるのだろうか。
練習が土曜日というのは大変助かるのだが・・・。
4月以降次男も大学生になり、息子たちと少しずつ家事の分担をしようと思っている。
新しい生活パターンが出来てきたら、合唱団への参加を検討してみよう。
先への楽しみが、またひとつ出来たかな。
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呑む気オヤジの「観る・聴く・丸呑み!」~神奈川フィル「田園」

2008-03-09 | コンサート・LIVE・演劇などの話

♪神奈川フィルハーモニー管弦楽団 特別演奏会
シュナイト音楽堂シリーズ Vol.Ⅷ「フィルハーモニーの原点」

日時・場所 2008年3月8日(土) 15:00開演 神奈川県立音楽堂
プログラム ハイドン:交響曲第82番「くま」/ベートヴェン:交響曲第6番「田園」

神奈川フィルを勝手に応援する会幹事長のYurikamomeさんからお誘いをいただいて、マエストロ・シュナイト指揮の神奈フィル「田園」を聴きにいった。
この組み合わせはCDにもなっており、Yurikamomeさん渾身のお勧めプログラムだ。

ハイドンの後の休憩を挟み、いよいよ「田園」が始まる。
弦の最初の数小節こそ不安定さを感じたが、すぐ直後から厚みも増しとても気持ちのよいアンサンブルとなった。
マエストロ・シュナイトの人柄と音楽性を十分に染み込ませたような、ゆったりとしてとても温かく、そして気高い演奏だった。
ポカポカした太陽を燦燦と浴びながら、田舎道を何も考えずに散歩しているような
たっぷりとマイナスイオンを吸い込んで体中がゆっくり弛緩してゆく感覚だ。
演奏会後の反省会で、Schweizer_Musik先生が仰っていたが、神奈川フィルはシュナイトさんが音楽性の方向を示し、コンマス・石田がきっちりアンサンブルを仕切ってゆく、という抜群のコンビネーションでまとめているとのこと。
なるほど、そういう役割がきっちり果たされてこのアンサンブルになるんだな、と得心がいった。
神奈川フィルは本当に素晴らしいオーケストラだ。
ちょっとした些細なミスや不安定さなどどこのオケにもあるもの。
そういったものを超越した魅力がある。
聴衆も「おらが村のオーケストラ」という自負と温かい目で見守っている。
僕も縁あって神奈川県民となった。これからもとことんお付き合いして行きたい。

毎回恒例の演奏会後の「懇親会」
先ほども触れたようにSchweizer先生のお話は、とても興味深い。
やはり専門家の聴き方、観方は僕たち素人とは全然視点が違う。
「運命」と「田園」は表裏一体だとか、ベートーヴェンは盗聴による早い者勝ちの楽譜出版競争を避けるために引越しを繰り返したとか、面白い話ばかり。
メンバーの皆さんは僕の何十倍もクラシック音楽に詳しく、僕が感心する話ばかり。
神奈川フィルの演奏も素晴らしいが、その演奏を聴いたあとにお酒を呑みながら音楽の話で盛り上がることで、より楽しさが倍増する。
コメント (3)
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TULIPについての追伸

2008-03-09 | コンサート・LIVE・演劇などの話
TULIPについてネットを検索していたら、「you tube」にいろいろな映像があった。
そのひとつが「心の旅」のプロモーションVTR
(上記をポチッとクリックしてね!)

73年当時のものだから、当然みんな若いし演奏も溌剌としている。涙もんだね!
(演奏はライブじゃなくてレコードの音源だね)
姫野クンなんて、完全にアイドル然としていてカッコいい。
このyou tubeから、最近の映像も観ることが出来る。
聴き較べてみると、残念ながらメンバーの「老い」は否めない。
姫野クンの声には艶がないし、音程も不安定。
みんな60歳近いわけだし、やっぱりそろそろ潮時なのかもしれない。

しかしこれだけネットが普及し便利になると、何でもありだね。
何十年前も前の映像だって、チャチャッと出てきてしまう。
便利といえば便利、でもちょっと怖い…。
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