80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

中央線101系の製作(ライトの取り付け・その1)

2015-09-12 14:46:53 | 中央東線方面
こんにちは。
今朝の東京は久しぶりに激しく揺れました。
先の大雨では近くの多摩川もかなり水位が上がったので、自然災害が人ごとでないことを痛感します。


さて、今に始まったことではありませんが(笑)いろいろ手をつけて収集がつかなくなっている当工場。秋の某運転会日程も決まったので、とにかく出来るところから片付けていこうと思います。まずは101系のライト組み込み工事から。

この編成には基本編成と付属編成各2両、合計4両の先頭車が入ります。「相模湖臨」など編成を分割した運転も楽しむことにしているので、4両すべてを点灯化することにします。ヘッドライトはφ3mm電球色LEDをライトケースに直接組み込み、テールライトは当工場標準のφ3mm電球色LEDを光源とする光ファイバー導光方式とします。方向幕と列車番号幕は個別にLEDで照らすと明るくなりすぎるるので、φ3mm白色LEDからアクリルで導光することにしました。なお、両数が多いので室内灯の組み込みは今回もパスします(^^ゞ



手持ちのパーツが不足していたので、アキバの電子パーツショップから通販でLEDなどを取り寄せました。別の編成の分も一緒に買ったのでかなりの量があります。右上が白色・電球色LED、左の山になっているのがCRD(定電流ダイオード)で、E-153という15mA規格のものです。最近18mAのラインナップも加わり、1本でLEDの定格(20mA)近くまで流せるようになったのですが、LEDの保護と“明るすぎない雰囲気”が出せそうな15mAのものを引き続き使うことにしました。下の黒いのはブリッジダイオードで、方向幕・列車番号幕を前後進ともに点灯させるためのものです。



ヘッドライトとテールライトは何度も施工しているので、アクリル導光ユニットが果たして素人でも作れるのか、まず試作してみることにしました。実は前作のDF200のオデコライトでは既に採用していたのですが、あちらは隣り合った2灯をすぐ後方から照らすだけなので簡単でした。しかし今回のは左右に大きく分かれているため、ちゃんと導光できるのか不安があります。


アクリルはエンドウの室内灯用から切り出しました。なんと贅沢なと思われるかも知れませんが、電球仕様のものをたくさん譲り受けたもののLEDに換装して使うという手間を惜しんでデッドストックになっているため、せめてものご奉公といったところです。



切り抜いたままの状態で後ろから光を当ててみたところ、当然のことながら中央が光るだけで左右へ導光される気配はありません。ならばということで、アクリル内で光が反射するように穴を開けてみました。市販品にもこういうのありますよね?穴の位置は何の計算もなくあてずっぽです(^^; これを光らせてみると・・・



確かに手前の断面(方向幕表示面)も光りましたが、導光というよりはアクリル内で光が乱反射して全体が光っている感じです。まあ必要な部分以外はアルミテープを巻いて遮光してしまうので、これでも十分といえば十分かも知れません。ちょっと光量不足気味ですが。。



LED前面から直進しようとする光をいかに左右に散らすかが重要、と勝手な推論でLED前面の穴を大きくしてみましたが、劇的な変化はありませんでした。



車体にはこのような感じで装着します。中央のヘッドライトのお尻がギリギリかな~?



外からみるとこんな感じ・・・ってこんなに出っ張っちゃう???
よくみると方向幕と列車番号幕の裏側は肉薄になっていて、窓セルをそのまま貼ってもあまり引っ込まないように設計されているのでした。ハメコミガラス前提で作ったのはちょっと誤算でしたが、普通に“裏から照らす”方法でも遮光に注意すれば使えるのでドンマイです。




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FS060台車を作ってみる

2015-09-10 23:59:29 | 私鉄電車
こんばんは。
大雨の被害が出ているようですが皆様の地元はいかがでしょうか。
まだ雨が残っている地域では十分お気をつけください。


さて、作るともなく作り始めてしまった小田急2600形(笑)。小田急は昔からメーカー各社が種々の形式を発売してきたので台車も充実しているかと思いきや、この形式が履くFS060(Tc車)、FS360(M車)は、そのものズバリのものは発売されていません。

アルストムリンク式でブレーキシリンダが1個のシングル(片押式)ブレーキというスタイルは、カツミが8000形用に発売しているFS016という台車が最も似ているので、電動車用はこれにφ11.5mm車輪を組み合せればOKで、ホイールベース(WB)も27.5mm(実車2,200mm)でぴったりです。
しかしTc車のWBは2,100mm=26mmで、しかも車輪径がφ762mm=φ9.5mmと小径なので、WB27.5mmに組み合わせるとダックスフンド並みのプロポーションになってしまうことは明らか。そのため、なんとかWB=26mmの台車を使いたいところです。

