飼い猫の遠吠え

とにかく気持ちは前向きに寝る間を惜しんでほふく前進・・・

弥彦山・・・その前に(国上山観光編)

2008-04-19 23:55:32 | 山登りのたしなみ
『弥彦山・・・その前に(伝説編) 』 より

酒呑童子神社にて、のっけからサプライズを受けてご満悦(?)。
次に何があるのかワクワクします。


この酒呑童子神社脇から伸びるのは、そう国上寺(こくじょうじ)への道
朝日山展望台からも歩けるますが、やっぱり歩いて行きたいのがひねくれもの 山ヤの端くれ



皆さんのレポが羨ましかったので、花があれば写真をバシバシ撮るぞ!
・・・と意気込んでみたものの、この道にはあまり花は無いようで、あったとしてもこんな調子



拙者、接写が苦・・・いや、もういいって






道は、そんなに歩きにくくは無いものの、道の駅から出ている割には山道な感じです



この分岐から、稚児道(蛇崩)経由で国上山山頂までいけてしまうコースもあります
ここをうまく使うと国上山も周遊コースとなります


国上山マップ(燕市提供)




石仏なども多々見られ、歴史を感じます



目を凝らしてみていたものの、花らしきものがほとんど見えず
こんなのがワッシャワッシャと生えているのが目に付きます



神社から歩くこと20分
車道にでると共に、国上寺旧東大門に到着



ここでようやくカタクリの群生にご対面となりましたが
・・・しおしお?



もう、すっかり桜の季節ということでしょうか
道に迷って 行き掛けに通りかかった大河津分水では桜がぶわーっと並んでました



7時、朝日山展望台に到着
先に見えるのが国上山ということは結構近いですね



千眼道吊橋を渡って目指すは、五合庵
良寛さんが約20年にわたって修業をした草庵です



質素なたたずまい
ただ、中ももうちょっと当時のままとしてあると良かったのですが・・・



五合庵の下にある本覚院(だったかな)
こんな苔むしっぷりは好きですね



朝早くなので誰にも会いませんが
観光順路を作られる位に人気のスポットなのでしょうね



石仏わらわら



これが酒呑童子伝説に出てきた「鏡井戸」
「今も悪心を持つ者が、この井戸をのぞくと鬼に見えるといわれる」
とあります。

井戸ものというと、「姿見の井戸」で恐怖に打ち震えた経験を持っているので
あまりこういうものは好きではないのですが・・・ドキドキ・・・






・・・うそっ?

















こんなの映ってたら、ちょっと嬉しい・・・わけないです。



何が映るかは、皆さんの目でご覧下さいませ。




いよいよ国上寺に到着しました
この狛犬さんは、ひそかに上空でお待ちかねでした



縁が深いので良寛さんの像もありましたが



道の駅にあった像のほうがいい人そうです



靴でもOKな本堂ですが、登山者は靴を脱ぎましょうね

・・・遠慮させなくても



本堂脇に国上山登山道があります
いよいよ登山スタートです(とはいえ約25分で山頂ですから気分も楽々)



登山道は、誰でも登れるようにか、階段がメイン

くがみ山 岩のこけ道 ふみならし  いくたび我は まいりけらしも(良寛)



拓けたというよりは、拓いてしまった場所に到着
ただ、まぁ、景色はいいんですけどね



五合目到着、ちょっと疲れている自分が悲しい



あか谷みはらしより
あれは、弥彦山ですね



この先もドンドコ階段です



山頂近くになってくると、いよいよカタクリの群生が道のそこかしこに
・・・ん? また元気が無いですか



沢山ありながら、ピークが終わってしまったからか
何だかこじんまりした感じですね



きょろきょろしながら登ってくると、山頂に到着です
展望台に立ち寄ってノンビリ登っても25分です



山頂は、ベンチと綺麗な芝でなかなか宴会がし易そうです(ヲイッ)



313mとはいえ、海も見えますし、なかなかいい展望が広がります
いい天気でしたらもっと良かったのでしょうが・・・



この山頂付近にも、秘密でもなんでもない場所でカタクリがワサワサ咲いています
ピークの季節だったらもっと凄いんでしょうね



ほら、この咲き始めの中途半端な状態なんて




・・・あれ?




