数年前にちょこっと流行った酷道という名の国道路線。
タモリ倶楽部の『国道検定』あたりから世間に火がついたように思いますが、そんな酷道好きのバイブルともいえるのが、『酷道をゆく』シリーズです(2まであります。その後、『廃道をゆく』シリーズが登場して、現在『廃道をゆく3』が絶賛販売中です)。
と、一時期一世を風靡した酷道ですが、勘違いされていることが多く、走ってみると大したことが無いなどという意見が聞かれたりもしますが、大事なのは、『国道』なのにも関わらずという視点なのです。それは、林道や過疎地の県道・市道に比べれば難易度は可愛いものですが、
・地域の道路交通の基幹たる幹線道路
・片側一車線以上の広い道幅が確保されている
・歩道が設置されている
・市街地の沿道ではロードサイドショップ等の商業施設やオフィスなどが立ち並ぶ
・山間部でもトンネルや橋梁で容易かつ短時間での通過が実現されている
(Wikipediaより)
という国道本来のイメージを覆すような惨劇が待ち受けているかどうかが、酷道と呼べるかのポイントなのです。
・・・と、何かと書いてしまいましたが、自分はこのような道を走るのが好きなわけではありません。よく、気が付けば泣きながらこういった道を走らされているという実績だけは、枚挙に暇はありませんが、バックが大の苦手というテクニックに大いに難がある自分にとっては、このような場所を好んで走りたいとは思ったことはありません。
そんなある日の出来事です。
2011年8月17日(水) 夕方
鶴御崎から半島を一周して南に行けるかと期待していましたが、道路は、いったん来た道を戻っていかないと南にいけないことが判明。来た道を戻り始めました。
県道をそのままずっと戻っていたはずだったのですが、進んでいったら・・・なんと行き止まり
危うく堤防に突っ込む所でした
鶴御崎へのルートは、大体このような感じの道が続きます
豊後くろしおラインにある空の公園より
海沿いのドライブは気持ちがいいですね
『道の駅かまえ』に到着
ちょっと遅かったようで、店舗は閉まっていました
ここで地図を見ながら目的地を確認していた所、あるものを発見してしまいました。
国道388号線
確か、すっかりうろ覚えの記憶になってしまっていましたが、『酷道をゆく2』で大分県側の整備が酷い状況だったという、そんな道ではなかったかということが思い出されます。確か、酷道の入門編のコーナーにあったように思えましたし、本当に危険な場所は宮崎の先の方だったと記憶していましたので、この部分を通るだけであれば、大丈夫だろうという確信を持って進むことにしたのでした。
道の駅に掲載されていた近隣地図
良く見ていれば、388号線の異常性に気付いていたかもしれません
何だ、あの細いの・・・
それからも、大型車通行不可、県道120号線を走るようにという忠告をことごとく無視して、国道388号線を走り始めてしまったのでした。
アスファルトであることは確かなのですが、轍の跡以外は、全て葉っぱ様なものに覆われており、どこまでが安全な場所かの判断が難しい一車線幅。そこかしこに何とか交差できそうな場所はありますが、ガードレール無しで、そこかしこ崖が崩れていますので、出来れば穏便に済ませたい状況です。来るな、来るな、来るな、と祈りつつ、森に覆われた薄暗い道をノロノロと進みます。そうか、これが酷道なのかと、今更ながら納得と後悔をしつつ、右に左にハンドルを動かします。幸運だったのは、この日が平日であったこと。休日であったならば、自分のような好奇心と無謀を履き違えた人が迷い込んできていたかも知れません。
県境から大分側、あのカーブの先が地獄のスタートライン
あの細さと暗さで数キロうねうね・・・
県境について、ようやく一安心
ここからは大丈夫と、雑誌を読んで予習しておいてよかったと安堵
このような状況ですから、この路線も通行止めになってしまうことが多いようです
それにしても、大型車通行不可と書くより、普通車もやめましょうと書いて欲しいですね
あくまでも大分県側の怠慢ということです
県道120号線や農道があるとはいえ、何とかしてもらえないものですかね
ただ、走ってみて以外だったのは、パッと見では、道が荒れているように見えましたが、林道や峠道にありがちの車がユサユサと上下に揺れるようなことがなく、思ったより快適だったことです。その点は、さすが国道と感じました。が、二度とチャレンジはしませんよ・・・。
その行動力うらやましいです…
よかったら 来てくださいませ
17日PM2時頃に木曽着
決まっている事は
18日御嶽山へ登る事位
宿泊は
お金持ち=ねざめホテル(河童ちゃん達)
その他=木曽駒さんの別荘(岐阜ぺんぎん、その他)
1度 携帯から携帯へメール プリーズ m(__)m
またまた~、自分なんてK林さんの行動力には全くかないませんよ。
昔は、全て車中泊でも全く問題なかったですが、今は、耐えられなくなりましたね(涙)。
充電や洗濯、仕事の都合もありますが、やはり泊まっても安いので、フトコロへの打撃が少ないのは、助かります。
亀の尾ホテル様々です…。
あちゃ~。ブログ見られていないのまるわかりですみません(爆)。
お誘い有難うございます。とはいえ、もう過ぎていますかね?
明日からも仕事でして、行けないのは残念無念。
久しぶりに山登りもしたいのですけどね。
お返事出来ておらずに、大変失礼いたしました。
天候が怪しいですから、皆さんお気をつけて!!