<カツミFS016台車(カツミHPより)>


この条件に近いのが日光モデルのFS385という台車です。これは9000形用の台車で、決定的な違いはブレーキがクラスプ(両抱式)で、ブレーキシリンダも前後2ヶ所に設置されている点です。逆にいえば外側のブレーキシューとロッド、それに右側のブレーキシリンダをカットしてしまえば、それなりに似たものができあがることになります。ということで、さっそく試作してみました。


日光モデルの台車は通常φ10.5車輪が付属していますが、ショールーム特製扱いで車輪なしのものも販売してもらえます(要予約)。今回はこれを活用しました。



φ9.5mm車輪はあまり流通しているアイテムではありませんが、幸い日光モデルに在庫があり、一緒に購入できたのはラッキーでした。Tc車2両分8軸です。ちなみに編成に含まれるサハ2750形は将来電動車化が想定されていたとのことで、車輪径がどうなっていたのか気になったのですが、デハと同じφ910mm車輪を使っていたようです。



改造前の記念撮影。枕バネとボルスタアンカは別パーツで、写真ではわかりませんが軸受メタル入りとなっています。



まずは外側のブレーキシューと下側のロッドをニッパーでカットします。まだブレーキシリンダが残っていますが、これだけでずいぶんと軽快なスタイルに変化しますね。



糸鋸とヤスリで右側のブレーキシリンダを切り落とせばほぼ完成です。シリンダの裏側が中空になっていて穴があいてしまったので、穴埋めを兼ね、軸バネ収容部の膨らみを模したパテ盛りをしてやろうと思います。台車フレーム上部に車輪が顔を出さない、小田急のT系台車特有のフォルムがいい感じですね。




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湘南(の)電車

2015-09-06 03:03:02 | 私鉄電車
えーぼーしー岩が遠くに見える~♪


でおなじみ茅ヶ崎のお隣り、辻堂に行ってまいりました。
お供はサーフボードではなくいつものデジカメ。(^^;

神奈川県藤沢市にある「辻堂海浜公園」。その中に交通公園があり、NHEこと小田急2600形の先頭車2658号車が保存されているというので見に行ってきました。多摩エリアの拙宅から新しくできた圏央道を使うと、なんと約1時間で海に出ます。便利な世の中になったものです(笑)。おーいたいた白い電車!



昭和40年に生を受けてから地球を90周し、平成6年の鉄道記念日にここへやってきたようです。Wikiによると先代の「お兄さん」は2200形だったようで、「わっくわっく号」の名を引き継ぎ、今日も子どもたちをわっくわっくさせる任に就いているようです。



久しぶりに見る小田急顔。まぎれもなく小田急の大型4扉通勤車時代の幕を開いた2600形その人です。交通公園なので踏切注意の標識が建っていますが、残念ながら電車は一歩も前へ進めません。。



車両は屋根付きのプラットホーム風ベンチに横付けされ、4つのドアすべてに階段が設けられています。普通なら電車の床と同じ高さにすると思うのですが、床下も見えるようにとの配慮でしょうか?



目と鼻の先が海岸とあって状態はこのとおり。塗装が大きく剥げ落ちるといったことはないようですが、窓周辺や車体裾などの腐食はかなり進行しているようです。先代は10年しか持たなかったとのことですが、それに比べるとこの車はもうその倍もここに置かれていることになり、今後の去就が気になりますね。



外観とは逆に車内はとても奇麗です。シートはオリジナルの紺色ではなくピンクのバケットシートに交換されていました。土曜日の10時すぎで、まだ子供たちがあまり集まっていない時間だったので奇麗な写真が撮れましたが、午後にはちび戦士たちがシートの上を飛び回る姿が想像できます。(笑)



ツーハンドルの運転台。インターホンの受話器ともども昭和の雰囲気満載でなごみます。



レールは電車の前側から隣のゴーカートコースの踏切まで伸びています。構図的には架線柱も欲しいところ。



反対側は全景が撮れますが、足回りは植え込みで隠れてしまいます。もっとも、すき間から覗いてみた限りでは、前部のブレーキ制御関係の一部を残して床下機器は撤去されているようです。



小田急といえばアルストムリンク式台車!φ762mmの小径車輪を組み合わせた住友FS-060はぜひ全景を拝みたいものです。



連結面側は貫通路が鉄板で塞がれています。妻窓が固定なのは冷房化時に改造されたんでしょうか。



ひと通り見学が終わったところで採寸。今日の目的はこれなもんで。(^^ゞ 形式図に寸法は出てますが、果たしてどこの寸法を指してるかわからない場合が多いのです。特にHゴム窓は現物を測るのがイチバン♪




ということで出力。早っ!(笑)




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衝動買い

2015-09-02 01:51:53 | 貨車
こんばんは。

朝ポチって夜に届く。しかも送料無料・・・
まことに便利な世の中です。

ということでTOMIXの「UR19A-10000形コンテナ(JOT)」を2セット衝動買いしました。。



単調な19Dのところどころにランダムに紛れ込ませるのがいいんだよねぇ・・・



ブルサンとの相性もバッチリ♪早く牽引させてやらねば(^^)




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