・・・もしかして




朝早く来過ぎただけですか?!


そういえば、寒いうちはまだ咲かないと聞いていたような

早朝出発を旨とする山ヤの習性が裏目に出てしまいました



このまま国上山で開花を待つのか? それとも先を急ぐのか?

悩ましい選択を突きつけられたのでありました


『弥彦山・・・その前に(縦走編)』 に続く

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8 コメント

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裏もみせ表もみせて散るもみぢ (河童)
2008-04-20 08:54:16
のような趣の遊山が素敵です。

私の大好きな良寛さんに、一本っ!
返信する
Unknown (アランチャ@かくたさんだったもんね)
2008-04-20 19:48:17
かいねこさん、こんばんは。
国上山と聞いたときから、ひょっとしたらと思っていたら、やっぱり良寛さんのお山でしたね。
で、読みは「くがみやま」「くにがみやま」「こくじょうさん」さてどれなんでしょうか?

でもってこの時間にレポが上がっているということは、七峰縦走にも木曽駒荘の小屋明けにも不参加ですか?(^^ゞ
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Unknown (まきくま)
2008-04-20 22:43:45
なぜか、拙者… のところで、またばか笑いしてしまう私って、、、、
かなり切ないです。
人の悪そな良寛さんにも、遠慮する登山者にも爆笑。
わたしって、ねこさんの笑いのツボにはまってるのかも。なんか、自分、痛いです。
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散りました(笑) (かいねこ)
2008-04-20 23:33:44
>河童さん

ちょっと狂い咲きのような様相を呈してきましたが、何故かまだまだ続きが出てきてしまいましたので、最後までご覧いただけると嬉しいです。
気張って登るよりも、無理なら無理で楽しみを別に見付ける事も、他の人の山行とは違うお仕着せではないような一面が楽しめていいですね。
河童さんと良寛さん、確かに相通じるものがありますね。有難うございます。
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かくたさんだったもんね? (かいねこ)
2008-04-20 23:39:49
>アランチャさん

何とも意味深なネームがついていますが、「国上山」は、「くがみやま」が一番メジャーのようですね。地名としても「国上」(くがみ)ですが、「国上寺」は「こくじょうじ」なんですよね。

木曽駒荘、小屋明けなんですか?!
うわぁ、いいなぁ。行きたくても行けなんですが、皆さん行かれたのですか?? 七峰は・・・出走前リタイアです(恥)。
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曇りの早朝 (かいねこ)
2008-04-20 23:45:36
>まきくまさん

まきくまさんのツボになるとは、こちらとしても嬉しい限りです。こんな所にツボになって頂けるだけでも有難いですが、困ったことに狙ってないのですが・・・。しかも、痛いって言われましても、書いている方はどうしたらいいのですか・・・。

しかし、曇りの早朝というのは、本当に写真を撮るのが難しいですね。本当に下手、と笑われてしまったので、次の記事では頑張ってしましたよ。ふんっ。
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補足です(笑) (アランチャ)
2008-04-21 00:27:33
実は「角田山」を、ずっと「かどたやま」と読んでおりました。
ですが、他にも読み方が何通りも考えられるのに気が付いて、この前の新潟遠征組のお1人に尋ねてみたら「かくたさん」だったと言う訳です。(^^ゞ
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山の名前 (かいねこ)
2008-04-21 00:33:06
>アランチャさん

なるほど、そういうことでしたか(笑)。
「角田」となると、つのだ、かくた、かどた、かくだ、などなど考えられますからね。

国上山、自分も行くまでは「こくじょうさん」だと思っていましたから・・・。
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