昔から「山と渓谷」を購読している方には、すっかりおなじみのあの独特なイラストと変なチョイスの低山エッセイ。
そう、小林泰彦さんの低山レポの連載です。
最近では、「山と渓谷」の迷走(?)する内容変更に伴い、すっかりズボラなユーザーとなってしまったので、まだ連載しているものかと思って、パラパラと目次まで探してしまいました。後で調べてみたところ、2007年9月号で連載は終わっていたのですが、なんと、29年/345回の連載回数とは・・・正直、驚きです(1979年連載開始ということですから、自分なんてまだ生まれて・・・いますね)。道理でマイナーな内容ながら、昔から妙にイメージに残っているはずです。
特に、低山好きな自分としては、嗜好が合うといいますか、興味を引かれる内容だったのでよく憶えております。ただ、最初に刊行されていた(2001年)「日本百低山」のハードカバーは2,000円超えとちょっと高額で手が出せなかったのですが、今回のは文庫版で1,190円+税と・・・まだ高いですが・・・リーズナブルになりました。文庫サイズですから持ち運びも便利ですから、こちらも助かります。
エッセイですから読ませる文章というよりは、その場の雰囲気を上手に軽快に書いています。特にその土地や山の歴史に触れながら、過去に思いを馳せつつ登っている内容が興味深いですね。名前としては、深田百名山を意識して付けてるのですが、ただ、商業ベースにのせたいが為というよりも、面白みというところで付けているようですから好感が持てます。
文庫版の「はじめに」に、名低山を選択するにあたっての指標を書かれておりました。地方色豊かな低山を選定するなど無理で意味がないと、はじめは考えていたようですが、登っていくに従ってこれぞと思う山があることに気がついたそうです。
【誰でも歩ける】
【知名度が高い】
【山の持つストーリーがある】
【歩いておもしろい、ハイキングの対象となる】
【1500メートル以下】(深田百名山の条件の反対をとったとのこと)
そして
【私が好きな山】
【展望】【山容】などの高山では必須条件のような項目は「除外」というのも低山ならではといったところでしょう。多くの低山を歩いた結果の選択ですから、登ってもいない思いつきの新百m なかなか納得してしまいます。確かに低山というと、自分の活動範囲内のみしか知りませんし、地元民推薦の隠れ名山は、それこそ山のようにあることでしょう。そんなメジャー級の山々とは違った楽しみを4ページのエッセイが提供してくれるというのは、なんとも贅沢なことですね。
もちろん、イラストの視点のマニアックさはステキの一言。
折角なのでどれだか登ったことがあるか数えてみたところ・・・25~27山位のようでした。まだまだ楽しめる山々が沢山あることを嬉しく思いつつ、早速週末にでも出掛けようかウズウズしています。
※ 自分のお勧めを書いてしまうと、当然埼玉びいきと言われてしまいますが、棒ノ折山、荒船山、秩父三峰山、武甲山、伊豆ヶ岳あたりがお気に入り。皆さんのお気に入りはありますか?!
