80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

サハ164の製作7(下地仕上げ終了)

2015-06-14 16:36:50 | 中央東線方面
こんにちは。

サハ164の製作記に戻ります。切り継ぎ部分の下地が整い塗装の一歩手前まで来ました。

まず屋根の方を先に完成させます。クーラーを屋根から浮かせるため底面にt0,5mmプラ板を接着。このとき屋根Rにだいたい合うように、中心部をわずかに押し込んでおきます。



ベンチレーターとともにねずみ1号を吹き、先にダークグレーを吹いておいた屋根板に接着して完成です。



車販室側の妻板は、元々低屋根に合わせて上部がカットしてあったので、半月状に切ったt1.0プラ板を載せて普通の断面に復元しました。窓を埋めた跡やモールドを削った跡にパテを盛ってあります。



屋根板との間にどうしてもすき間が空いてしまうので、KSのキャンバス止めを貼って隠すようにしました。オリジナルの妻面と比べると線が太めですが、すき間が空くよりは遙かに見栄えがよくなりました。



エコーのエッチング製サボ受けと、プラ板から切り出したクツズリを貼り、サフを吹いたところです。この後、若干の補修をすれば塗装に入れます。






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雨上がりの中央線

2015-06-13 09:34:31 | 実物・資料系(現在)
こんにちは。

昨日はお友達のぐりれさんと中央線の撮影に行って参りました。
EH200ブルサン牽引の貨物列車メインで、当初は早朝から行動開始の予定でしたが、雨の上がりが遅れていたのと仕事のやりくりの関係で午後遅い時間からの撮影となりました。

本ブログ読者の皆さまならご存知のとおり、管理人isaoの被写体といえば床下機器とか雨樋の内側とか、まあそのようなものしか最近は撮ってないわけで、走る列車を撮るなど年に1、2度あるかないか。(笑)
天気、時間帯ともそれなりですので、将来の再訪へ向けた練習作ということでご笑覧いただければ幸いです。

まずは裏高尾にて撮影開始。初めて摺指(するさし)第二踏切という場所で撮ってみたのですが、高尾方がストレート、相模湖方がS字カーブでいい感じな割に撮れるポイントが少なく、初心者にとってはハードルが高すぎました。。
ちなみにぐりれ氏は一眼ですが、私は模型撮影の友・コンデジで頑張ってます。(笑)


<71M E257系あずさ21号>


続いてもう少し小仏トンネル寄りの奥まで移動し、何度か撮影したことがあるポイントへ。ここは、比較的いい画が撮れるポイントがあるのですが、斜面の木々が思いのほか成長していてハードルがぐーんとアップしていました。。


<1620M 高尾から特快東京行になるE233系普通の後追いショット>



<549M しばらく見ないうちにすっかり普通列車のヌシになってしまった211系。3+3連の小淵沢行>



<5013M E257系かいじ113号>



<82レ EH200-11牽引のタキ+コキ混合編成ですがコキ写ってません(笑)道路が邪魔なので思いっきりトリミング♪>


続いては鳥沢駅へ移動。鳥沢橋梁を遠望できる撮影地点を確認したのち、駅南端へ戻り、まずは側線で特急退避中の89レ(EH200-24+コキ)を撮影。急ぎ桂川対岸の撮影ポイントへ戻りました。
非常に素晴らしい風景ですが、コンデジであまり望遠も効かないので、今回は動画で89レを撮ってみました。画質はそれなりですが、冒頭のウグイスの美声と(笑)45秒過ぎから始まるブルサンの加速音に注目してください。鳥沢~猿橋間はほとんど標高差がないため、13両650トンのコキ車を軽く牽き出したブルサンは、まるで電車のような伸びやかな加速音を響かせながら猿橋トンネルに吸い込まれて行きます。インバータ・ロコの実力と迫力を感じた瞬間でした。





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サハ164の製作6(屋上機器の取付け)

2015-06-11 01:07:04 | 中央東線方面
こんばんは。

サハ164の屋上機器を仮に取り付けてみました。

クーラーはTOMIXのAssyで銀色に塗装されているもの。ベンチレーターはKATO165系のユーザー取付部品の余りをかき集めました。
クーラーが屋根にペタンとついてしまっているので、t0.5プラ板あたりでゲタを履かせる予定です。



以前から地味に気になっていたのがこのベンチレーター。どうみても客室とデッキの仕切壁の真上にあるのが不自然です。しかも反対側にはありません。



図面をみて納得しました。「MG風洞」と書かれています。冷房化の際に搭載したMGの冷却風取入れ用だったんですね。サハシではクモハの前頭寄りについているような弁当箱タイプのものが載っていますが、こちらはMGの容量が小さいためか他と同じ押込形が使われています。



ということで、MGの位置は大丈夫か確認したところ、ちょっとデッキ側にはみ出した感はありますが、なんとかセーフのようです。




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サハ164の製作4(下回りの本組みと屋根の成形)

2015-06-07 20:40:47 | 中央東線方面
こんばんは。

この土日はぐずついた天気になりました。いよいよ梅雨入りでしょうか。
塗装ができないのを口実に、新規の浮気物件に手を出す絶好のシーズンです。(笑)


