Kazuaki Koseki Photo Blog

KAZUAKI KOSEKI PHOTOGRAPHY from Yamagata,Japan 写真と僕と山形の風景・・・

今年最後の寒河江川=(-^∀^-)=

2008-10-29 18:42:56 | 釣り歩き
今年最後の寒河江川は一体どんな渓魚が顔を見せてくれたのか。

紅葉も大分進み、美しい色彩の山々をバックにフライロッドを振って、気分晴れやかに最後の釣行を終えたい!・・・・・

ところが、そう上手くはいきません。
先週末から、雨が振ったり止んだりの天気の中、

「何とか晴れてくれ!」
と思いながら、いざ出陣!!

寒河江川大井沢地区に到着したのが、朝8時前。
最後は思う存分フライロッドを振りたいと思い、かなり早く到着。
天気は、雨のち曇りの状態。
気温もかなり寒く、早く到着し過ぎました(汗)

肝心の川の状態はと言うと・・・
先週までの渇水状態とは打って変わって、結構増水で重い流れです。
なんか、嫌な予感が・・・・

ついでに、水温も計ってみると、8℃でした。

これは、きびしい一日になりそう。

それでも、気分的には釣る気満々なので
急ぎ準備して川へ降り立つ。

結んだフライは、アピール力の強い10番のウルフパターン。
今年最後の釣行にして初投入の期待の星です!!!
実は今月号のフライフィッシャーの中の、備前貢さんの記事で紹介されていたパターン。
見た瞬間、これは寒河江川にはベストかもしれないと、マテリアルや色合い等を寒河江川仕様にして巻き上げると、カッコイイ!!かなりうっとりする外観です(●^0^●)

備前さんって、スゲーといつもながらに感心しちゃいます。
タイイングはもちろんプロですが、人間を釣り上げちゃうのもプロかも?
備前さんリスペクト!!(リスペクトという単語の使い方合ってるのかな?)

この強い流れの中、試すには絶好のチャンス。
これが当たれば来年からのレギュラー入り決定です。

このフライを流して行くと浮き方も視認性も中々良好
あとは魚の出具合だけ

ところが、フライをロストしてしましました。
時間の関係で一本しか巻いていなかったので
ニューフライテストは呆気無く終了!!

テストは来年へ持ち越しになりました。(泣)

その後、ドライフライを流して行くものの反能が悪く、ヤマメとイワナが掛かってくれたのですが、ニンフに切り替えました。
私的ですが、マダラカゲロウを模したパターンが反応良かった事が多いので、
ヘアズイヤーニンフを流して行く事に決定。

何とか、40センチ弱のニジマスをあげる事が出来たのですが、その後は中々続かず苦戦です。

その後、移動しながら釣り上っていると、
急に餌釣りの二人組のおじさんが、僕のすぐ上下流に入って来て囲まれました。
どうなんでしょうこれって?
僕は平日フライフィッシャーなので余り混む所に出くわした事が多くは無いので分からないのですが、当たり前の事なんでしょうか?
ぶつぶつ言いながらも、しょうがないか。と思う事にした矢先でした。

下流のオッチャンにヒット!
もちろんニジマスです、それも二流し目ぐらいです。(マジッ!)
続いて、上流のオッチャンもヒット!
さらに、下流のオッチャンが又 ヒット!

さすがに、悔しい。
それにしても、餌釣りであれだけ釣れるのに僕にはサッパリと言う事は、腕が全然足りないと言う事が実感できました。(トホホ・・・)
でも、「フライフィッシング万歳!!!」
絶対見返してやるぞ~!!

その後、ニンフで釣れないのが悔しくなっちゃったので
意地でドライフライで釣る事に決定。
結果は姿が見えても反応せずで撃沈。

トボトボと足取り重く車に戻り昼食を取っていると、
仙台から来たフライマンの方と話す事があり、
「今日は沈めた方が確率いいみたいですよ」とアドバイス。(じゃあお前も沈めて釣れよ!!って話ですが・・・)

午後からは、最近お世話になってる方が、別の方と一緒に泊まり掛けでいらっっしゃると言う事なので、そちらに合流すべく移動。
今日は3人で来ると言う事で、
一応名前は伏せますが、皆さんも御存じの方です。
1人は僕のお世話になっているフライフィッシングが抜群に上手い方。
もう1人は、有名なロッドを作っている方。
最後の1人は、フックメーカーの方。(タガメやゲンゴロウ等の水生昆虫マニアだそうです)

今日は、フライフックのテストを兼ねた釣行と言う事で、魚が掛かると
フックの掛かり方等チェックしたりしていました。
僕は、釣り方等を観察させて貰いながら、チョコッと竿を出したり話をしたりで、楽しく過ごしました。
釣果は天気の割には中々で、さすがに学ぶ事が多くて感心の連続です。
有り難うございました(^0^)

う~ん、楽しいラスト釣行だったかな!!
今年は、これで納竿です。
やっぱり、少し寂しいですね。
来年も、良い川と良い魚に出会えますように・・・


長い間付き合って頂いた皆様へ

これだけ長文なのに写真が間に合わずご免なさい。
代わりに今年No1のニジマスを紹介しちゃいます。
雪シロが出る前の寒河江川、水温二℃の極寒での50upの鼻曲がりの一尾。
猛烈な引きで、何度もジャンプした強物です。





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