日本は世界5位の農業大国という本が講談社から発売されたのを記念してのパーティです。
政治家も国も「自給率」「自給率」と騒ぎ、このままでは日本農業は大変なことになってしまう。
農業は大変だ。
だから国が支援しなければならない。
そうやって不安感を煽り、予算(税金です)をたっぷり使うことに成功してきた。
それらの矛盾を数字や例を詳細に示し反論しているのがこの本です。
農業経営者という月刊誌を出している会社が主催。
発起人代表であり、社長である「昆 吉則」さんの言葉に、
「ベルリンの壁はハンマーでは壊れないが、民衆の意思で壊すことが出来た」
農業界も長いことおかしな理論がまかり通っていた。
それらを壊し、新しい発想で新しい農業を切り開いて行く。
古いものを大切にしながら、新しい考えかたで日本の農業を切り開いて行く。
日本国内にとどまることもない。
世界に日本の農業技術を出して行くことも。
さて、この手の本にしては売れ行き好調とか。
発売し2ヶ月弱ですがすでに2万部突破だそうで、これからが楽しみです。
国民は真実を知ることが一番大事。
小生の意見。
昔、アメリカのケネディ大統領就任演説の一節。
「わが同胞のアメリカ人よ、あなたの国家があなたのために何をしてくれるかではなく、あなたがあなたの国家のために何ができるかを問おうではないか。わが同胞の世界の市民よ、アメリカがあなたのために何をしてくれるかではなく、われわれと共に人類の自由のために何ができるかを問おうではないか。」
今の日本に欠けているものはこの精神ではなかろうか。
バブル期に流行したドラマに「金曜日の妻たち」というものがあります。
いわゆる「金ツマ」です。
「くれない族」
「くれない病」
夫が私になにもしてくれない
「求める愛は人間を不幸にする」
これと同じだと小生は思うです。
自分、家族、組織、
自らが創り出す、
自らが稼ぎ出す、
相手のため、お客様のためを思えばやり方や方法論は見えてくる。
自分になにかして欲しい。
援助して欲しい。
そんなことばかり考えていたら人間ダメになる。
農業に限らず、自分の足で立ち、自分の足で歩く。
足の悪い人には手を差し伸べよう。
足の悪くない人が歩かなければいつか自分で歩くことができなくなる。
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