さて、サハ164もだいぶ完成に近づいてきました。といっても側板の研磨関係が進んでいないので、今日は床板と屋根関係の作業状況をご報告します。


KATOの純正台車を使うので、床板には集電端子(ツノ)を通す穴を開け、復元バネ役も果たす集電板でこれを受ける必要があります。いったん市販品と同じく円弧状に穴を開けたのですが、床面高さを一般のブラス製品と同じ高さ(下端から3mm)としたため、床上にツノが出ないことが判明しました。仕方ないので穴を長方形に拡大し、集電板兼復元バネとなる燐青銅板の先端を“落とし込む”ような構造に変更しました。



このままでは、もともとペラペラな床板がさらにペラペラになってしまうため、裏側(床下側)にもう1枚t1.2mm板を貼り、その片側は床下機器取付板の下に潜り込ませたうえで、床板ともどもネジ止めするようにして剛性を確保しました。



台車の取り付けには日光の「金属床用マクラバリ」一式を使うと正しい床高さが出ることがわかったので、たまたまパーツボックスにあったKSモデルの「カトー台車取付ブッシュ(日光センターピン用)」(No.824)を使ってアジャストすることにします。ところが使い方がよくわかりません。下側からはめるとガタガタだし、上からはめると写真のように飛び出して車体が安定しないし・・・



ということで、太いドリルでセンターピン穴を座グリし・・・



ボルスター上面とツライチになるようにしました。ついでに、モールドされている型番も削ってまっ平らにしています。これで通常の段付きセンターピンを使って台車を取り付けることができます。なお、復元バネは集電板がその役割を果たすので入れません。



集電板兼復元バネはt0.1mm燐青銅板から切り出し、シートとの干渉をなるべく避けるため、完成車とは逆の車端寄りから差し出すようにしてネジどめしてあります。ちなみに現時点では室内灯の点灯化は予定していないので、磨かずにススけたまま取り付けてあります。(笑)



他の完成車とのバランスからシートを入れることにしました。天賞堂の「普通車用クロスシート」で、グレー成形のものをブルーに塗り変えてています。ボックスシートが3組ずつつながっていて、窓ピッチは無理すればそのまま使えなくもなかったのですが、床部分まで真っ青になってしまうので、結局1組ずつ切り離して使うことにしました。床板に直接プラ接着剤で固定しています。



売店側はいいのですが、トイレ・洗面所側は一番端の2人がけシートが集電板と干渉するので、取付足の中央を削ってクリアランスを確保しています。ただ実際には、ここまで集電板が持ち上がるほど車体が傾斜することはないはずです。



カプラーはKATOの密連で伸縮機構のないものです。40系旧型国電用のAssyではないかと思います。スナップ式にパチンと床板に固定できるよう、スリットを切り出してみたもののうまくいかず、ツメ関係を一切カットしてしまい、センターピン用の段付きネジであっさり固定してあります。



完成した床板まわりのようす。あとは売店部分の内装を軽くつくるかどうか、ですね。




屋根板は、低屋根部分をカットして新たに作り直すか、低屋根を“埋め戻す”か検討した結果、両肩のRがそのまま使えるのと、強度が確保しやすいことから、後者の埋め戻し工法でいくことにしました。とはいえ、パテを盛りつけてイチから成形していくのは大変なので、ご覧のように屋根Rを写し取った“タル木”を4列ほど入れ、この上にt0.5mmのプラ板を被せることにしました。



これが埋め戻しした屋根板です。クーラーやベンチレーターの取付座も、デッキのベンチレーター用1箇所を除いてすべて削り取りました。これも凹凸が目立たないようにパテ盛りと研磨を繰り返す必要があります。



暫定的に各パーツを組み戻してみました。妻板の復元を除きだいたい形になってきたのでひと安心です。




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****** ご報告 ******

昨日6/6(土)福岡ヤフオクドームにて
AKB48 41stシングル選抜総選挙が開催され
チームA佐々木優佳里さんは17,466票で、
全立候補者272名中、50位にランクインしました。
(80位以内がランクイン)
投票・応援していただいた皆様ありがとうございました。



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サハ164の製作4(下回りの仮組み)

2015-06-05 02:06:21 | 中央東線方面
こんばんは。

サハ164の下回り関係を仮組みしてみました。

床下機器はカツミの「クハ165冷房用」をベースに、手持ちパーツも取り混ぜながら実車写真を参考に配置。思ったより点数が少なく、小さな接触器箱など5点くらいが余りました。大きくて目立つ水タンクやMGはちゃんと使えたのでいいのですが、コストパフォーマンス的にはちょっと割高な下回りです。
右端にみえるエアタンクは、ここにあるのが正解か、自信ありません。元のクハ165ではここに付いているのと、サハ164の不鮮明な写真を解読するとエアタンクらしきものがうっすら見えるので付けたのですが、MGとの位置関係が窮屈すぎます。



車体の切継ぎ部には裾に補強材が入れてあるため、床板とともに、床下機器取付板も両サイドをカットしました。おかげでペラペラの1枚板になってしまったので、同じくペラペラのプラ床板とともに、なんとか補強を考えないといけません。



車体側にまだ床板止めがないので沈み込んでしまいますが、一応車体を被せて、機器の搭載位置など全体の雰囲気を確認しました。
ボルスターとセンターピンも暫定のものが付けてあります。





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