飼い猫の遠吠え

とにかく気持ちは前向きに寝る間を惜しんでほふく前進・・・

山登りと眼鏡

2020-12-03 23:36:50 | 山登りのたしなみ
眼鏡と登山の相性は、なかなかに悪いものがあります。

自然との闘い。晴れ間や雪では、眩しさにやられ、雨や霧では、水滴が視界を塞ぎます。

自然現象との闘い。口を覆う装備や最近はマスクなどで、眼鏡の曇りが気になりますし、汗かきの自分としては、落ちる汗が視界を阻みます。

後は、うっかりとの闘い。流石に忘れたりすることはありませんが、小屋やテント内で自分の下敷きになっていたり、何かの拍子に落としてしまうと裸眼では探すことすらできません。リアル「めがね、めがね・・・」状態。一人では笑い話にもなりませんから、スペアは必携。これは眼鏡登山者としては絶対の準備です。

その中でも自分にとって一番厄介なのは、やはり汗対応です。
夏から秋の季節あたりは、一歩踏み出す度に汗が落ちてきますから、そんな事に関わっていたら歩けやしません。見た目を考えずに汗をフキフキなおっさんスタイルで臨んでも、タオルは早々に使い物にならなくなりますし、セームは使っているとちょっと肌が痛くなってしまいます。
以前は、せっせと眼鏡拭きなど使っていましたが、いつの間にやらタオルやウェアで拭き取ることも厭わなくなってしまいました。ただ、取って、拭いて、掛け直し、を繰り返し行うわけですから、それはそれでリスクが発生します。眼鏡拭きで拭いたにも関わらず埃が混じっていたのか傷が出来ていたり(これが一番ダメージ大きいです)、掛け外しの繰り返しなどの劣化でフレームが折れたり(めったにありませんけどね。驚くのが樹脂系のフレームは、根元ではなく真ん中からポッキリ折れるんですよ)、足元不注意でバランスを崩したり登山道から落っこちたり(歩きながら拭いてはいけません)、外した眼鏡を落としたり(疲れていると手元が狂いますよね)、掛けようとしてフレームが目に刺さったり(地味ですが被害甚大)。冗談のようですが、一度は経験されたことがあること・・・えっ、無いですか?

それならコンタクトレンズにすればといいのでは? という意見もあります。もちろん、多感な時期にそんな世界に憧れたこともありました。しかし現実は厳しく、ソフトレンズは、医者からNGを頂き、ハードレンズは、2回目の紛失で家計的にNGを頂きました。うっかりさんには、ハードルが高い世界です。後は、埃が目に入った時や装着失敗時や目のどこかにレンズが消えてしまった時や再購入時の費用(?)など、とかく痛みを伴うことがトラウマになっていて、もう一度と言われても、もう踏み出せない気がします。

今回、眼鏡を買い替えましたので、これを機会に安全かつスタイリッシュに眼鏡を拭く方法を確立したいと思います。
何か良い方法があるか、久しぶりにアウトドアのお店にでも行ってましょうかね。
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