市川稔の米(マイ)情報

金のおむすびから考える

コンビニNO1のセブンイレブン


アメリカで発達したチェーンストア理論というものがあります。

小生も若い時にずいぶん勉強させていただきました。


効率的な運営、受発注、専用の物流センター、研修所、事務処理。

店舗という最終手段の後方で動くすべてをシステム化するもの。

数の力でメーカーに圧力を掛け安く販売し顧客を集める。

そして利益を上げる。


日本でも基本は同じですが、日本流となり進化させました。

その代表例がコンビニでしょう。

セブンが一店舗、一日の売上高でも他を圧倒しています。


販売する商品がどんどん入れ替わる。


これはすごいこと。


PB比率がダントツ日本一。


自社のオリジナル商品、PB商品が売上に占める割合が大きい。


これはひとつの流通革命であります。


おにぎりをコンビニで売る


おでんをコンビニで売る


今ではあたり前ですがこれも画期的なことです。



セブンは「プレミアム」と「金」でPB化を進めています。


価格訴求


から


価値訴求


へのシフトだと言っています。



いよいよおにぎりも


「金のおむすび」

として販売が開始されました。



さっそく買ってきて食べてみました。






さすが、金を名乗るだけのことはあります。


他のコンビニとの差が開くばかりですねぇ。


ただ、工場生産ではどうしても「増粘剤」や「PH調整剤」を使う。


きゅうさんでは使いません。



おむすびを探求するのはおむすび屋を経営している者として嬉しいこと。


消費者がおむすびに関心持ってくれること。

全体消費が増えることがなによりだ。


たかがおむすびだけどされどおむすび。


「きゅうさんのおむすび」は負けません。


でも、これでよいということはありません。


原点に戻り一から見直してより美味しいものを提供できるよう努力します。



報道2001 2014年4月27日


特集されました。

勉強になります。↓



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