これまで美瑛には3回来ているが、旭岳ロープウェイにまだ乗っていないことに
気づいて、2日目はこっちへ向かうことに決めていた。晴れの予報だったが、
朝のうちは雲が多かった。朝食後、宿を出て、ロープウェイ乗り場に着いたら
ちょうど9時15分のロープウェイが出るところ。チケットを買って飛び乗った。
姿見駅に着くと、係員による簡単なレクチャーがあった。
雪が残っているところもあると聞いて、散策路のようすを見に行く。
駅の裏にもけっこう残雪があって、ぬかるんでいそうなので、レンタル長靴を借りに戻った。
かすんでいるが、駅舎の右上に見えるのはここへ来る途中、横を通ってきた忠別湖。
裏大雪の沼めぐりほどではなかったが、雪解け水が散策路を横切っている場所も
あったので、長靴を借りてよかったと後で思った。
最初のすり鉢池。
少し進むともうひとつの池が見えてくる。左がすり鉢池、右が鏡池。
ふたつ合わせて夫婦池とも言う。
噴気孔に向かって続く細い散策路。
このときには旭岳のてっぺんはまだ雲におおわれていて、噴気と一体化している。
噴気孔のかなり近くまで行くことができて、間近で見る噴気は迫力満点だった。
ゴーゴー吹き出る音がすごい。
はじめは雲で覆われていた空もだんだん晴れてきて、旭岳が全貌を見せた。
じつはかつての大噴火で旭岳の頂上部分が吹き飛んで、本来はもっと高かったのだそう。
散策路の一周には約1時間かかるとあったが、わたしは写真を撮るのに時間をかけて
ゆっくり廻ったので1時間20分で出発点の姿見駅に戻った。
ところで、宿の夕食で醤油漬けにした行者ニンニクを入れた竜田揚げが出たのだが、
ここの売店で行者にんにくみそというのを見つけたので買ってきた。
帰宅後、開けたところ。ごはんのお供にぴったりだった。
行者にんにくは宿の庭にも植えてあったけれど、
山に自生しているものに比べると風味が落ちるそう。
このあと旭岳温泉に寄る予定にしていた。給食室のおばちゃんのおすすめは
大雪山白樺荘だった。白樺に囲まれた露天風呂がすてきという話だったが、
前日に電話して聞いたら、ここは1時からやっていると言われたのに、
ロープウェイで旭岳駅に降りた時点でまだ11時半だった。
そこで、日帰り温泉のもうひとつの候補だった湯駒荘(ゆこまんそう)に
寄ることにした。ここの露天風呂は小さくて、眺めがあまりよくなかったが、
室内のお風呂は広々している上に、2種類の違う泉質が楽しめた。
しかも、この日はわたしだけで、貸し切り状態だった。
ところで、ひとつ余談を。
前日、機内で食べようと思って、空港で搭乗前にチーズタルトを買った。
でも、けっきょく食べないまま、この日まで持ち歩いていたのだ。
包装紙を見て、要冷蔵と書いてあるのに気づいたが、一口かじってみて
味が変じゃなかったので、ま、いいかってことで食べてしまった。
おなかを壊すことはなかったので、だいじょうぶだったようだ(笑)
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