IRいしかわ鉄道 金沢駅発行 津幡接続JR140円区間ゆき連絡乗車券

平成28年9月にIRいしかわ鉄道金沢駅で発行された、津幡駅接続JR七尾線140円区間ゆきの片道連絡乗車券です。


   


水色IRいしかわ鉄道自社地紋のA型金額式券売機券で、JR西日本の連絡乗車券に準じた様式となっています。金沢駅発津幡駅接続の最短区間用連絡乗車券については乗継割引が適用されるため、右上に表示されている運賃の前に割引運賃であることを示す「割引」の表記があります。

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JR東日本 大崎駅発行 りんかい線210円区間ゆき片道乗車券

前回エントリーでJR東日本大崎駅のマルス端末で発行された臨海大井町ゆき片道乗車券を御紹介いたしましたので、今回は券売機で発行された臨海大井町ゆきの片道乗車券を御紹介いたしましょう。


   


大崎駅券売機で発券された、臨海大井町ゆき(りんかい線210円区間)ゆきの片道乗車券です。桃色JRE地紋の券売機券紙で発券されています。


大崎駅のきっぷうりばにはりんかい線専用の券売機が設備されていますが、券紙は業務を委託されているJR東日本が用意したものが使用されており、青色東京臨海高速鉄道地紋の券売機券とはかなり印象が異なります。


同社は大井町と新木場が連絡定期のみ対象の接続駅で普通乗車券での連絡運輸は大崎駅のみであり、りんかい線側からは山手線の大塚~駒込間・中央本線の大久保~高円寺間への連絡乗車券を購入することができますが、JR側からは山手線の五反田~池袋間と赤羽線・東北本線の北赤羽~大宮間・川越線の日進~川越間が発駅の区間に限定されており、連絡運輸の範囲はかなり狭くなっています。

これは東京都が運営する都営地下鉄がJRとの普通乗車券での連絡運輸を実施していないことと、同社が東京都が91%以上出資する第三セクター方式であることに関係しているのかどうかは定かではありませんが、埼京線との相互乗り入れをしている都合上必要な区間だけに絞り、連絡運輸を最小限に留めているような設定のようです。

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JR東日本 大崎駅発行 臨海大井町ゆき片道乗車券

前回エントリーでJR東日本大崎駅で発行された大井町ゆきの片道乗車券を御紹介いたしましたが、この日、同時に経由のちがう券も発券して貰っておりました。


   


こちらも大崎から大井町ゆきの片道乗車券となりますが、全区間をJR線ではなく、りんかい線(東京臨海高速鉄道)を経由した券で、着駅の大井町駅はJR大井町駅と区別するため「臨海大井町」となっています。

大崎駅ではりんかい線の出札業務を東京臨海高速鉄道から委託されているため、JR線が絡まない乗車券をマルス端末で発券することができます。券番が「60153-02」となっておりますように、前回エントリーのJR線経由の乗車券と一括操作で発券することも可能です。

りんかい線経由の乗車券の場合、自動改札非対応の120ミリ券として発行され、経由は印字されません。


本来であればりんかい線専用の券売機がありますので券売機対応となりますが、窓口に誰も並んでいないタイミングを見計らって乗車券をコレクション用に購入したい旨を申し出たところ、断わられることなく発券してもらうことができました。

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東京臨海高速鉄道 新木場駅発行国際展示場・東京テレポートゆき片道乗車券

平成13年8月に東京臨海高速鉄道(りんかい線)新木場駅で発行された、国際展示場・東京テレポートゆきの片道乗車券です。


   


青色東京臨海高速鉄道自社地紋のA型相互式大人専用券で、シンコー印刷で調製されたような券です。
運賃の表現が「発売額 230円」と独特な表記になっています。


同社では硬券乗車券の通常発売はしていませんが、この券はJR東京総合車両センターの夏のイベントの時に会場で出張発売されたものです。日付の印刷はされておらず、ダッチングでの印字となっていましたので、その時のイベントのみでの発売という計画ではなく、国際展示場や台場(東京テレポート)での各種イベント時の繁忙期用として作成されたものかもしれません。
小児用は無く、区間もこれ1種類だけでしたので、りんかい線のグッズ売場では目立った存在ではなかっように思います。


   


裏面です。
自動改札は通れない旨と、発行駅名が記載されています。

イベントだけで発売していたとしては「9381」という券番は進んでいますので、もしかすると新木場駅での繁忙期対策用として実際に使用されていた可能性があります。

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えちごトキめき鉄道 糸魚川駅発行青海ゆき片道乗車券

前回エントリーに続き、えちごトキめき鉄道糸魚川駅の券売機券の話題です。

平成28年9月にえちごトキめき鉄道糸魚川駅で発行された、青海ゆきの片道乗車券です。


   


