V1女子のレギュラーラウンド最終戦が行われ、9位の岡山シーガルズは今季無敗で首位を走るJTマーヴェラスとホームのジップアリーナ岡山で対戦しました。
弱い弱いと思い続けた今季の鷗ですが、終盤に入って若手の成長が確認できて上位チームとも勝負できるように感じられたので、この今季リーグ最終戦にも期待できそうでした。
勿論、勝つことは非常に難しいことなのですが。
前日のKUROBEアクアフェアリーズ戦ではフルセットの死闘を勝ち切りましたから、チームの勢いは間違いなくあると思います。
JTとの根本的な決定力の差をどこで埋めるのか?
やはり、佐伯の爆発力に期待したいところです。
この試合のシーガルズのベンチ入りメンバーです。
セッターを1人入れ替えて宇賀神の代わりに若い妹尾を入れました。リベロを城戸陽の1人登録にして、フリーのレシーバーに船田と楢崎の2人を控えさせました。攻守に粘れる布陣と考えたのでしょうか?
早速、試合結果です。
🏐この試合で佐伯は総得点27と頑張りました。好不調の波が大きく不安定な状態の多かった佐伯が今季のチーム得点王になったことは、少しずつ成長していることが感じられて嬉しく感じます。
しかし、JTにはドルーズというスーパーエースがいて、1人で32得点、林にも20得点され、大事な局面で取り切れないことで結果的には完敗でした。
山城や小松原など新戦力もチームに馴染んできて、今後への期待が持てます。ただ、来季を見据えた場合、川島主将が続けてくれるかどうかを含めて、ミドルブロッカー陣の薄い現状をどのように打破するかなど課題は少なからず出て来ます。
3月9日からVカップがあるので、もう一度チームの成熟度を測れる機会があります。9位で終わったレギュラーラウンドを反省し、見直してカップ戦を戦いましょう。試合で得られるものは練習以上に大きいのですから。
シーガルズの各セットのスタートローテーションは基本通りのS-1とS-6です。この日は若い佐伯斗中本でレフトの対角を組み、ミドルは川島と小松原という変則シフトを組みました。小松原がオポジットでもミドルでも力を発揮できるとしたらチーム力の向上が期待できますから、内定選手で出場している今季の内に色々適性を確認してほしいと思います。
今季のレギュラーラウンドが終わりました。
半年間の戦い、ひとまずお疲れ様でした。
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