受注していた工事のほとんどが完成したというのに
あらたにとりかかることができる工事が1件しかなく
ここ十数年でもっともヒマ
いやノンビリとした春を迎えようとしてるわが社です。
といっても
遊んでばかりいるわけにはいかないので
御用聞きにいそしむ日々。
と
さっそく奈半利町役場さんから仕事の依頼が・・・
ひとつ、水漏れする溝を補修する。
ひとつ、馬越(うまこし=田んぼへ入るための坂路)の幅を50センチひろげる。
ひとつ、プレキャスト水路を18メートル据えつける。
ひとつ、田んぼをうめる。
ありがとうございました!
ちいさなことからコツコツと
一生懸命ていねいな仕事をさせてもらいますので
みなさん
土木工事のご用命は
ぜひ有限会社礒部組に。
どうかよろしくお願いいたします!
(みやうち)
先月からちょちょこと顔を出している
いろんなドボニャン。
そのなかには
雨降りのドボニャンもいます。
黄色のカッパが似合っています。
Dobonyan wear a yellow raincoat.
You look beautiful !!
です。
そうそうそういえば
この前の安全パトロールで
こんなことがありました。
みんな黄色です。
Yellow suits you !!
です。
で
掛け声をかけました。
しゅうごー!!
あれ?
もうひとりいるよ・・・
ナント
撮ってる当の本人も
Yellow raincoat
でした(笑)
で
とうぜん
こうなります。
社長撮影
秘密戦隊ナントカみたいです。
黄色は
古代中国では「皇帝の色」
大英帝国では「身を守るための色」
アメリカ合衆国では「愛する人の無事を願う色」
そして現代にっぽんの工事現場では・・・
もちろん
「安全の色」
ではみなさん
ご唱和ください。
Keep safty !!
ご安全に!!
~ちなみに・・・
文中で再三登場する英文が適切であるかどうかについて
高校時代の通信簿が5段階評価の2だった筆者みやうちは責任を負いかねますので
その点くれぐれもご注意ください・・・~
(みやうち)
先週なかば
土木事務所から緊急の依頼がありました。
折しも
年度末の追い込み中で各現場とも手いっぱいですが
ただちに人と機械の段取りをつけ
「請けます!」
と返事。
ということでその翌々日向かった先は
奈半利川。
当地では
まもなく天然アユの遡上シーズンがはじまりますが
魚道を流れる水が少なくなってて
このままではアユたちは
段差がついたこの堰を
上流へと登っていくことができません。
そう
与えられたミッションは
「アユの道をつくる」
アユたちのあしたのために「その1」です。
気がつくと
まわりには工事を見つめるギャリーがたくさん (*_*)
「ダメよ~ダメダメ」
ってアンタ (^^)
聞いてみるとこの案山子たち。
シーズンになると
階段式魚道をのぼるアユを目当てに
いつもやってくるサギを牽制するための
いわばサギ除け。
案山子たちに与えられたのは
サギが寄りつかないようニラミを利かす
というミッションなのでした。
「ダメよ~ダメダメ」
だからだったんですね (^o^)
そんなギャラリーたちの声援を受けて
作業はことのほか順調に進み
その日のうちに作業完了。
河原の砂利をすくい集めて水みちをせき止め
川の水位を上げて魚道をアユがのぼれるように環境整備。
ああ
中島みゆき姉さんの歌声をBGMに
水が流れる階段をのぼってゆく
きらきらとした小魚の群れが目に浮かびます。
小魚たちよ生きろ!
あきらめという名の鎖を身をよじってほどいてゆけ!!
ファイトっ!!!
