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秋に扇風機が壊れたのはラッキー

2012-10-05 13:47:48 | 日常のスケッチ

2、3日前から扇風機のスイッチが入りにくかったので、リモコンの電池が
なくなってきたのだろうと思っていたが、本体のスイッチを押してもつかないことに
昨日になって気づき、しかも夜にかけて急激に悪化していったので、
ついに新しい扇風機を買うことにした。この扇風機、じつは今年出したときから
首振りのときにたまにイオンが出て(いや、イオンが出るなら大歓迎だが)
異音が出たりしていたので、今年いっぱいが限度かなと思っていたものの、
いちおう問題なく使えていたので、惰性でここまで来てしまったのだ。
調べてみたら、16年も前に買ったものだった。

買うことに決めたのはいいが、こんな秋になってまだ店頭にあるだろうかと
ちょっと心配だった。いつもの電気店に行ってみると、案の定売れ残った扇風機は
引っ込めたところだった。しかも、もう高いものしか残っていないと言われた。
扇風機なら安いものは数千円からあるが、じつのところ安いものを買う気はなかった。
高い扇風機にはいろいろな機能がついているが、そんなことより一番問題なのは、
中国・韓国などの無名メーカーの扇風機は、弱がたいてい強すぎるという点だ。
(今日買ってきたような有名日本メーカーの中国生産品はOK)
以前買った洗面所用の壁掛け扇がそうで、弱でもびゅんびゅん強風だ。
だから、買って以来一度も中や強にして使ったことがない。
これはお風呂上り用なので、それでもかまわないが、
今回のは就寝時にもつけるものなので、弱はちゃんと微風でないと困る。

箱を開けてもらったものの、発泡スチロールに埋まった状態で見たので、
色とか大きさしかお店でチェックできなかったが、パナソニックの製品なので
大丈夫だろうと思い(壊れた扇風機もナショナルだったから)、買ってきた。
家に帰って組み立ててみると、まあ、ほんとに、弱はびっくりするほど
やさしい微風だった。しかも静か。左が壊れた扇風機で、右が新しいもの。


どちらも直径30センチだが、首が長い。伸ばすと109センチもある。
そのせいかベースが重い。これまでは片手であちこち持ち歩いていたが、
今度のは5.7キロなので、持てないことはないが、腰のために両手で持った方が
よさそうだ(笑)。

そうそう、肝心のねだんだが、13,800円だった。
元のねだんは21,900円(以前ついていたポップが出てきた)。
少し前までは19,800円だったそう(レジでバーコードを読みこんだら
まだこのねだんが登録されていた)。13,800円というのは最終処分価格で、
ほんとにお買い得なねだんだった。初夏に立体首振りを宣伝するこの製品のCMを
何度も見たおぼえがあるから、3、4ヵ月の差は大きいなあと思う。
扇風機を買うなら今だ。


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