肉を食べたらその動物と共に生きる、これがタンパク質DNAレベルでは真実だった

日本人がノーベル医学生理学賞を受賞しました。受賞理由である「オートファジー」（自食作用）の解明とは、生命活動の原点にも迫るもの凄い理論でした。
要するに、タンパク質が関係する生命活動のすべてをコントロール出来る可能性を持つ理論でした。

癌の原点への治療、脳タンパク質の変性で起こるアルツハイマー病、認知症、不妊症の根本的な治療、・・・・現代社会に有ります多くの悩みを改善させる可能性を有します。
オートファジー理論を利用して開発・発展させた治療は、天文学的な利益を国家にもたらす可能性を有します。

日本人が自ら「スタップ細胞」の利権をウソ理論として放棄したように（日本が特許申請を自ら放棄した後、数年後の今では米国の研究機関が世界中で特許申請を出しています）、
国家が「オートファジー」を特許化して守らないと生けない時なのに傍観しているのか？が心配です。
もう米国ではオートファジーで癌の臨床試験の最中ですから、手遅れかも知れません・・・・。

スタップ細胞の時は、大祓詞（おおはらえのことば）の古代の記述から、私はス素・サノオの「酸化更新」の現象は有り得ると記事に書いたのですが、情報番組がこぞって論文の記述の幼稚さから「ウソだ」と言い始めてから、私にも批判が来ていました。

今の日本人は、作為ある筋書きのある情報番組で専門家や芸能人が発言する内容により、国家的な巨利も放棄してしまうようです。
テレビ局が、日本の成功を喜ばない隠れ外国資本に誘導されれば、２０年後の日本を助ける権利を自ら放棄する現実を心配します。

今回の功績にも言えるのですが、日本は画期的な開発だけして、はい終わり。後は無料で使ってね。という何と言いますか、まさに善徳の国です。
霊的には人類への貢献で良いのですが、日本人が治療で利用する時は、自ら開発したものに莫大な費用を外国に納めることに成ります。日本人は、利用も出来ないかも知れません・・・・。
こういうことに成らないように、国家的に今から頑張って欲しいものです。

さて、ここで思い出して欲しいことがあります。私は肉食をすれば、
＊　感謝をして食べた場合、その動物と霊的に同化して、共に生きることに成る。
＊　肉食を無闇に避けるよりは、既に殺された動物を供養のために「食べてあげて」、その動物と共に生きる覚悟が大事。

＊　完全な菜食主義者は、短気で、変わり者が多く、短命な人が多い。明治以前の日本人と、肉食を始めた後の日本人の平均寿命を見ても明らか。
＊　縄文人は、肉食のために狩猟もした雑食だった。でも、天地自然と通じる非常に高い霊性を保持した。

このようなことを、私は過去に発言しました。
ところがオートファジー理論は、これを証明する示唆をしているのです。

オートファジーは、体内の細胞レベルにおいて他の動植物のタンパク質を直接に「再利用」していることがわかったことなのです。これがオートファジーなのです。
もともとは酵母菌レベルでも見つかった作用でした。
食物として摂取した動物や植物のタンパク質DNAを分解して再利用するのが、オートファジーです。

赤ちゃんのうちは、自らのタンパク質合成の能力が8割くらいありますが、成長するにしたがって他の動植物から食事としてタンパク質を吸収することに「依存する」割合が増加し、70歳くらいで自らの体内でタンパク質を合成する能力がほぼ0になります。他からタンパク質の食事を吸収する形態に１００％なるのです。

つまり、人間は食べた動植物のタンパク質DNAを再利用しなくては生きてはいけなくなる生命体なのです。
タンパク質やアミノ酸を自ら新規合成することは、生物にとって非常にエネルギーを大食いする大変な作業であり、
＊　老人に成るほどに、食事が重要に成る意味です。
老人は食事内容に１００％依存することに成るのです。食事次第で運命・寿命が変わります。

確かに若い頃は、ろくな食事をしなくても、誰もが元気です。食事への依存率が低く、自らの体内でタンパク質を合成する能力が高かったからです。

結論から言いますと、中年以降は、植物性タンパク質と動物性タンパク質の「雑食」「中道」が最善です。
自分が食べた食事と、本当に「同化」して行くことに成ります。
だからこそ、感謝しながら食べましょう。
最善の合成と同化を起こし、運命に影響します。

生かして頂いて　有り難う御座います

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