この物語は、フィクションです。かいねこの妄想で出来てます。もし同じシチュエーションを知っている人がおりましたら、たまたま内容が一緒なってしまっているだけです。いや、本当に。 (´Д`υ)
※ あと、山話は殆どありませんけどね(笑)。写真も無いです(昔の写真を使ってます)。
==
前回、早くも挫折した感がある「興味が無かった人を山に興味を持ってもらう計画」。
当然行ってくれることには、なったのですが…まぁ、大変でした(その辺りは省略)。
で、ようやく山に行くことになりましたが、相手は初心者(自分も毛が生えた程度ですから、威張っては言えませんけど…)ですから、やっぱり最初が肝心なわけですよ。景色かなぁ、歩き易さかなぁ、充実感かなぁ、食事かなぁ、場所かなぁ、なんて、あーでもないこーでもないと、考えておりました所・・・実績? そう!いらっしゃいましたよ。heppocoさんが本格登山を始めたきっかけとなったのが「高尾山」。ということで、そんな体験にあやかりまして、ここを初回のターゲットに選定しました。…大丈夫ですよね、この選択。
「出発時間なんだけど、休日は、混むから朝早く出たいんだけど、平気?」
「平気、平気、任せてよ」 (゜∀゜)=3
(おっ、かなり乗り気になってきたね)
「んじゃま、こっからだと遠いけど、ちょっと遅めにして7時30分くらいに迎えに行くけどいいかな」
「…は」 (゜Д゜)ハァ?
「は?」(´д`*)
「早過ぎるわ!!」 (#゜Д゜)
「…はぃぃ。じゃあ何時頃で?」((((゜Д゜;)))
「ん~、やっぱり9時かな」
(遅っ!)( ̄□ ̄;)!!
・・・そして当日。
前日の激務から寝不足の身体に鞭打って家を出てみれば、理由不明の仁義無き大渋滞。いつもは、夜明け前に出掛けているので、それほど気にならなかった渋滞も、9時集合もそこそこ早いという世間の常識にやられちまいました。
自分の家から、集合場所に行くまでにも、自分が遅刻しそうになる位の混みっぷり。真っ赤な首都高地図を見ながら、とてもとても午前中で高尾山に行ける気がしないと判断しまして、急遽変更することとなりました。ま、何となく予想していたので、代替案もちゃんと用意はしていたんですけどね。それが今回の目的地、筑波山なのでした。
筑波山といえば、自分が最初に気合いを入れて登った山ですから奇しくも偶然一緒となったわけです。
ここなら、首都高の渋滞とは無縁ですからすいすい進みます。ただ、筑波山神社の駐車場を目指してましたが、俄かに渋滞となってしまいました。TXが出来てから、筑波山人気がまたまた急上昇と聞いていましたが、渋滞になるほど人気があったのか?と不思議に思っていましたが、見ると「筑波山梅まつり」を開催しているためのようでした。今回は、都合よく(?)、道に迷ってあらぬ方向から進入したため、メインの大渋滞の道には巻き込まれず、なんとか下の臨時駐車場に駐車することが出来ました。
折角なので、筑波山登山前に梅を堪能。白梅と紅梅の二種類が斜面いっぱいに広がっておりまして、ちょうどピンクの梅は満開でした。今年は、梅に縁があるようで、小梅太夫、熱海、川崎、筑波山と今回で三回目の梅見となりました。結構広い敷地でしたから、山登り前のいい準備運動となりまして、その勢いでいよいよ筑波山に挑戦です。
まずは、筑波山神社で無事を祈願です。大きな鈴に驚きながら、ケーブルカーに向かいます。
折角なんで
「こっちの道は、ケーブルカーを使わないコースなんだけどどうかな」
なんて話を振ってみたところ、
最初の階段を見上げながら
「無理」 《゜Д゜》
と一言。まぁ、そうだよね…。
そうそう、格好ですが、自分は、街トレッキングシューズにGパン…もといデニム、暖かめな山インナーといったところで、山ヤにならない格好できめてみました。Y嬢(あくまで仮名)は、Gパン…いやだからデニムとスニーカーで、後は普通の街の格好のノリです。
団子を食べ食べ、ケーブルカーを待ちます。そして、出発から8分で、宮脇駅から筑波山頂駅に到着です。ここから、男体山まで400メートル、女体山まで600メートルですから、ま、登山入門としては、最適ですね。
