予定していた用事が無くなったため、東京国立博物館で開催中の「建立900年 特別展「中尊寺金色堂」」でも見ようかと上野にやってきました。特に急ぐ予定もなかったため、上野近辺をブラブラしてようと思っていたのですが、通りも店も外国人であふれかえっておりました。春節はもう少し後のはずですが、何ともすごい人気っぷり。人混みが苦手な自分はすぐさま上野公園に避難をすることにしたのですが、そこで目に入ったのが「冬ぼたん」の看板でした。
上野東照宮内にあるぼたん苑は、毎年1月~2月に開催される冬の風物詩。人気スポットの多い上野公園近辺でも静かにゆっくり観賞できる場所でして、自分もひそかに楽しみにしています。といっても、そんなことを思い始めたのは10年ほど前位から。やはり歳を取ってくると花を愛でるようにもなってくるのだなぁと思ったりもしています。
後で確認したところ、前回が2018年に来ていますので、コロナ禍もあってか、6年ぶりの訪問となりました。今までは、2009年、2012年、2015年、2018年と大体3年周期で丁度立ち寄った時に何となく来ている模様ですので、今回も良い頃合いだったのかもしれません。
入場料 1000円。なかなかな金額です。前回来た時は、700円でしたが、ここ数年の物価上昇を考えると致し方ないのかもしれません。それよりも驚いたのは、券売機がおいてあり交通系ICが利用可能となっていたことですね。外国人も多い場所ですから、これから別の支払い方法にも対応していくかもしれません。
霜よけの藁囲いに包まれた冬ぼたん
丁度見頃の時期に来られたようで、殆どの花が綺麗に咲いていました
このような感じで通路沿いに並んで咲いています
第1庭園と第2庭園とありまして、思った以上に広い苑内
正直まだあるのかと途中で思ったほど・・・これなら1000円でも納得です
外国の方も多くいらっしゃいました
日中友好を記念して開園されたようですし、牡丹は中国人の方が興味があるかもしれません
神社の境内ということもあって、周囲も変な建物が目に入らないのも良いところ
日本庭園の背景には、旧寛永寺の五重塔も見られます
牡丹だけではないのが、こちらの面白いところ
この日は、ロウバイや紅梅、冬しらずやフキタンポポなどが冬にもかかわらず花をつけていました
干支の辰や上野ということでパンダなどが一緒に飾られており、楽しませてくれます
結局、閉園まで居ついてしまい、博物館も入館時間を過ぎてしまいました・・・
たまには、こうしたのんびりした休日もいいものです
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