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特定特急券の列車名表示 (菅沼天虎)
2007-01-18 17:09:45
多数のトラックバックありがとうございます。

さて、特定特急券の列車名表示の変化の理由については、特急列車の設備上の変化があげられます。

かつて特急列車には自由席が設けられている列車と、全車指定席の列車が混在しておりましたので、特定特急券に利用できる列車名が表示されておりましたが、
昭和55年10月改正で季節列車の「そよかぜ号」、「新雪号」を除き、昼行特急の全区間に自由席が設けられましたので、事実上列車名の表示が不要になりました。

常磐線の場合ですと、かつて「みちのく号」の水戸~原ノ町間は全車指定席で、自由席は「ひたち号」にしか連結されておらず、特定特急券にも「ひたち号の自由席車に・・・」の表示がありましたが、昭和55年10月改正で「みちのく号」にも自由席が設けられたため、同改正以降の券には「ひたち号」の表示が無くなりました。

この改正以降、東京印刷だけでなく各印刷場でも特定特急券から列車名の表示が無くなりましたが、大阪印刷場だけは列車名が印刷された券や列車名記入欄が設けられた券が残り、JR券でも列車名記入欄が設けられた券が出ております。
 
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