80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

重連用DF50を作る(1)

2024-12-11 12:03:05 | 機関車
ED73、77、EF13、西武E851・・・仕掛り品電機の山を尻目に新プロジェクト勃発です。TOMIXのDF50の相方を作っていきたいと思います。

TOMIXの個体は量産型に属するタイプで、長野機関区に所属したカマでは9か33になります。そして重連の相方は試作型と言われる1~6のいずれかになりますが、個体差を調べるほどのパワーもないので機番は最後に決めることにしてまずはケガキをスタート。

いつものようにワードで型紙を作図してプリントします。形式図には全長、全幅、心皿間距離などわずかな寸法しか記載されていないため、ほとんどはTOMIXのDF50から採寸しました。



さくっと切り抜き。ラジエーター部分は思うところあって軽く切れ目を入れただけです。ところでこのラジエーター、天地寸法が小さい個体の写真が散見され、一瞬「やっちまったか!?」と焦りましたが、どうやら夏は大きく冬は小さいものに交換していたようです。TOMIXの個体はスノープラウを装備しながら大型ラジエーターというダウトなスタイルなのですが、スノープラウは外せてもラジエーターは小型化できないので、これに合わせて本車は夏Ver.としました。



ラジエーターは遠目に見ると太めの縦縞が入っているように見えます。スクラッチ覚悟でいたところ使えそうなパーツが思い浮かびました。フジモデルの荷物車用の窓保護棒です。別用途で買ってあったものを当ててみると寸法的にもいけそうだったので、プラの波板(左下)と組み合わせることにしました。



ピッチが狭いので間を1本おきに間引いて約2mm間隔とします。



天地が少し足りませんがかなりいいセンいってます♪ 車体の表面研磨をしたのちに保護棒と波板を裏側に接着する段取りです。




当鉄道のペーパー製ロコの中でも唯一奇跡的に完成に至ったDF200。こちらもDF50と同じ電気式ディーゼルロコということで、見ていると何となく仕掛りを回避できそうな根拠のない自信が湧いてくるので(笑)しばらく展示しておこうと思います。



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