コメント
 
 
 
Unknown ((4-タ))
2007-11-10 12:22:53
これは出札補充券というより、どうやら改札補充券であったようです。宇高連絡船は発行箇所常備であるものの、前に(改)が付いていたりしていましたし、青函船でも片道「券」でなく、別途片道であったり、このような「券」なしの片道だったりして、出札用として使われることは余り無かったのではないでしょうか。

最も、船というのは乗船人員のチェックを確実にしなければならない性質上、無札客は本来無いはずですから常備の乗船券があること自体不思議なんですよね。

宮島航路にも、こういうカウンター、あればいいのになあ(笑)
 
 
 
(4-タ)さま (isaburou_shinpei)
2007-11-11 02:15:22
コメントありがとうございます。
仰せの通り、連絡船には乗船人員のチェックを確実にしなければならない性質上、無札客は本来無いはずなのですが、青函連絡船と宇高連絡船の船内の出札口では常備の硬券乗車券を発売していました。
国鉄の規定には「乗船券」というものは存在しないため「乗車券」となりますが、これらの常備券はもしかすると、区間変更券と同様に「硬券式改札補充券」の一種なのかもしれませんね。
 
 
 
Unknown (かんく)
2007-11-11 22:20:41
北海道の著名なコレクター近藤氏著の「国鉄きっぷ全ガイド」によりますと、船内の案内所は「駅」と同等の扱いで、同氏は著書内で「出補」と表現されています。
青函連絡船では自動車航送も行っていました。通常は指定駅でよやくしていましたが、当日の飛び込み客は桟橋で空き状況を確認して、船内で切符を買うように案内しました。バイクや自転車は予約できず、当日線内購入だったようです。これらの対応として常備又は補充の持ち込み切符があり、常備の函館-青森相互式乗船券がありました。
また、私のうろ覚えでは、桟橋の手前にも直接連絡船に乗るための簡易な出札・改札口がありました。ここでは限られた券しか売ってなく、それ以外の券種は中で買うように案内されたかもしれません。

一方、宇高連絡船では、乗船名簿が必要なく、高松側・宇野側ともに無人駅が多かった為、案内所の乗車券発売は常態でした。ただ、連絡船発駅でどうどうと無札乗船できるケースが少ないため、多くは他駅からの無札または乗変のことがおおいので、改札扱いとしたのかもしれません。

ちなみに、国鉄・JRとも規則上乗船券は存在します。
但し、定義で早速、乗車券には乗船券を含む旨定義していますので、具体的な規則各条に「乗船券」の文字は見当たらないことになります。
(用語の意義)

第3条 この規則におけるおもな用語の意義は、次のとおりとする。
(8) 「乗車券」とは、乗車券、乗船券及び乗車船券をいう。
 
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