社会はかわるし、かえられる!

格差社会の縮小めざして、誰もが安心できる社会をめざして!
 

新自由主義は文化にも!

2020-06-11 07:41:25 | 日記

14日付しんぶん赤旗日曜版の「ひと」に、歌手の
加藤登紀子さんが登場している。

「フランスのオーケストラに入っている友人が、がんになったけど日本に帰らない、と決めたんです。フランスではミュージシャンは年金もあって死ぬまで保障されてるけど日本は何もない、と」
「2、3ヶ月、経済がストップしただけで、多くの人が生きられないレベルの困窮に陥る社会は世界でも恥ずかしい。日本のこの数年の制度改悪、今変えなければならないと思います」と思いを吐露している。

音楽や演劇など、ホールが使えないとなると収入
が途絶えてしまう。小さな演劇団体などひとたま
りもない。

日本は、もともとのセーフティネットが弱められ
てきたなか、新自由主義の政策がさらに「脆弱化」
を進めた。

そういえば、大阪の橋下徹元知事時代に、文楽へ
の補助金カットが行われた。さらに今問題となっ
ている保健所や病院の統廃合をいっきに進めたの
も記憶に新しい。

つくづく文化への思いがあまりにも弱い国だと思
う。
日本の文化予算は、フランスの1割とのこと。
アメリカは低いが、文化への寄付金が圧倒的に大
きい。

これが自民・公明政権、維新補完勢力の日本の政
治、新自由主義を進めてきた姿ではないか。

新型コロナ以後の日本を考えると、このまま自公
政権を続けさせてはならない。