まずは、近くの男体山へ。最初は階段、後に石の登りを登ると…祠とちょっと狭めの山頂に到着です。これで百名山を一つ制覇したわけですが、Y嬢は、ちょっと拍子抜けしたようで「もう着いたの?」と余裕の感じ。
こちらは、展望も少なく、煮炊きをする登山者がそこかしこ。Y嬢を見ると、明らかに変な顔をしています。
「なんでこんな所で宴会してるの?」(´・∀・`)
「・・・何でって、山頂に着いたからでしょう」
「だってここ観光地だよね…」《゜Д゜》
「・・・」ヽ(´Д`;)ノ
Y嬢のイメージ的には、一般観光地で宴会を始めた暴走観光客のように見えたらしく、なんだこいつら的視線をのぞかせておりました。自分は、心の中で、
長くやってれば、いつか分かるよ・・・ と。
再び筑波山頂駅に戻りまして、お昼を食べます。自分は、Y嬢の選択により「ちゃんぽんうどん」に。店員さんに二回も「辛いですよ」と聞かれ、やや心配したものの、辛さも屋外で食べれば意外に心地よいものとなりました。うーん、でも汗だく・・・。
その後は、ついに最高峰の女体山に挑戦です。とはいっても、道が平坦なんでそれほど苦にはならないはずです。時期が早くて、全く咲いていないカタクリ群生地を過ぎ、ガマ岩に…。
ガマの口に石を入れると金運がアップするというスポット。自分は、2回目にして楽々入りましたが・・・隣で必死こいてる人が1名・・・。
それから、全く疲れを見せることなく、女体山山頂に到着。・・・って、やはり楽すぎましたかね。女体山の岩場に向かい景色を一望。ちょっとガスってましたが、なかなかの景色に感動!!したようで、ちょっと安心しました。断崖を怖がる気配も見せないのは、なかなか素質がありそうです。
それから、帰る時には、下山道を降りることは拒否されましたが、今度は、今回行けなかった高尾山にも行ってみたいと思ってくれたのは、いい傾向ですかね。
最後に、ケーブルカーを待ちながら、
「あのさ、さっきからずーっと気になってるんだけど、みんなかぶってる
チューリップハットは、
登山界では流行なの?」
あぁ、これのことね
確かに、見れば、山ヤな面々のほとんどが、この帽子をかぶってますね…。
「あれは無理…」
あぁ、そうですか。
自分は三つ持ってますよ
と、心の中でつぶやきながら、
いつの間にやら世間とのギャップを感じるようになっていた今日この頃。_| ̄|○
皆さんも是非、こんなことに負けずに、どんどん山ヤを増やしましょうね!!
※ あと、山話は殆どありませんけどね(笑)。写真も無いです(昔の写真を使ってます)。
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前回、早くも挫折した感がある「興味が無かった人を山に興味を持ってもらう計画」。
当然行ってくれることには、なったのですが…まぁ、大変でした(その辺りは省略)。
で、ようやく山に行くことになりましたが、相手は初心者(自分も毛が生えた程度ですから、威張っては言えませんけど…)ですから、やっぱり最初が肝心なわけですよ。景色かなぁ、歩き易さかなぁ、充実感かなぁ、食事かなぁ、場所かなぁ、なんて、あーでもないこーでもないと、考えておりました所・・・実績? そう!いらっしゃいましたよ。heppocoさんが本格登山を始めたきっかけとなったのが「高尾山」。ということで、そんな体験にあやかりまして、ここを初回のターゲットに選定しました。…大丈夫ですよね、この選択。
「出発時間なんだけど、休日は、混むから朝早く出たいんだけど、平気?」
「平気、平気、任せてよ」 (゜∀゜)=3
(おっ、かなり乗り気になってきたね)
「んじゃま、こっからだと遠いけど、ちょっと遅めにして7時30分くらいに迎えに行くけどいいかな」
「…は」 (゜Д゜)ハァ?
「は?」(´д`*)
「早過ぎるわ!!」 (#゜Д゜)
「…はぃぃ。じゃあ何時頃で?」((((゜Д゜;)))
「ん~、やっぱり9時かな」
(遅っ!)( ̄□ ̄;)!!
