お待たせしましたア
先回ブログの最後に 知らないと音楽の勉強がいつまでも本当の理解にはならず
ずっと、もやもやとした混乱が続いてしまう 3つの項目を書きましたが覚えていますか?
それは
一つは 音名と階名の違い
一つは 移動ドと固定ドの違い
一つは 音程とは一体何か? の3つでしたね
さて今回は 皆さんにのっけから課題をしていただきたいと思います
又今後ブログは音程について出来るだけゼロから書いてゆきたいと思いますが
その前に どのくらい上記の3つが認識出来ているか、或いは確認や見直す為にも
又現在の認識度の判断材料にでもなり その結果 更にステップ・アップに繋がれば嬉しく思います
課題1(音名と階名の問題)
バンドで KeyAの〔Stand by me〕を練習中 キーボードの田中君がギターの市川君に
〔市川君 そこは主音を弾いて!〕と云いました すると市川君が〔??何の音?〕と聞いたので
田中君は〔ドの音だよ〕と答えました それでギターの市川君は5弦の3Fのドの音を弾いたところ
田中君は〔市川君 そのドは違う!違う!〕と言い
市川君は〔え?今 ドを弾けって 云わなかった?〕・・・ってな展開になりました
さあ 田中君は何が言いたかったのでしょうか? 又市川君は何を理解してなかったのでしょうか?
課題2 (移動ドと固定ドの問題)
童謡のチューリップを山田さんと一緒に歌う事になって
さいた さいた チューリップの花が・・・と歌ったら 山田さんが
〔階名でドレミ・・ドレミ・・と歌って!〕と云うので その通りに階名で歌いました
すると又山田さんは〔ああ やっぱ私には音が低く歌いにくい・・もう少し高い音で歌いたい〕
〔そうだなあ・・ドは低いので ド・レミファ・・ソ そうだ!ソの音の高さから歌いたい!〕
と云うので 私はソの高さに変えて ソラシ・・ソラシ・・(さいた・・・さいた・・)と歌ったら
山田さんは 〔いや!ドレミ のままで歌えばいいよ〕と云いました 私は??と思い
〔でも山田さん ドからでは低いので ソの高さに変更して歌うんでしょ?〕と云ったら
山田さんは(そうそう!ソの高さからのドレミで歌って)と云うのです
〔ソの高さからのドレミ・・・・・? 何それ? どう云う事??〕
私は山田さんの言う意味がさっぱり分からなくなりました。
さあ山田さんは何が言いたかったのでしょうか? 又私は何が分かってなかったのでしょうか?
課題3(音程の問題1)
ドから3番目(3度)の音はミの音で同時に一緒に弾くと明るい響きがします
(ドは2弦1F人差し指 ミは1弦開放弦)
同じ様にレから3番目の音はファの音になるので、又同時に弾いてみました
(レは2弦3F小指 ファは1弦1Fと 人差し指で)
すると 音の高さはドとレで当然違うものの、響き自体も違うのです
ドとミは明るく感じ レとファは哀しく感じるのです 同じ3番目(3度)の響きなのに何故?
又ドの音から5度(5番目)のソをド同時に鳴らすと、哀しくも明るくも無い空虚な響きがしました
(ドは5弦の3F 指は人差し指 ソは4弦の5F 指は小指)
同じ様にシの音から5番目のファを一緒に弾いてみたら 何ともいえない不安定な響きがしました
(シは5弦の2F 人差し指 ファは4弦の3F 指は薬指か小指)
これも音の高さは違うのは分かるけど、何で同じ5度なのに、こんなに響きが違うの?
さあ 上記の2件の事 どう説明すればよいのでしょうか?
課題4(音程の問題2)
バンドの中ではキーボードの永田君が作曲をし その曲をギターとボーカルの中村君が
歌詞をつけて、オリジナルとしてライブで歌ってます 或る日の練習でこんな事がありました
キーボードの永田君がギターの中村君に
(サビの頭のCM7の箇所 いつも変な響きがするけどCM7をちゃんと弾いてる?)と聞くと
中村君は〔ああ・・・・ CM7ってコードは知らないので、近いC7を弾いてるよ〕と答えました
すると永田君は急に怒り出し〔何が近いんだ!むしろ正反対の響きじゃないか!曲が台無しだ!〕と
暫く言い争いが続き それ以来バンドはギクシャクするようになりました
さてキーボードの永田君は何が言いたかったのでしょうか?又ギターの中村君は
何を知らずに或いは何を勘違いをして永田君を怒らせてしまったのでしょうか?
以上課題4問 ・・・一度時間のある時にでも考えてみてください
尚 答え合わせは次回行いますが 課題1と2は以前ブログで書いた内容なので省きます
音程の課題だけ次回にしたいと思います
課題1と2も知りたいという人は、私に直接メールでも下さい お答えします。
愛知県の方なら直接お茶でも飲み、音楽談義でもしながら説明しますよ(笑)
日常茶飯事に起こっている事で思わず笑っちゃいました。
まさに良く起こるよね。
私は音程の事 分かってないんでしょうねェ。
CM7がトニックで主和音の代表になるしと
C7はドミナントの属和音の代表になるって事でしょうか?
厳密にはC7は4度上のFコードに強く行きたがる
ただCM7はC7ほどFを意識してるわけではなく そのKeyのⅠのコードとして何処でもいけるんよ
でも繰り返すけどC7haFに行くためのコード
そしてCM7の近代的なけだるさの響きはC7とは全然違う
7度がたっ1F違うだけど メチャ大きな違いになる
因みにCM7は構成音ドミソシ C7はドミソシ♭で7度が半音違うだけ!
だから 反対の響きだと怒ったんでしょうか?
完璧な答えだよ
良く勉強してるねえ。
ソからのドレミ・・・といわれても???になっちゃいますよね・・・・。
音楽の勉強は混乱に巻き込まれると続かなくなるから
だから 少なくても混乱の原因になるのはどんな事か?を知らないとね
それがまず今回の3つの事ってわけだよね。