そう、小林泰彦さんの低山レポの連載です。
最近では、「山と渓谷」の迷走(?)する内容変更に伴い、すっかりズボラなユーザーとなってしまったので、まだ連載しているものかと思って、パラパラと目次まで探してしまいました。後で調べてみたところ、2007年9月号で連載は終わっていたのですが、なんと、29年/345回の連載回数とは・・・正直、驚きです(1979年連載開始ということですから、自分なんてまだ生まれて・・・いますね)。道理でマイナーな内容ながら、昔から妙にイメージに残っているはずです。
特に、低山好きな自分としては、嗜好が合うといいますか、興味を引かれる内容だったのでよく憶えております。ただ、最初に刊行されていた(2001年)「日本百低山」のハードカバーは2,000円超えとちょっと高額で手が出せなかったのですが、今回のは文庫版で1,190円+税と・・・まだ高いですが・・・リーズナブルになりました。文庫サイズですから持ち運びも便利ですから、こちらも助かります。
エッセイですから読ませる文章というよりは、その場の雰囲気を上手に軽快に書いています。特にその土地や山の歴史に触れながら、過去に思いを馳せつつ登っている内容が興味深いですね。名前としては、深田百名山を意識して付けてるのですが、ただ、商業ベースにのせたいが為というよりも、面白みというところで付けているようですから好感が持てます。
文庫版の「はじめに」に、名低山を選択するにあたっての指標を書かれておりました。地方色豊かな低山を選定するなど無理で意味がないと、はじめは考えていたようですが、登っていくに従ってこれぞと思う山があることに気がついたそうです。
【誰でも歩ける】
【知名度が高い】
【山の持つストーリーがある】
【歩いておもしろい、ハイキングの対象となる】
【1500メートル以下】(深田百名山の条件の反対をとったとのこと)
そして
【私が好きな山】
【展望】【山容】などの高山では必須条件のような項目は「除外」というのも低山ならではといったところでしょう。多くの低山を歩いた結果の選択ですから、
もちろん、イラストの視点のマニアックさはステキの一言。
折角なのでどれだか登ったことがあるか数えてみたところ・・・25~27山位のようでした。まだまだ楽しめる山々が沢山あることを嬉しく思いつつ、早速週末にでも出掛けようかウズウズしています。
※ 自分のお勧めを書いてしまうと、当然埼玉びいきと言われてしまいますが、棒ノ折山、荒船山、秩父三峰山、武甲山、伊豆ヶ岳あたりがお気に入り。皆さんのお気に入りはありますか?!
色々、お早いですね(笑)。お買い上げ有難う御座います。こんな時、アフィリエイトなんてやっていたら…と頭をよぎったりもしますが、このブログをご覧頂いているレアな皆さんの購買意欲を高めるアイテムを出せる気がしないですからね、ロールちゃん以外に(笑)。
文書は、そこそこですが、山チョイスはなかなか面白いですよ。関東圏が多めですから、気に入った場所をパラパラ読む感じで見ていくのが暇つぶしに良いですよ。
登る機会はないかもですけど、買ってこようかな。
連載のときから百低山ってタイトルじゃなかったっけ?
電車のなかでぱらぱら読むのによさそですねー。私も買っちゃお
これだけ皆さんの食いつきが良いと、何だか心配になります(汗)。ちゃんと(?)一度立ち読みしたから、決めて下さいね。
関東圏の方だからか関西以西のカテゴリーは、ちょっと少なめです。とはいえ、奈良でしたら、二上山、三輪山、大和葛城山、多武峰、吉野山、和歌山で高野山と結構多いですね。名前は聞いたことはあるような気がしますが…。
今のところ、日本百名山と同じように好きな場所をパラパラとするような読み方になっています。
自分が見ていた頃の連載時は、「百低山巡礼」だったかと記憶してます。その前は、確か「低山徘徊」だったかそんなタイトルだったらしいです(適当)。多分、連載で行っていても入ってない山も多いようですね。
文庫版の追加の「日本国」、名前のインパクトでこの記事は覚えていますね。
それならいっそのこと365にすれば良かったのにね(^^ゞ
一日一低山で回る人が出てきそうな気が・・・
あっ、でも関東が多い?とはいえ全国区ですよね。
でも移動日を考慮して一年で回るなんていうのもアリでしょうけど(笑;
ねこさんも随分ブランクがあったのですね。
今更知りました。
入院でもされてましたか?
ロールちゃんで元気を復活・・・いやこの日本百低山で頑張ってくださいね・・・・それは我らも同じかも^_^;
全然歩いてないですから・・・(~_~;)
sanaeさんも山登りおあずけのようですね(笑)。ブランクあいてしまいましたが、元々かなり不定期ですからね(笑)。入院はしてませんからご安心を。
全て日帰りですが、島もありますから一日一山は大変そうですよ。sanaeさんとトシちゃんでチャレンジしてはいかがですか?
そうそう、365までにすると、まだ終わって居ない計算になりますよ。連載月イチですからね。
ヤマケイ離れと共に忘れていましたが
今改めて読んでみたくなりました。
このセンスに 技ありっ!