・・・そして当日。
前日の激務から寝不足の身体に鞭打って家を出てみれば、理由不明の仁義無き大渋滞。いつもは、夜明け前に出掛けているので、それほど気にならなかった渋滞も、9時集合もそこそこ早いという世間の常識にやられちまいました。
自分の家から、集合場所に行くまでにも、自分が遅刻しそうになる位の混みっぷり。真っ赤な首都高地図を見ながら、とてもとても午前中で高尾山に行ける気がしないと判断しまして、急遽変更することとなりました。ま、何となく予想していたので、代替案もちゃんと用意はしていたんですけどね。それが今回の目的地、筑波山なのでした。
筑波山といえば、自分が最初に気合いを入れて登った山ですから奇しくも偶然一緒となったわけです。
ここなら、首都高の渋滞とは無縁ですからすいすい進みます。ただ、筑波山神社の駐車場を目指してましたが、俄かに渋滞となってしまいました。TXが出来てから、筑波山人気がまたまた急上昇と聞いていましたが、渋滞になるほど人気があったのか?と不思議に思っていましたが、見ると「筑波山梅まつり」を開催しているためのようでした。今回は、都合よく(?)、道に迷ってあらぬ方向から進入したため、メインの大渋滞の道には巻き込まれず、なんとか下の臨時駐車場に駐車することが出来ました。
折角なので、筑波山登山前に梅を堪能。白梅と紅梅の二種類が斜面いっぱいに広がっておりまして、ちょうどピンクの梅は満開でした。今年は、梅に縁があるようで、
まずは、筑波山神社で無事を祈願です。大きな鈴に驚きながら、ケーブルカーに向かいます。
折角なんで
「こっちの道は、ケーブルカーを使わないコースなんだけどどうかな」
なんて話を振ってみたところ、
最初の階段を見上げながら
「無理」 《゜Д゜》
と一言。まぁ、そうだよね…。
そうそう、格好ですが、自分は、街トレッキングシューズにGパン…もといデニム、暖かめな山インナーといったところで、山ヤにならない格好できめてみました。Y嬢(あくまで仮名)は、Gパン…いやだからデニムとスニーカーで、後は普通の街の格好のノリです。
団子を食べ食べ、ケーブルカーを待ちます。そして、出発から8分で、宮脇駅から筑波山頂駅に到着です。ここから、男体山まで400メートル、女体山まで600メートルですから、ま、登山入門としては、最適ですね。
まずは、近くの男体山へ。最初は階段、後に石の登りを登ると…祠とちょっと狭めの山頂に到着です。これで百名山を一つ制覇したわけですが、Y嬢は、ちょっと拍子抜けしたようで「もう着いたの?」と余裕の感じ。
こちらは、展望も少なく、煮炊きをする登山者がそこかしこ。Y嬢を見ると、明らかに変な顔をしています。
「なんでこんな所で宴会してるの?」(´・∀・`)
「・・・何でって、山頂に着いたからでしょう」
「だってここ観光地だよね…」《゜Д゜》
「・・・」ヽ(´Д`;)ノ
Y嬢のイメージ的には、一般観光地で宴会を始めた暴走観光客のように見えたらしく、なんだこいつら的視線をのぞかせておりました。自分は、心の中で、
長くやってれば、いつか分かるよ・・・ と。
再び筑波山頂駅に戻りまして、お昼を食べます。自分は、Y嬢の選択により「ちゃんぽんうどん」に。店員さんに二回も「辛いですよ」と聞かれ、やや心配したものの、辛さも屋外で食べれば意外に心地よいものとなりました。うーん、でも汗だく・・・。
その後は、ついに最高峰の女体山に挑戦です。とはいっても、道が平坦なんでそれほど苦にはならないはずです。時期が早くて、全く咲いていないカタクリ群生地を過ぎ、ガマ岩に…。
ガマの口に石を入れると金運がアップするというスポット。自分は、2回目にして楽々入りましたが・・・隣で必死こいてる人が1名・・・。
それから、全く疲れを見せることなく、女体山山頂に到着。・・・って、やはり楽すぎましたかね。女体山の岩場に向かい景色を一望。ちょっとガスってましたが、なかなかの景色に感動!!したようで、ちょっと安心しました。断崖を怖がる気配も見せないのは、なかなか素質がありそうです。
それから、帰る時には、下山道を降りることは拒否されましたが、今度は、今回行けなかった高尾山にも行ってみたいと思ってくれたのは、いい傾向ですかね。
最後に、ケーブルカーを待ちながら、
「あのさ、さっきからずーっと気になってるんだけど、みんなかぶってる
チューリップハットは、
登山界では流行なの?」
あぁ、これのことね
確かに、見れば、山ヤな面々のほとんどが、この帽子をかぶってますね…。
「あれは無理…」
あぁ、そうですか。
自分は三つ持ってますよ
と、心の中でつぶやきながら、
いつの間にやら世間とのギャップを感じるようになっていた今日この頃。_| ̄|○
皆さんも是非、こんなことに負けずに、どんどん山ヤを増やしましょうね!!
