パンタまわりの配管を作ります。その準備としてパンタ台を屋根に接着するので不具合を直しておきます。
長すぎるパンタビスを縮めます。ビスだけ買いに行くのもナンなので、2mmほどニッパーでブチッ!とカット・・・しようとしたところ、硬すぎてそう簡単には切れませんでした。なので2本目からはちゃんと万力に挟んで糸のこでカットしています。
一対ずつ組み上がったパンタ台は、屋根に被せた耐水ペーパーの上で軽く研いで屋根のRに馴染ませます。
ビス穴の位置が微妙にずれて碍子が斜めになっていたのも修正し、瞬着で固定しました。最初点付けして位置を確認してから、裏側の見えない場所にたっぷり流して固着させています。
母線はφ0.6mm、空気作用管はφ0.4mm、パンタ鉤外しのリンクはφ0.3mmの真鍮線で作りました。
ヒューズ箱まわりの配管はよくわからないので適当に引き回し、ヒューズ箱本体はランボードよりも高い位置に台座を介して載っているのが写真から確認できるので、とりあえずその台座だけ作っておきました。写真中央付近にある白い四角いものがそれです。φ0.4mm真鍮線をコの字型に曲げた「足」の上にプラ板を貼ってあります。ヒューズ箱本体は塗装後に載せる予定。
続いて動力関係の組み立てです。昨日は面倒なのでDV-18Aの縦型モーターでもいいや、みたいなことを書いたのですが、ひと晩寝たらやる気が戻ってきたのでカンモーターに更新しました。モーターは現在は手に入りにくいMCR3B00(仕掛車の追い剥ぎ品)で、軸を短くカットしたうえでφ2.0-2.4真鍮パイプを介してウォームを叩き込み、念のため瞬着を浸み込ませてあります。
安定のため低い位置に搭載することにして、モーターの当たりそうな部分の補強材を円形にカットしておきます。
一式を組み付けたのがこちら。ウェイトはメーカー不詳の古いものをモーター寄りに搭載。反対側には30gのタイヤのバランスウェイトを貼り付けました。
台車がメタル入りでないため、集電シューを付けて集電性能をアップしました。付随台車側はお手軽に車軸集電です。
動力台車側は車輪踏面にシューを当てました。
さらに、モーターのマイナス端子側配線はモーター自身にアースしてもいいのですが、より確実な集電対策のため、ボルスタ取付ネジのラグ板に半田付けするとともに、そこから台車ボルスタの背中に向けて燐青銅板からL字形に切り出した集電シューを当てています。おかげで走行試験結果は上々でした。
金属パーツにメタルプライマーを塗り、車体全体にサーフェーサーをひと吹きしました。あ、パンタランボードを付け忘れとるわい。。。
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長すぎるパンタビスを縮めます。ビスだけ買いに行くのもナンなので、2mmほどニッパーでブチッ!とカット・・・しようとしたところ、硬すぎてそう簡単には切れませんでした。なので2本目からはちゃんと万力に挟んで糸のこでカットしています。
一対ずつ組み上がったパンタ台は、屋根に被せた耐水ペーパーの上で軽く研いで屋根のRに馴染ませます。
ビス穴の位置が微妙にずれて碍子が斜めになっていたのも修正し、瞬着で固定しました。最初点付けして位置を確認してから、裏側の見えない場所にたっぷり流して固着させています。
母線はφ0.6mm、空気作用管はφ0.4mm、パンタ鉤外しのリンクはφ0.3mmの真鍮線で作りました。
ヒューズ箱まわりの配管はよくわからないので適当に引き回し、ヒューズ箱本体はランボードよりも高い位置に台座を介して載っているのが写真から確認できるので、とりあえずその台座だけ作っておきました。写真中央付近にある白い四角いものがそれです。φ0.4mm真鍮線をコの字型に曲げた「足」の上にプラ板を貼ってあります。ヒューズ箱本体は塗装後に載せる予定。
続いて動力関係の組み立てです。昨日は面倒なのでDV-18Aの縦型モーターでもいいや、みたいなことを書いたのですが、ひと晩寝たらやる気が戻ってきたのでカンモーターに更新しました。モーターは現在は手に入りにくいMCR3B00(仕掛車の追い剥ぎ品)で、軸を短くカットしたうえでφ2.0-2.4真鍮パイプを介してウォームを叩き込み、念のため瞬着を浸み込ませてあります。
安定のため低い位置に搭載することにして、モーターの当たりそうな部分の補強材を円形にカットしておきます。
一式を組み付けたのがこちら。ウェイトはメーカー不詳の古いものをモーター寄りに搭載。反対側には30gのタイヤのバランスウェイトを貼り付けました。
台車がメタル入りでないため、集電シューを付けて集電性能をアップしました。付随台車側はお手軽に車軸集電です。
動力台車側は車輪踏面にシューを当てました。
さらに、モーターのマイナス端子側配線はモーター自身にアースしてもいいのですが、より確実な集電対策のため、ボルスタ取付ネジのラグ板に半田付けするとともに、そこから台車ボルスタの背中に向けて燐青銅板からL字形に切り出した集電シューを当てています。おかげで走行試験結果は上々でした。
金属パーツにメタルプライマーを塗り、車体全体にサーフェーサーをひと吹きしました。あ、パンタランボードを付け忘れとるわい。。。
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資料が少ない古い車両の配管は難しいでしょうね。
パンタ鉤外しの曲がり角がカッコいいです。
動力も万全の作りで、こういう工作を見習わないと、、、
>資料が少ない古い車両の配管は難しいでしょうね。
そうなんです。晩年の姿を撮った写真や動画はけっこうあって、有難く参考にさせていただいてるんですが、残念ながらディティールに迫るものはほとんどなくて、配管と鉤外し装置は半分以上想像が入っています。
>動力も万全の作りで、こういう工作を見習わないと、、、
1発めの試運転でギクシャクしすぎたので、あわてて多重集電を追加したんですが、なんと試運転に使ったレールの磨きが足りなかった・・・というオチがあります(笑)。ふつうはここまで念入りにする必要はないですヨ。