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卓越性の探究者、波田野が皆さんに販売戦略・営業手法についてや、コミュニケーションについて思う事をお届けします。

影響力の源(続く2)

2013-07-20 06:56:46 | コミュニケーション
さて、ビジネスの世界において影響力が大きいと何が良いのでしょうか?

あらためてお話する事ではないのかもしれませんが、その重要性を再認識するのに振り返っておきましょうね。

人は自分のコップ(重要感)を満たしてくれる方に好意を寄せます。

その結果知らず知らずの内にコップを満たしてくれるあなたは、まわりからも高く評価されます。

つまりモチベーションを高めてくれる存在となりうるのです。

そういった方が側にいるかいないかで、まわりの方々はビジネスの成果が変わってきますから、必然的にあなたのポジション(役職的ではありませんよ)は高まるのです。

しかし、それらの事は普段からまわりの方々が意識をする事でななく、その場面場面でストロークを感じ、重要感を満たしてくれるあなたの存在に感謝するのであって、無意識の結果なんです。

ですから、まわりの方々はあなたのも救いを求めているとか、そういった事ではありません。

普段のあなたの振る舞いが周囲の方々に良い影響を与えているだけなのです。

そういえば、意識の5段階にはふれていなかったですね。

どんなところを意識して相手に関わればよいのか?そういった事を知っているか知らないかで、相手と良いコミュニケーションを構築する上では重要になってきます。

意識の5段階は、1、セルフイメージ、2、理念・思想、3、能力、4、行動、5、みため・しぐさなどといった要素で構成されています。

相手の中で1が一番重要だとしているところとなります。

ですから、しかる時にも注意が必要となります。コミュニケーションを高める為には「褒めるとしかる(指摘する)」が適度に必要なのです。

いきなりセルフイメージのところでしかってしまっては、「あなたはダメです」となってしまいます。

そうではなく、「あなたはよく遅刻をしますね。あなたの遅刻でどれだけ迷惑をかけているか考えて下さい。私はあなたの遅刻をする行動がダメだと思います」

ダメなのは、あなたでは無く、遅刻だと言う事をはっきりと示す事がミソなんですね。

ビジネスの上でこのような関わり方をしていく事で、お互いのラポールが形成されていくものと思います。

あなたが影響力を高めることで、周囲の良い成果を導き、モチベーションを高め、あなたも自身も大きく成長するはずです。

ビジネスの世界では特にこういった事をリーダーシップと呼ぶことがあります。

あなたは周囲からもそういった影響力を感じながら、自分のビジネスキャリアパスを構築する事が出来るのです。
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