6日、広島に原爆が落とされてから76年。
米・ロ・中など、新たな核兵器の開発にのりだしている。「核兵器禁止条約」などどこの話だと、まったく無視している。
最大の障壁は「核抑止力論」だ。
広島の式典で菅首相は、「核兵器禁止条約」にまったくふれないばかりか、一番肝心な部分を読み飛ばした。
7日付しんぶん赤旗より
アメリカの核兵器で守ってくれる、そのアメリカに非礼をはたらくことなど出来ないと思っているのではないか。
だからこそ被爆者に寄り添う気持ちがない。心はアメリカに寄り添っているからではないか。
「核抑止力論」「MAD理論」こそ、人類破滅への道だ。
もう一つの未来への道は「核兵器禁止条約」による核兵器ゼロの世界をつくることだ。
非核の政府、「核兵器禁止条約」に賛成する政府をつくろう。アメリカファーストの自民・公明にはそれができない。
自公を少数に。この道こそ「唯一の被爆国」の進む未来だ。
広島平和公園にある石碑
ちちをかえせ ははをかえせ
としよりをかえせ
こどもをかえせ
わたしをかえせ わたしにつながる
にんげんをかえせ
にんげんの にんげんのよのあるかぎり
くずれぬへいわを
へいわをかえせ
峠 三吉 原爆詩集より