桃色えちごトキめき鉄道自社地紋のA型券売機券で、矢印式の自社完結券になります。
前回エントリーの普通入場券が券番「0001」でしたので、その次に購入した券になります。

「(えちごトキめき鉄道)」の社名が左上にある矢印式券で、特段特徴があるわけでもない券です。

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山形鉄道 宮内から160円区間ゆき金額式乗車券

平成元年2月に山形鉄道宮内駅で発行された、160円区間ゆき片道乗車券です。


   


桃色山形鉄道自社地紋のB型大人・小児用金額式券で、JR東日本の金額式券によく似た様式のオリジナル券です。


現在の同社の硬券乗車券は一般式券か両矢印式券のどちらかになっていますが、開業当初は金額式券も存在していました。

その後宮内駅の金額式券がいつごろまで設備されていたのかは不明ですが、平成2年に発券されたという情報は得ています。
同駅は平成10年に無人化され、平成22年に再び有人化された経緯がありますが、現在は硬券の発売は入場券のみで、乗車券は第1種出札補充券のみの扱いとなっています。

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南阿蘇鉄道 高森駅発行瀬田ゆき連絡乗車券

平成28年熊本地震は大きな余震が長く続き、甚大な被害状況となっています。御被災者様には改めて心よりお見舞い申し上げます。

まだ先が見通せない被害状況ではありますが、いつまでも自粛していても始まりませんし、本日から熊本城のライトアップが再開され、先月からは自治体側も罹災証明を発行するなど復興への一歩を踏み出したとのことですのでブログの更新を再開することに致しました。
もし、御被災者様が御訪問されることによって少しでも気を紛らわせることができれば幸いです。

ありがたいことに、拙ブログの再開を喜んでくださる方がいらっしゃる半面、更新が自粛されたことや再開を快く思っていない方もいらっしゃるのは重々承知しています。そのような方に限って不思議なくらい毎回内容をチェックされていることも承知しています。中には血眼になって内容の不備な点を重箱の隅をつつくように探している暇な方もいらっしゃるわけですが、毎日1,800名近い方が訪問されていれば、その中には私のすることすべてが気にくわない方もいらっしゃるわけで、そのような方々は気にくわないブログを見ても時間の無駄ですし、健康にも悪い影響を及ぼしますからスルーして頂ければ良いかと思っています。管理人には万人受けするような内容を書くほどの文才はありませんし、研究者ではありませんから潤沢な資料と知識を持ち合わせているのではないのです。
中年きっぷバカの戯言として訪問頂ければと思います。


さて、今回御紹介いたしますのは、平成21年9月に南阿蘇鉄道高森駅で発行された、JR豊肥本線瀬田駅ゆきの連絡片道乗車券です。


   


青色南阿蘇鉄道自社地紋のA型一般式大人・小児用の軟券で、インクジェットプリンターで印字されたような券です。
同社では自社線用普通乗車券の発行は行っておらず、本社所在駅であり唯一の有人駅でもある同駅では、普通乗車券は連絡乗車券のみの発売で、JR立野駅から1駅目の瀬田駅ゆきの乗車券が最短区間のものになるようです。

社名は「南鉄」としか記載されており、「南阿蘇鉄道」の表記はありません。また、小児断線はありますが、断線脇の「小」の字は省略されています。


   


裏面です。
券番のみの印刷となっています。


当時、同駅にはダッチングの設備がありましたが、券紙が薄いためダッチングでの日付印字をすることができず、日付はスタンパーのみで行っているとのことでした。購入してから6年が経過しておりますので、同じ様式が継続して設備されているかどうかは不明です。


南阿蘇鉄道の地震による被災状況はあまり明確ではありませんが、情報によると鉄橋やトンネル設備の破損や軌道のたわみや土砂に埋まるなどの被害があり、復旧費用は30~50億円くらいになるとの報道があり、実際に復旧しても、全線復旧までには1年以上かかる見通しとのことです。

現在、同社では運転再開のための義援金を募集しています。懐事情から多額の捻出はできませんが、運転再開の願いを込めて、わずかながら送金させていただきました。大きなトレッスル橋や素朴な車窓風景など、同鉄道は魅力の多い貴重な鉄道資産です。風光明媚な南阿蘇鉄道にまた乗車できる日が来ますよう、1日でも早い運転再開を期待したいものです。