すると
「オマエもな」
どこからかそんな声が聞こえたような気がして
うしろを振り向くと・・・
ま、まさかそんなことが・・・
「ダメよ~ダメダメ」
高知県安芸郡中芸地区
春はそこまでやってきてるようです。
(みやうち)
令和五年の仕事初めは毎年高齢の安全祈願祭から。
ここ多気坂本(たけさかもと)神社(地元の通称は「だけさま」)は、
武内宿禰命(たけうちすくねのみこと)と葛城襲津彦(かづらぎのそつたのみこと)を祭神とする。
延喜式神名帳にその名を記された古社であり、
神武天皇が東征のおりに滞在したという説もあります(通説は瀬戸内通過説ですが)。
また、古事記に記されている建依別(たけよりわけ)という土佐国の古名との関係性から、
坂本神社と合祀する前の多気(たけ)神社が土佐国の国魂(くにたま)だった可能性があるとする説もあるなど、
兎にも角にも、遠い古代からこの地にある歴史あふれる神社です。
御成敗式目にいわく、
「神は人の敬に依りて威を増し、人は神の徳に依りて運を添ふ」。
土木は地球を相手にする仕事。
八百万の神々を敬いながら
みんなそれぞれができることと役割を全うし
今年一年がんばりましょうと
心あらたにして誓う辺境の土木屋65歳なのでありました。
で
「写真とっちょってね」
と事務員のトシ子さんに頼んででおいたのはいいんですが・・・
「え?これだけ? (*_*)」
「だって~~~ ^^;」
「だって何よ (-_-)」
「おごそかな雰囲気なんで失礼かと・・・^^;」
「アンタ去年もそんなこと言ってなかったっけ? (--〆)」
と
やおら宮司さんに話しかけるトシ子さん
「失礼ですよね~写真なんか (*^^*)」
「ぜんぜん。なんの問題もないですよ。どんどん撮って残しておいてください (^^)」
「え~~~~そうだったんですか~~~ (T_T)」
ともあれ
一年がスタートを切りました。
今年も
礒部組とその仲間たちの
たのしく愉快な日々をお届けしますので
どうかよろしくお願いいたします。
(みやうち)
礒部組は今日が仕事納め。
とくれば
毎年恒例なのが洗車。
洗う。
洗う。
洗う。
洗う。
ついでに窓も洗う。
かつて
陸上自衛隊の戦車部隊に所属していたという
シントくん。
戦車を洗車する係だったとかなかったとか。
ウワサの真偽はともかくとして
さすが
堂に入ってます。
礒部組の仕事始めは
年が明けて1月5日から。
それまでしばしの休みをいただきます。
ということで
皆さまよいお年を!
(みやうち)
さあセット完了
行くよ!
と向かった先は・・・
国道493号の入り口
国道55号との交差点付近です。
ここから本社までの約1.5キロメートル
道路周辺に落ちているゴミを拾う
そう
わしらは怪しきゴミ拾い隊なのです。
わたしも負けじと・・
それにしても・・
よく捨てるよなあ。
これでもふだんよりは少ないとか。
と
こんなんゲット。
高知名物ミレービスケットの空袋。
どこのどなたか知らないが
ミレーが泣いてるぜ。
と
突如脳内に響く竹原ピストルの歌声。
火を点けてみてもいないのに分かろうとするなよ
分かってもいないのに捨てようとするなよ
ひっくり返ったゴミ箱みたいな夜から転がり出してきたこの歌は
果たして燃えるゴミなのか?燃えないゴミなのか?
潔く燃え上がって明日を照らすかもしれないし
揺るぎなく微動だにせず明日も在り続けるかもしれない
ブルース。。
(竹原ピストル『ゴミ箱から、ブルース』)
いさぎよく燃え上がってあしたを照らすぞ。
そうココロに誓うおじさんなのでした。
(なんでやねん^^;)
(みやうち)
先日
元社長室だった部屋をリニューアルして
ウェビナーやウェブ会議やらに使う
オンライン専用のミーティングルームができました。
あらどうしましょ。
ちょっとオシャレな部屋なので
思わずカタカナばかりになってしまっちゃったわ ^^;
ゴホン、もとへ。
これまでは
会議室や応接室や各自のデスクやと
その時々の状況に応じて場所を変えていましたが
これからは
できるかぎりここを使うようにしようということ。
「個室で集中できるのでメッチャいい!!」(使用者の声)
ちまたの声では
アンタがイチバン使うんとちゃいますか?
となってますが
いえいえそんなことはございません。
みんな平等に使っていきましょう。
なんてことを言って笑ってたんですが
ジャン!
ゲーミングチェア設置。
そして近々
ここ専用のデスクトップPCも配置されるとか。
う~ん
ここワシ専用の部屋にしてくれんかなぁ・・・
ついついそんなことを思ってしまったオジさんなのでした。
(みやうち)
奈半利川淡水漁業協同組合他5つの団体企業が結んでいる奈半利川環境保全パートナーズ協定。
8日、その活動の一環として奈半利川環境保全活動が行われ、当社からは3名が参加しました。
堤防の上に立ち、現場をたしかめる参加者。
いざ出陣!
まずはゴミ拾いから。
しかしまあ
河川敷に捨てられたゴミの多いこと。
お前はもう死んでいる!
