宗教的な集会を楽しむ人が、そこで学ぶ人が、本当に正しい真の悟りの境地を一瞬たりとも体験することはありえません。
太陽の王家から来られた幾多のブッダ(真の覚者)たちが残した言葉を、ひたすら考えながら生きなさい。
だから、どんな交わり、集団の中に自分が居ましても、自分一人で歩く覚悟を持ちなさい。
まるで1本角(ツノ)が立つサイのように一人で歩みなさい。
(原始仏典 スッタニパータ 第1章3節-No.54)
(感想)
この項は、「釈尊が本当にこんなことを仰ったのか?」というほど斬新な内容・情報があります。
釈尊が悟りに至った過程にも、集団で学んだことは一切ありません。そのすべてが、単独での苦悩の連続から求道に至りました。
苦行が必要と聞けば、死ぬ寸前まで一人で苦行に打ち込むが悟れず。人は苦行では悟ることが出来ないと思い知ります。
最終的には、働く女性から受けた慈悲を切っ掛けとして、大いなる宇宙の母性との一体感に至ります。
本当に苦労している最中の人間は、他人からの何気ない思いやりの言葉1つにも敏感に反応して、涙をボロボロと流すものです。
死にかけた釈尊の乾いた心には、他人からの思いやりの1杯の乳粥が、すべての殻(カラ)を破壊する刃物のように心の奥へと響いたのでした。
天上天下 唯我独尊(てんじょうてんげ ゆいがどくそん)、「すべては大きな1つだった」の境地に釈尊は入りました。
集団でいることに安心・安住していれば、自己の中に注意を向けることがありません。外在する人や物ばかりを信仰して、内在する真の宇宙から離れるばかりと成ります。悟ることは不可能です。
そして、この項での新たな情報は、
* 真の覚者は、太陽の王家から来ている。
ということを釈尊が示唆していることです。
釈尊こそは、コノ世で現実的に釈迦族の王家の出身なのですが、当時の釈迦族の別名が「太陽の子孫」「太陽を信仰する者たち」という意味でした・・・・。
ただ、ここまで具体的に真の覚者の条件ともなる出自を明記されますと、この項は後世の弟子の加筆である可能性を思います。
もし、そうであるならば、釈尊の教えを信仰する当時の集団(サンガ)の様子をこの項から推察することが出来ます。
他の信仰集団とは一線を画する、あくまでも「単独者」の集合だった示唆です。
私が持つ印象では、釈尊の教えを守る当時の仏教集団は、早朝から午前中一杯を生きるために近隣でバイトをして生活する集団だったと感じています。
他人からの施し、寄付だけで安住することを嫌い、あくまでも仕事も大切な修行だったのです。
つまり、集団の外へ働きに出る作務(さむ)をしていた訳です。(今の日本の禅宗にも見られます)
午後からは、さまざまな形で内省(ないせい:自己を見る)し、釈尊の発言を振り返る生活だったと感じます。
今日も自分の家庭を、職場を、自分自身を内省するための修行場として頑張りましょう。
これが目覚める為には、一切のムダが生じない、最短の道なのです。
生かして頂いて 有り難う御座います
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