飼い猫さんの好きなタイプがちょっと離れているような気もしますなぁ。
野球のカッコをして野球のボールを探しにサッカー場に行ってるような・・・
といいつつ、自分も思いっきり「車の中で待ってる」と言われた人間なので、人のことは言えないんですけど(失笑)。
高尾山より筑波山でヨカッタんじゃないかな・・・と思います、はい。
山っぽいと思われます。
それから・・・言い難いんですけど今さら・・・・
高尾山に行く前に実は、谷川岳を見て(見ただけですよ)
「うひゃ~、山ってキレイ~!」て思ったのもきっかけの一つなんです^_^;
やっぱり美しい景色っていうのが大きなポイントですね☆
今や展望の無いマイナー低山も好きですけど(笑)
お次は何処へ???
ブログでみなさんとこうして接していると、いつしか「山ってメジャー?」って錯覚を覚えちゃうんですよね。
普通の人?と接した時に、妙なギャップが芽生えちゃったりと(汗)。
私は飲み会(って言いましても、最近めっきりないですけど…)の時には、いわないようにしています。
やっぱり山はマイナーなんですよねぇ…。
職場の人に山をやっているって知られた時、とっても変な人扱いされちゃいました(涙)
チューリップハット、私も当然かぶってます。風で飛ばされても嫌ですからねぇ。
良かった~、まゆ太さんもかぶってるんだ~。
そう見えますよね…。そんな気はしていたんですけど、故意に盲目…もとい恋は盲目って奴なんでしょうね(きゃーっ)。
mymt804さんのエピソードの方が、ちょっと凄いんですけど(汗)。ま、頑張りましょうね。
そうです「高尾山」=heppocoさんでしたよ。でも、結局「筑波山」にしてしまいましたが、やっぱり「高尾山」じゃないといけなかったんですよ…えっ!?「谷川岳」?そうですか、谷川岳ですか。今度は、heppocoさんのアドバイスを元に、一気に谷川岳に行ってみたいと思います(爆)。
次は、通常山行に戻ります(涙)。
中途半端な内容ですみません。これで終わりです。今回は、本当に続きません。続けようがありません(涙)。
そうなんですよね。ブログを見ていると、山好きも結構多いもんだね、と錯覚してしまいますが、世間に戻れば、まだまだマイナーですよね。自分も未だに隠れですし、言うときは、「山登り」ではなくて「トレッキング」なんて使ってますし(笑)。
自分も長旅を続けておりまして、ようやく社会復帰が出来そうな所です。お越しいただきながら、お返事が遅れてすみませんでした。
「彼女疑惑」って、疑惑だったんですね。皆さん、続き続きと言われてますけれど、続きはありませんからね。あるとすれば、その後の話ですが、これは、この後のブログにて(泣笑)。
チューリップハット…そんな風に言われるとは思いませんでした(汗)。まゆ太さんも剣山ではご夫婦でチューリップでしたね、ちょっと笑ってしまいました(失礼)。自分も、何も気にせず登山中はずっと被ってましたが、これからは、ちょっと恥ずかしくなるかもしれませんね(笑)。
もっと遅れてしまいました(笑)。
こう考えると、山もマイナーですし、山の行為もやっぱり不可解な世界なんですよねぇ…。乗り物があるのに時間をかけて自力で登ったり、山頂で煮炊きしたり、山中にテントで泊まったり、チューリップハット被ったり(笑)。
まるちさん、山ヤでしたら、おそらく皆さん持ってますから大丈夫ですよ。