この空き瓶を捨てたひとに
ココロのなかでそう叫んだあとは
サクラの植樹。
奮闘努力の痕跡
ひっつき虫
おなじ場所ではこの春にも
地元の中芸高校生らが
空き缶やタバコの吸殻などを拾い
ソメイヨシノを植樹しています。
これからもみんなで力を合わせ
奈半利川の環境を保全していきたいですね。
及ばずながら当社も協力させてもらいますので
どうかよろしくお願いいたします。
では。
(みやうち)
(撮影:T子)
高知県土木部技術管理課主催のICTトップランナー意見交換会。
今年は徳島県の(有)高木建設さんを招き
県内6社でICTを担当する技術者が一同に会して行われました。
当社からは・・・
もちろんICT推進チーム長が参加です。
許可を得て同伴させてもらったわたしは
え?
アンタも参加?
てな感じの皆さんの視線を浴びながら
「ハイ、ただの見学者です」
と答えて隅っこの方に着席。
オンライン配信ですので
画面になるだけ映らないよう
うつむいたりのけぞったり
アタマをアッチへふったりコッチへふったりしながら
おとなしく見学してたんですが
終盤になって
突然司会者さんからの指名。
意見を求められたので仕方なくしゃべることに。
ま
それはご愛嬌ということで許してもらうとして
正式参加のチーム長
昨年あたりから徐々に発表の機会が増えてきたからでしょうか
なかなか堂々とした受け答えになってきたようです。
わたしはビリから2番めぐらいですけど
キミはりっぱな県内トップランナーのひとり。
これからも当社代表として
自信をもって
よろしくお願いしますね~。
(みやうち)
高知農業高校へ行ってきました。
メンバーは社長、けーくん、わたし、の3名です。
メニューは
「土木の今~変わるものと変わらないもの~」と題した話が1時間と
杭ナビと土方カーブによる路線測量実習が2時間。
つごう3時間の授業でした。
実習中
なんか違和感あるよなぁ~
なんか物足りないよなぁ~
なんかすーすーするよなぁ~
なんだろ?
と
ずっと気になっていたんですが
終わったあと
撮った写真をながめていたら
はたと気づきました。
そう
ヘルメット
土木屋が外にいるときは必須の
あのヘルメットをかぶってなかったのです。
ちなみに
けーくん
畑で柚子をとるときも
ヘルメットをかぶっているそうです。
あ
何を隠そうこのわたしも。
道理で
違和感があるはずだわ。
と
変なところで納得したことでした。
先生がた
生徒のみなさん
礒部組による授業はどうでしたか?
これからも
わたしたちでお役に立てることであれば
どんどん協力させてもらいますので
どうかお気軽に声がけください。
次の機会には
御校相撲部の卒業生であるオーさんを連れていきたいと思いますので
どうかおたのしみに。
あ
そうそう
環境土木科の生徒さんたちがつくったという
大根とブロッコリー
さっそくいただきました。
とってもおいしかったです!
どうもありがとうございました!
(みやうち)
6時半ごろ
そろそろ帰ろうと社屋を出ると
ひとりの職人さんが帰社したのに遭遇。
仕事の終いが午後4時半
そしてもっとも遠い現場でも1時間で返ってくることができる当社では
現場で作業をする人たちがその時間に帰ってくることは
めったにありません。
「どうした?なんかあった?」
「いえ。どうしても済ませておきたいことがあったんで」
「おう、さすがやね」
「え?」
「いや、その責任感がね、さすが」
「・・・(ニコッ)」
クルマに乗り込むため角を曲がろうとすると
目に入ったのは
ゴシゴシと手を洗っている彼の相棒。
お
今度は声をかけず
ポケットから取り出したiPhoneをかまえながら無言で近づき
パシャリ。
音で気づいてこちらを見たところをまた
パシャリ。
「も~油断もスキもないんだから~」
そう
油断は大敵。
いつもいつでも
わたしはアナタたちを狙っています。
きのうはおつかれさん。
また今日もたのむわ。
(みやうち)
奈半利駅物産館無花果(いちじく)から
意気揚々と歩いてくるふたりづれ。
「Youは何しに奈半利へ?」
思わずそう質問してしまいそうなほど
エイジアンでエスニックな佇まいですが・・・
いえいえ
れっきとした礒部組社員でございます。
じつは
彼らだけではございません。
では全員集合。
着ているTシャツはイベントのひとつ
タイダイ染め体験でこしらえたもの。
『なはり古民家・廃校Art&Live』Live会場の手伝いとして参加している
社長(右からふたりめ)を含む当社精鋭5名です。
主に受け持ったのは
販売ブースの設営や
その他もろもろ
こちらは催しの様子
Instagram「礒部組の事務員さん」より
11月とは思えないような陽気のなか
奈半利町らしく
おだやかでアットホームなイベントでした。
(って見てきたようなことを言ってますが
残念ながらわたしは参加しておりません
参加スタッフの感想です^^;)
この次の日(13日)には
約2週間にわたった『なはり古民家・廃校Art&Live』の催しがすべて完了。
開催に尽力してくれたスタッフおよび関係者のみなさん
どうもお疲れさまでした。
また来年もお手伝いしますので
ぜひ声をかけてください。
(みやうち)
時間厳守
気持ちのよい挨拶
整理整頓
社会人歴四十有余年のおじさんが保証します。
コレ、新入社員が全部できたら好感度爆上がりです。
いや、新入社員に限りませんね。
タイム・イズ・マネー、時間はイコールお金です。商売とは利益を得ること。時間を守るのはイロハのイです。
あいさつは、人とつながろうという意思のあらわれ。自分というコップを下向けにして心をクローズしようとしない気持ちのあらわれです。
デスクの上や引き出しが整理できないやつ、クルマの中が汚いやつに仕事のできる人間はいない。わたしがはたらき始めたころ、まず上司に言われたことばです。
一番目はともかく、二番目と三番目はできてるかどうかあやしいおじさんは、思わず背筋が伸びてしまいました。
さてそれはそうと、ここはどこでしょう?
