A政治家が、「選挙に勝つためには何でもする、ようなことはしては生けない」と言えば、報道ではなぜか、
「A政治家は、選挙に勝つためには何でもする」と、わざと前半だけを切り取ったテロップが放送されたようです。
つまり、言葉の一部だけを切り取れば、真逆にもなるわけです。言葉の「切り取り」とは、悪意があれば本当に恐ろしいものです。
駅で販売されるスポーツ新聞の折った状態で見える見出し文字は、非常にスキャンダラスで衝撃的な文章が目に付くようにされています。それに釣られて新聞を購入して広げて見ますと、「？」が最後に付いていて騙されることがあるものです、笑。これはスポーツ新聞も半分ギャグでしていることです。
これも文章の切り取りを駆使した売るためのテクニックです。
この切り取りは、国内だけではなくて国際舞台でも最近に有りました。
「天皇は男系男子だけが成るのは女性差別だ！」と言ったとか言わないとか・・・・。
これも２５００年にもわたる日本の伝統を無視して、「男子が成る」という言葉の切り取りだけに騙されています。
こんなことは冷静に成れば、
「ローマ法王に対して、女性のシスターを法王にせよ」と天下の国際機関が勧告することと同じです。それは言えないでしょう？何故でしょうか。
これこそ日本への差別であり内政干渉ではないでしょうか。
天皇に関する発言は、歴史の長さから言いましても、それ以上に無礼な発言です。民族の伝統・文化を全否定するような無礼です。
法王の問題には、言う発想すら浮かばないことでしょう。でも天皇に関しては国際機関は言えるようです。
こんなことは、あっては生けないことなのです。
しかし、これも国際機関が言葉の切り取りに騙された被害者だと思います。
日本の伝統を説明せずに「男子だけ」という言葉の切り取りを提供した人がいる訳です。
＊ 言葉の「切り取り」
＊ 一点だけで考える怖さ
を感じます。
考えて見ますと、人生こそは「切り取って」考えれば判断を間違います。
切り取りの最たる悪例は、
「あの悪い人が、楽しい豪勢な生活をしている。
だから神などいない」
と思う人が意外にも多いものです。
相手のほんの数年や１０年だけを見て、神様まで否定しては生けません。
人は、その後の人生が分からない、知らない見えないだけなのです。
長期の視点で見るほど、自業自得は完全に合って行きます。
でも、最後まで上手く逃げることが出来たと見える悪人もいることでしょう。
しかし、アノ世まで入れますと完璧に一厘まで自業自得に完全に成ります。
でも大半は、コノ世だけでも善悪の帳尻が合うことが見られるものです。
アノ世にまで帳尻の昇華を持ち越す人は、ほんの少数者であり、それは本当に不幸な人です。ある意味で悪魔的だったと言える人間だけです。
アノ世での帳尻合わせは１０倍の金利が付く本当の無間地獄です。
自分の人生も切り取って考えて悲観することは止めましょう。
必ず長期の視点、老子のように巨視の視点で物事を観ますと、色々なことが冷静に見え出します。自分で分かるのです。
今日も大きな心で居ましょう。
生かして頂いて 有り難う御座います
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