神は地球をパラダイスに変える
「荒野と乾き切った土地は歓喜し,砂漠平原は喜びに満ちてサフランのように花を咲かせる」。
(イザヤ 35:1)
悪い人たちがいなくなった後に地球はパラダイスになります! 地球全体は美しい公園や庭園のようになり,食物を豊かに産出します。
「地上には穀物が豊かに実り,山々の頂でも豊作になる。王の収穫物はレバノンの木々のように素晴らしく,町の住民は地上の草木のように咲き誇る」。
(詩編 72:16)
海や湖や川はきれいになり,たくさんの生き物が生息するようになります。「汚染」という言葉さえなくなるかもしれません。全ての人が自分が建てた家に住みます。
ホームレスやおなかをすかせた人,貧しい人はいなくなります。
「人々は家を建てて住み,ブドウ園を造って実を食べる。建てた家に他人が住むことはなく,植えた物を他人が食べることもない。私の民の寿命は木の寿命のようになり,私が選んだ者たちは働く喜びを存分に味わう」。
(イザヤ 65:21,22)
神は死んだ人たちを生き返らせる
「神が……復活させてくださる」。
(使徒 24:15)
亡くなった愛する家族にまた会いたいと思いませんか。全能の神は,その人たちをパラダイスになった地上に復活させます。
復活した人と再会する時,お互い相手のことがすぐに分かるでしょう。その時の喜びを想像してみてください。このことを信じられるのはなぜですか。
聖書には,大人や子供が生き返って家族と再会したという記録が幾つもあります。イエスは,大勢の人がいる前で死んだ人を復活させたことが何度もありました。
『イエスが話しているうちに,会堂の役員の家から人が来て,「娘さんは亡くなりました。もう先生を煩わすことはありません」と言った。これを聞いてイエスは役員に言った。「心配は要りません。ただ信仰を持ちなさい。そうすれば娘さんは救われます」。その家に着くと,イエスは,ペテロ,ヨハネ,ヤコブ,娘の父親と母親以外は,誰も一緒に中に入らせなかった。一方,人々は皆泣き,娘のために胸をたたいて悲しんでいた。イエスは言った。「泣くのをやめなさい。少女は死んだのではなく,眠っているのです」。 人々はイエスのことをあざ笑いだした。少女が死んだことを知っていたからである。 しかしイエスは少女の手を取って呼び掛け,「起きなさい」と言った。 すると少女は生き返り,すぐに起き上がった。イエスは,少女に何か食べさせてあげるよう命じた。 両親はわれを忘れたようになったが,イエスは起きた事を誰にも話さないようにと指示した』。
(ルカ 8:49~56)
『イエスはこれらのことを述べた後,さらにこう言った。「友のラザロは眠っていますが,私は起こしに行きます」。 弟子たちは言った。「主よ,眠っているのであれば,良くなるでしょう」。 イエスは実際にはラザロの死について話していたが,弟子たちは,眠って休んでいることについて話していると思った。 それでイエスははっきり言った。「ラザロは死にました」』。
(ヨハネ 11:11~14)
『こうしてイエスは,ご自身のうちで再びうめきを発せられたのち,記念の墓に来られた。それは実際のところ洞くつであり,石がそこに立てかけてあった。イエスは言われた,「石を取りのけなさい」。故人の姉妹であるマルタが言った,「主よ,もう臭くなっているに違いありません。四日になりますから」。イエスは彼女に言われた,「信じるなら神の栄光を見るでしょうと,わたしは言いませんでしたか」。そこで彼らは石を取りのけた。それからイエスは目を天のほうに向けて,こう言われた。「父よ,わたしの願いを聞いてくださったことを感謝いたします。もっとも,常に聞いてくださることを知っておりました。しかし,まわりに立つ群衆のためにわたしは言いました。あなたがわたしをお遣わしになったことを彼らが信じるためです」。そして,これらのことを言い終えると,イエスは大声で叫ばれた,「ラザロよ,さあ,出て来なさい!」死んでいた人が,両足と両手に巻き布を巻かれたまま出て来たのである。そして,その顔も布でぐるっと巻かれていた。イエスは彼らに言われた,「彼を解いて,行かせなさい」』。
(ヨハネ 11:38-44)
今は本当に幸せです
「地球がパラダイスになって苦しみや病気や死がなくなる,と初めて聞いた時のことを今でも覚えています。心の中で『そんなうまい話あるわけない』と思いました。でも聖書を調べて,聖書の約束が信頼できることが分かりました。聖書は確かに神が与えてくださった本だと思います。以前の私は暗くて不安そうな表情をしていました。でも今は本当に幸せです。家族や友人も気付くくらい私は変わりました」。ラビ