お菓子の太子堂
駅ビル内に店舗を構えるお菓子の専門店、太子堂。
祖母が好きだったこともあり、我が家でも定番に並ぶお菓子の一つでした。
我が家では、芋けんぴやごついかりんとうが人気で、祖母のお土産でおやつとして登場していました。
基本茶色系の素朴な昭和のお菓子がメインのため、
お洒落で美味しいお菓子が溢れる昨今、子供はもちろん大人でもなかなか手にする機会が少ない商品が多く、
今のご時世では、厳しいかなと思ってしまいます。
自分も正直、40代になるまではほとんど興味が無くなっていて、訪問する機会も年に数回という程度でしたので、
大宮店が閉店した時も、子供の頃からの思い出の地が無くなったという寂しい気持ちはありましたが、
まぁ致し方なしかなという感想でした。
その後、たまたま訪問した駅ビルに太子堂の名前を見つけ、懐かしさで訪問したのですが、
何と言いますか、ほっとしたのを覚えています。
そして、小さな店内を眺めていくと、ある言葉が浮かびました。
大人の駄菓子屋
年齢にお店があってきたのでしょうか。自分の嗜好が変わってきたのでしょうか。
特にお酒のアテになる乾きものが「小」「大」と透明な袋で量り売りされているのは、とてもイイです。
函館こがね、かわはぎ、穴子など、コンビニの中身が入っているのかわからない量で売られているか、
高級化して高額で売られているものと比べても、お手頃な量と価格が非常に有難いです。
他のお菓子も一気に食べるものでは無くて、口寂しい時に食べる感じがあってきまして
・・・何だか年寄りくさくなってきました。
最近の一押しは、「杵つき芋餡大福」。美味しい大福にたっぷりの芋餡、
あんこのようなくどくないまろやかな甘さが感動の一品、お見かけの際は是非。
・・・といったことに気が付いても、今では埼玉に店舗なし。
今でも多く残る東海道線の神奈川沿線のお店に、時間が合えば購入することにしています。
欲しい時に買えないのは少々残念ですが、これからも頑張って欲しいです。
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