Keepeez

キーピーズというのは、器にかぶせて保存するための蓋だ。
空気を抜くことで、ラップをかぶせたときよりも密閉度が増し、
保存状態もよくなるという。傾けても中のものがこぼれない。

キーピーズの記事を読んだ数日後に、８割引きセールのお知らせメールが届いたので
思い切って購入した。ネットでは定価よりはるかに安く売っているショップが
いくつもあるが、それでも１０枚セットで１８００円（送料込）というところはなかった。

届いたものを見ると、すごく薄いフィルムだったので、押すのもおそるおそる、
洗うのもこわごわ、という感じだったが、キーピーズのサイトを見たら、
力いっぱいぐいっと押していた。なんだ、あんなに力を入れてもだいじょうぶなのかぁ。
ナイフやフォークはだめだが、爪をたてるくらいならＯＫらしい。
しかも、この薄いフィルムの上に別の容器を重ねて収納できる。
サイトには、最高４ｋｇまで重ねられると書いてあった。
でも、そんなに重い食品を保存することはまずないだろう。

元々は宇宙計画や防弾チョッキのために開発された素材だということなので、
じょうぶなのもうなずける。ＮＡＳＡが宇宙で使用するために開発した素材が
日常生活に取り入れられて役に立っているというケースはほかにもあるが、
すばらしいことだと思う。

ただ、サイズが数センチ刻みなので、器にぴったりのキーピーズがあるとは限らない。

右の器の場合、これより１サイズ小さいものだと小さすぎるので、
周囲に余りができるが、このサイズを使うしかない。
そうすると、冷蔵庫の中でちょっとじゃまになる。
その点を除けば、今のところ不都合はない。

アブチロン ２年目の正直

このアブチロンは去年植えたものだが、去年は葉が枯れて丸まりあまり育たなかった。
苗を見ていたとき、ある人が、これは１年ですごく大きくなるよと言っていたので
かなり期待していたのだが、結果にはちょっとがっかりした。
けっきょく秋には枝をほとんど切りつめてしまった。
ところが、今年は順調に育って、花も次々に咲いている。
ガーデニングの本で見たあるお宅では、１ｍを越す潅木に育っていたので、
うちの株も、もしかしたらそれくらい大きくなるかもと思えるようになってきた。
それにつけても、もっと柵から離して植えればよかったと思う。
苗のときは、どれくらい大きくなるかを、つい過小評価してしまいがち。


こぼれ種から芽を出したマツバボタンが、花を咲かせ始めた。
去年植えたマツバボタンはこんな感じの八重だった。
　　　　　

でも、子供のなかには一重になってしまったものもある。
　　　　　

グルメなメジロ

メジロはうちの庭へ来ると、たいていアブチロンの花の蜜を吸っていくのだが、
今日はヘメロカリスの茎にとまって、一生懸命ヘメロカリスの花の中に
くちばしを突っこもうとしていた。ヘメロカリスの花は、ユリに似ていて
奥が深いからメジロにはとうてい届かない。
そのうちにあきらめて、今度はユーカリの枝に移って、すぐ隣のフェンネルを食べ始めた。
フェンネルの葉はかなり香りが強いが、メジロが好きだとは知らなかった。

マンデビラ〝ロージーセンセーション〟

今日、書店のレジに並んでいたとき、うしろに並んでいたアラ還女性は
ロマンス小説を手にしていた。中高年女性に人気があると聞いていたものの、
いったいどんな人が読んでいるんだろうと気になっていた。
その人は、おしゃれでもなければ、お化粧も（わかるほどには）しておらず、
ロマンスという言葉とはまるっきり縁がなさそうな人だった。


昨日、デジイチを修理に出したので、ずっと休眠中のＩＸＹを出してきた。
デジイチに比べると、ピントが合っているかどうか、すごくわかりにくい。
これは〝ロージーセンセーション〟というマンデビラの一番花。
すごくきれいなバラ咲きだ。花だけ「バラだよ」と言って見せられたら、
ほんとうにバラだと思ってしまいそう。そのうえ、バラと違って全然虫がつかないからいい。

怪我するフェーズ

先週のこと、コンクリートのスロープの上の濡れた葉を踏んで
すべって転んで、腕を擦りむいてしまった。
すってんころりんと転ぶなんてほぼ１０年ぶり。
それだから、お風呂に入る前に防水ばんそうこうを貼ろうと
クローゼットから出してきたら、品質保証期限が２００７年だった。
もっとも、保証期限を過ぎていても、防水は完璧だったが。

一昨日にはまた、トイレ掃除をしていて、変な角度で拭いた拍子に
腕がギクッとなり、筋肉痛になった。（これなど歳のせいか……）

どちらももう直りかけているのだが、どうも腕の怪我とか
足の怪我というのは、２、３回続くような気がする。
といっても、大した怪我ではない。
せいぜいバンドエイドを貼っておけばＯＫという程度。
それでも、なんとなく、あ、今は腕に怪我をするフェーズだ……
と思う時期があるのだ。

ひょっとすると、骨折のようなもっとひどい怪我をしたかもしれないのに
運がよくて軽い怪我ですんだのだよ、運がよかったと感謝しなさいと
知らせるために、小さい怪我をさせているんじゃないかしら。
だれが？　うーん、守護霊みたいな存在が。
論理的じゃないけど、なんとなく守られているという気がして。

それにしても、直りかけのかさぶたって、ついついはがしたくなる。
子供のころからそうだったけど、おとなになってもやめられない(笑)。