今日は息子の学費(銀行窓口のみ)や税金の支払いがあったため、午後半休を取った。
ホントは、朝銀行に立ち寄って用事を済ませてから出社すれば、11時前には到着できるのだが、たまには良いでしょう!?
3つの銀行を回るため、川崎まで戻ってきた。
昼飯を食べて銀行を回り終わったのが3時過ぎだった。
さぁ、どうしよう。
携帯で川崎近辺の映画情報を見てみたら、お~、チネチッタで「うた魂♪」やっているじゃないか!
それで久しぶりにチネチッタで映画を観ることにした。
「うた魂♪」は、前から観たい映画だった。
合唱界に身を置くことを決意した者(?)として、この映画は見逃せない。
北海道の某所の高校の女子合唱部が舞台。
ソプラノのパートリーダー荻野かすみ(夏帆)は、歌が大好きで実力もピカイチの女子高校生。
生徒会長でイケメンの牧村に想いを寄せるが、牧村に「キミの歌っている姿、表情は素晴らしいけど、産卵時の雌鮭の顔だね」と笑われる。
すっかりやる気をなくすかすみ。
隣町の湯の川学院高校のヤンキー男声合唱団を率いる強面の権藤(ゴリ)。
番長の権藤は、中学の時にストリートミュージシャンが歌う尾崎豊の曲に魅せられて、合唱で尾崎をソウルフルに歌い上げる。
落ち込んでまともに歌えないかすみに、権藤は「合唱なめるんじゃね~よ!」と凄む・・・。
上野樹里の出世作「スゥイングガール」に繋がる高校生の音楽部活モノ。
基本的にコメディーで、ゴリの演ずる権藤やヤンキー男声合唱団なんて現実離れしていて笑えるんだけど、妙に惹き込まれる。
みんな活き活きと歌っている。まじめな女子も不良男子も!
老若男女、不良だろうがヤクザだろうが、誰もが音楽には心癒される。
読書は嫌いでも、音楽が嫌いな人はまずいないだろう。
音楽って凄いね、偉大だね。
「みんなで歌うって楽しい!楽しくなくちゃ合唱じゃない!」という台詞があった。
まさにその通り!音を楽しむから『音楽』だ!
映画を観ていて、いろいろな場面でウルウルしてしまった。
平日の午後で、内容もちょっとマニアック?なためか、観客は4~5人だった。
女子高生の合唱を観ながらウルウルしている変なオヤジに気づく人は、いなかったようである・・・。
PS)
主題歌で、劇中でも合唱コンクールの自由曲として歌われているのがゴスペラーズの「青い鳥」
これがなかなか良い曲だ。これから合唱祭などで流行るんじゃない!?