市川稔の米(マイ)情報

牛丼安売り戦争がもたらすもの

牛丼といえば吉野家だったがそれは変わりました。

大手3社

吉野家

すき家(ゼンショー)

松屋


先に仕掛けたのは、すき家であり松屋。
メインの牛丼を値下げした。

吉野家は様子を見たが結果は惨敗。

3月には2割も売上落ち込む。

仕掛けたすき家は客数大幅増で売上は増加。
コメもコシヒカリにグレードアップと宣伝。

期間限定ながら吉野家も270円で応戦。
それも4月12日で終了。
そのキャンペーン期間中からクーポン券を出している。
(クーポンの罠に嵌ると怖いことに・・・)

松屋は通常価格320円を23日15時まで250円で。

すき家は280円を都市部に限定し250円。

いやはや仁義なき戦いですなぁ。


吉野家 7~13日 270円
すき家 9~21日 250円
松屋  12~23日 250円

松屋はみそ汁付いてる・・・


体力勝負となると、

自己資本比率

吉野家 約60%
すき家(ゼンショー) 約13%
松屋  約60%

M&Aで規模拡大中であり元気があるのはすき家のゼンショーさんでしょうか。
自己資本比率低いのが気になる。

一番堅実なのは松屋さんですね。
わき目もふらず本業一筋。

吉野家さんがM&Aがイマイチうまく行っていない。
本業の牛丼も評価いまひとつかな。

ハンバーガー業界を見るとよく分かります。
マックの一人勝ち状態。
他のチェーンは影薄いですね(失礼ながら)
日本中どこ見てもMのマークになってしまった。

牛丼はどうなるのだろうか?

どこが残るか?

他社を蹴り落とす?

価格勝負でなく「うまさ」で勝負するところあってもよいと思うけど。

今の状態では、とりあえず胃袋満たすために牛丼食べているのであって、ブランドで食べているのではないと思う。

現実は厳しいですね。

値下げ戦争の行く付く先は見えていますが。

中小零細も大変だが、大手チェーンも生き残りをかけて大変な状況になっている。


これも現代ニッポンのひとつの姿。

「その後」に注目したい。

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