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北海道旅行2015-2 知床遊覧船

2015-07-23 11:24:28 | 北海道旅行

観光の1日目は知床へ行くことにしていた。この日も30度超えの暑さだった。
知床への途次、前夜宿のオーナーさんに教えてもらった「天に続く道」に寄り道した。

全長18キロの直線道路がどこまで伸びているように見える。

これほどでなくとも、今回、長~い直線道路はほかに何本も出会った。

知床半島に入って、最初に行ったのは、オシンコシンの滝。
ここには、観光バスもひっきりなしにやってきていた。


次に行ったのは、ウトロ。ここから出ている知床遊覧船に乗るためだ。
最初に声をかけたところは、11時出発だと言い、まだ1時間近くあった。
「隣は10時半の便があるよ」と言われ、隣の遊覧船でチケットを取った。
岬の先端までは行かず、カムイワッカの滝で引き返す70分のコースだ。
知床岬まで行くと3時間かかり、ほかを観光できなくなってしまう。

船着き場近くにあるゴジラ岩。


船はわりと小さく、2階のデッキにすわる場合はライフジャケットを身につけないと
いけない。大型の遊覧船もあるが、それだとあまり岸の近くまで行かないというので、
わたしははじめから小型船に決めていた。これがすれ違った大型船。

それほど近くを通ったわけではないのに、大型船が起こす波で小型船は大揺れした。

侵食された奇岩や、滝の近くではスピードを落としながら、船は進んでいく。
ゾウ岩。


船から眺めた知床連山。


カムイワッカの滝。


温泉水に含まれる硫黄のせいで、海岸近くは海水の色が変わっている。


板状節理がみごとな瓦岩。


8月になると、鮭がやってくるので、クマが海岸近くによく現れるそうだが、
この季節はまだあまり見られないらしい。

往路はゆっくり岸近くを行った遊覧船も、帰路は岸から離れたところを
早いスピードで戻るというので、わたしは風当たりの強いデッキを降りて
1階の船室に入った。船長のアナウンスのほかに、もうひとりのスタッフの
おじさんの説明も興味深かった。

港のそばの岩山にはカモメが営巣しているらしく、たくさん舞っていた。


お昼は道の駅うとろ・シリエトクへ少し戻って、エゾ鹿バーガーを食べた。
クセのない味とうたっていたが、じっさいふつうのバーガーと違いを感じなかった。



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