一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

1069  秋うらら喪服きりりと若き嫁  豊春

2013年10月29日 | 

 結婚式に参加している若い女性も華やかで美しいが、喪服の女性の方が更に美しいと思う。それは、アクセサリーが控え目、化粧も控え目で素顔に近く、悲しみや憂いをたたえているからではないだろうか。

 それにしても、日常的にほとんど着なくなった高価な女性の「和服」。文明開化と共に失われた多くの「和」の文化。勿論、完全に失われたわけでもなく、かすかに残ってはいるが・・・・着物で言えば、呉服店が消え、貸衣装店が大流行りの昨今ではある。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする