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卓越性の探究者、波田野が皆さんに販売戦略・営業手法についてや、コミュニケーションについて思う事をお届けします。

マーケティング研究 他社事例 352 企業口コミは情報の宝庫2? ~データの質を担保する事に注力~

2019-05-17 08:53:21 | ビジネス
マーケティング研究 他社事例 352 企業口コミは情報の宝庫2? ~データの質を担保する事に注力~


1人で全投稿をチェックしていた増井社長は、チェック体制強化の必要性を考えました。

そこで、出産などで休職中の女性に目を付けました。

口コミを業種別に分け、同業種で勤務経験のある女性にチェックを委託する仕組みを作り上げました。

勤務経験があれば、業界での会社の評判と、不当な投稿とのずれに気づきやすいと言えます。

現在では10人程度の委託先を確保し、1人に1日50~100件のチェックを依頼しています。

判断が難しいケースは社員が再チェックし、増井社長も毎日20~30件を受け持っています。

不当な口コミだとして企業から投稿者の情報開示を求める訴訟が起こされた時も、増井社長が陣頭指揮を取って来ました。

「訴訟は絶対に避けるべき事態で、実際件数も少ない。しかし、一度起こってしまったら、裁判官から違法性の判断基準を詳しく聞き取りして、チェック基準を改善する機会にしてきた」

と増井社長は言います。

不当な投稿を全て排除するのは難しく、食べログの場合、投稿数が多いなど信頼性の高いユーザーの口コミを重視してスコアをつけ、ステマの影響力の低下に努めています。

しかし、一人の投稿者が多数の口コミを書けないヴォーカーズでは同様の仕組みを作れません。

そこで、口コミの閲覧制限を報酬として、自発的に正当な口コミを書いてもらう仕組みを考案したのです。

口コミは、月額1000円を支払ったり、自身が口コミを投稿したりすれば見つけられます。

投稿による閲覧制限は半年で切れますが、正当な口コミだとして他のユーザーに評価されれば、閲覧期間が延びていくのです。

2018年10月には、初めて外部出資を受け入れるという大きな転換点がありました。

リンクアンドモチベーションに22億5000万円で株式の20%を譲渡し、リンクの持ち分法適用会社となったのです。

「資本提携を機に企業向けサービスを拡大させる」

と増井社長は意気込んでいます。

ヴォーカーズは企業に対し、自社や同業他社の口コミを分析したり、投稿者をスカウトできたりするサービスを展開していますが、この顧客企業に、リンクアンドモチベーションが手掛ける組織コンサルティングサービスを提供することを計画しているのです。

企業の経営や人事戦略にも口コミを反映させていこうという狙いです。

「もっと楽しく働けるような社会になればいいのに」

背景にあるのは増井社長の高校時代、通勤電車に揺られる会社員を見てふと抱いたこんな思いです。

大学時代には山一證券の破綻を目の当たりにし、上場企業が潰れるという衝撃に、企業中心の終身雇用の慣行が崩れる未来を予感していたのです。

それから約20年が経過しましたが、転職・採用市場の変化はまだ道半ばです。

しかし、雇用の流動化を推し進める政府や、人手不足の現況は、確実に「個人中心のジョブマーケット」の確立を狙う増井社長の背中を押しているかのようです。


「リーダーシップ研修」、「未来を創るワークショップ研修」等、各企業の課題に合わせた研修をご提案差し上げます。

経営の根幹は「人」です。働く人次第で成果が変わります。自分事で働く社員を増やし、価値観を同じくし働く事で働きがいも増します。

彩りプロジェクトでは、製造メーカー、商社、小売業者、社会福祉法人、NPO法人等での研修実績があります。

研修と一言と言っても、こちらの考え方を一方的に押し付ける事はしません。実感いただき、改善課題を各自が見つけられる様な研修をカスタマイズしご提案しているのが、彩りプロジェクトの特徴です。


保育園・幼稚園へご提供している研修【私の保育園】【私の幼稚園】は大変ご好評をいただいています。

また、貴社に伺って行う研修を35,000円(2h)からご用意しておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。

メール info@irodori-pro.jp

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お問合せ https://www.fuudokaikaku.com/ホーム/お問い合わせ/

成長クリエイター 彩りプロジェクト 波田野 英嗣 



現在、経済産業省では「経営改善計画策定支援事業」を行っており、金融支援を必要とする企業の経営改善計画書を策定する際の費用の2/3補助があり、上限は200万円です。

また、「早期経営改善計画策定支援事業」は、同様に策定する際の費用の2/3補助があり、上限は20万円です。

こちらの「早期経営改善計画策定支援制度」は金融支援を要しないものですので、容易に取得しやすいのが特徴です。

メリットとして、金融機関との信頼関係を構築する為の制度としては有用です。

なぜなら、経営内容を開示する事、計画進捗のモニタリングを金融機関に報告する事は、金融機関が企業を評価する際に「事業性の評価」をしやすくなります。

金融機関は担保に頼らずに融資するには、「事業性の評価」が不可欠です。

「事業性の評価」とは、金融機関がその企業の事業を理解する事です。

「事業性の評価」に積極的な金融機関とそうではない金融機関がありますが、これからの金融機関とのお付き合いの仕方として、有用な制度となりますので是非ご利用下さい。

※このような方(会社)におすすめです。(中小企業庁資料より)

・ここのところ、資金繰りが不安定だ

・よくわからないが売上げが減少している

・自社の状況を客観的に把握したい

・専門家等から経営に関するアドバイスが欲しい

・経営改善の進捗についてフォローアップをお願いしたい

この補助金を利用するには、経営革新等認定支援機関の支援が必要です。

彩りプロジェクトは認定支援機関です(関財金1第492号)

経営革新等支援機関とは、「経営改善、事業計画を策定したい」「自社の財務内容や経営状況の分析を行いたい」「取引先、販路を増やしたい」「返済猶予、銀行交渉のことを知りたい」

「事業承継に関して、代表者の個人補償をどうにかしたいんだけど・・・」

というお悩みを始め、中小企業経営者を支援するために国が認定した公的な支援機関の事です。

お気軽にご相談下さい。

当、彩りプロジェクトでは30分無料相談を実施しています。

どのような支援が受けられるのかだけでも、一度お聞きになって下さい。

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