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沖縄都市モノレール 那覇空港から260円区間ゆき乗車券

平成27年2月に沖縄都市モノレール(ゆいレール)那覇空港駅で発行された、260円区間ゆきの乗車券です。

   


黄褐色沖縄都市モノレール自社地紋のA型金額式券で、QRコード式自動改札機対応券となっています。

同社の自動改札機は従来の券を機械に通すものではなくQRコード式となっており、自動改札機にあるQRコード読み取り機に乗車券右側のQRコードをかざすようになっています。偽造防止の観点と思われますが、QRコードの一部が茶色いインクで覆われているのが特徴です。

券売機で乗車券を買い求めると茶色の偽造防止塗料部分が先に券売機から出てくるので、一瞬、感熱ヘッドの不良で「焼け焦げた」券が出てきたのかと思ってしまいます。

改札を入るときは自動改札機の読み取り機部分にQRコードをかざして入場し、出場するときも自動改札機にQRコードをかざしますが、機械の中には投入しないため、改札機の先にある集札箱に入れて出場することになります。
この券を記念に持ち帰りたい旨を駅係員氏に申し出たところ、「QRコードをかざしてそのままお持ちください」と言われて持ち帰りましたので、このQRコードは単に区間ごとに異なっているだけではなく、券情報がそれぞれに入っており、一度かざした券は使用できないようになっているものと思われます。


   


裏面です。

通常の自動改札対応の磁気券とは違って黒い磁気被膜がないために白くなっていますが、裏面にも偽造防止用の茶色インクで覆われています。

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いすみ鉄道 大多喜から養老渓谷ゆき乗車券

平成24年9月に大多喜駅で発行された、小湊鉄道養老渓谷ゆきの片道乗車券です。


   


青色こくてつ地紋のA型一般式券で、かつての国鉄東京印刷場で調製されたように作成されています。
実際、国鉄当時に発行されておりました、A型の連絡乗車券に良く似ていますので、それをモデルとして作成されたものと思われます。


乗車経路は大多喜~(いすみ鉄道線)~上総中野~(小湊鉄道線)~養老渓谷というもので、経由欄に上総中野と記載されています。

有効期間は発売当日限り有効で、下車前途無効の記載は裏面にあります。


   


裏面です。


下車前途無効のほか、上総中野に限り途中下車が可能である旨が記載されています。

上総中野駅はいすみ鉄道と小湊鉄道の接続駅で経由欄に記載されている無人駅で、直通列車が存在しないために乗換えが必ず発生するため、途中下車は必然的に行われることからの配慮でしょう。


ところで、いすみ鉄道は小湊鉄道との連絡運輸を行っていないため、この乗車券は連絡乗車券のような体裁をしてはおりますが連絡乗車券とは呼べませんので、乗継乗車券とでも呼べば良いのでしょうか?

また、カテゴリーを「私鉄乗車券」としていますが、連絡運輸による連絡乗車券ではありませんので「私鉄企画乗車券」という方が正しいのかも知れません。

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いすみ鐵道 大多喜から城見ヶ丘ゆき 窓口で売られていない片道乗車券

いすみ鐵道大多喜駅で発行された、大多喜から城見ヶ丘ゆきの片道乗車券です。


   


桃色こくてつ地紋の一般式B型券で、関東交通印刷で調製されたものと思われます。
一見すると国鉄時代の東京印刷場で調製された一般式B型券と見紛ってしまうほどの出来栄えで、蒐集意欲を湧き立たせます。


   


裏面です。

同社はワンマン運転が基本ですから、集札時に運賃機に投入した際、裏返しになっても良いように運賃機対策が施され、その下に「いすみ鐵道」の社名が印刷されています。


実はこの券、大多喜駅の出札窓口では一切発売されておらず、いすみ鐵道駅売店で「お土産品」として発売されています。しかも、乗車券としてではありません。


   


こんな感じです。ムーミンのクッキー3枚入りの袋に、この乗車券がビニール袋に入れられて貼り付けてあるのです。お客様の中にはクッキーだけ欲しい方も居られますから、硬券なしの袋も準備されており、乗車券代相当分安く売られていました。
私は当然、乗車券の付いている袋を購入します。


   


このように貼り付けられており、写真の商品は看板車両であるキハ52のステッカーが貼られていますが、他にキハ10やキハ26、キハ30 900代などのステッカーがありました。


窓口で乗車券として売ることは無く、お土産品のおまけのように付けられた硬券乗車券ですが、窓口で日付を入れてもらえば乗車券として使用できるとのことです。しかし、城見ヶ丘駅は無人のため、使用済の乗車券は回収となってしまうようです。

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