高知県立高知農業高等学校。
校門を入るなり椰子の並木が迎えてくれます。
いつ来ても
立派なたたずまいに感心します。
(っていっても学生時代を含め、来たのは今回で三度目でしかないんですけど)
してその訪問の目的は・・・
今月24日に予定している授業の事前測量。
レーザースキャナで測量実習予定地の点群データをとり
そこに架空の道路を設計し
ナビゲーションシステムで路線測量をしてもらおうという魂胆でした。
空の青
白い雲
椰子の並木路にベージュ色の校舎。
それらのコントラストをひと言であらわすならば
さわやか~~~
おじさんは
胸いっぱいにその空気を吸い込みながら
ICT施工推進チーム長の測量風景を
ぼ~っとながめるているばかりなのでした。
では
24日
また来ます。
ヨロシクね。
(みやうち)
去る10月7日
高知市において
「三方良しの公共事業推進カンファレンス2022高知」が開催されました。
『地域で考え地域で実践する担い手づくり』と題し
四国各地で独自に取り組む事例を発表してもらい
地域建設業にとって今も未来も深刻な課題である「担い手確保」問題を考えていく場としたい
という想いをもとに全体のプログラムやメンバーを構成しました。
もとより
この場だけで問題が解決するはずもありませんし
ひょっとしたら
問題解決の確かな方向性すら示すに至らなかったのかもしれませんが
その場その時でクローズすることなくその先へその外へと
時間と空間を飛び越えてひらけていくようなヒントが提示できたのではないかと
いささか自画自賛めいた言葉になって恐縮ですが
そんな気がしております。
もちろん受け取り方は人それぞれ
言葉というものはそれを発した人がどのような想いを込めようと
どう感じ取るかは受け手次第。
そういう意味では
発信者ではなく受信者にイニシアティブが握られています。
同様に
会の主旨や構成にどのような想いを込めようと
どう感じるかは受け手次第。
それをとやかく言う資格などわたしにはありません。
また
企画者の意図に反して連呼されてしまった「礒部組」の名前に
少々イラッとした方もいたかもしれませんが
そこはある意味、記号(のようなもの)、または抽象的な概念を具象化するための表現(のようなもの)としてとらえ
そこだけにこだわってココロをクローズさえしなければ
たくさんのヒントを得られた会ではなかったかと自負しております。
コロナ禍の折り、会場参加は100名限定にせざるを得なかったのは残念でした。
しかし、今という時代にはオンラインでつながるという手段があります。
リアル開催の代替機能以上のものをそこに託して多くのたくさんの方にオンラインで視聴していただきたかったのですが
無制限であるはずのWEB参加者数は、こちらが思ったほど伸びませんでした。
それはひとえに、今回カンファレンスの黒子を務めたわたしの力不足だと痛感しております。
その代わりといってはなんですが
これもまた今という時代ならではの
動画によるアーカイブという手段があります。
おって
三方良しの公共事業推進研究会のホームページ上で公開されますので
興味がある方はぜひ、視聴してください。
今回取り上げた問題は
経営者のみならず現場の人たち一人ひとりも考えていかなければならないものですし
政治や行政やも含めた公共建設工事という業界の構成員一人ひとりが自分ごととして考え行動する必要があるものだとわたしは思います。
確かな方向性や指標を指し示し
「黙ってオレについてこい」
と言える人なぞどこにも存在しませんし
そのような存在が出現することを期待しても実現するはずもありません。
であれば
やることはひとつ。
一人ひとりが自分の持ち場で笑顔でたたかえエブリバディ!
みなさん
がんばりましょう
ボチボチと。
(みやうち)