一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

1745   ノーベルも賞もけなして古酒旨し

2016年10月07日 | 

 リオのメダリスト凱旋パレードに、観衆80万人。平和の祭典のパレードだからいいけれど、私には戦時中の学徒動員の行進やヒトラーの演説に酔う聴衆と重なって見えてしまい、心底から喜ぶ気にはなれない。

 目的は何であれ、人が集まって大群衆になること自体に、私は不安や恐怖を感じてしまうのだ。朝の通勤電車から都会の駅から、一斉に人々が降りるのに違和感を感じるのは、やはり群衆自体が異常(非日常)だからだろう。

 非日常と言えば、祭りなどもその一つで、群衆は喜びや興奮を皆と共有し一体感を感じることによって、更なる喜びと興奮を得るのだろう。しかし、群衆の一員になりたがる心理が、どうしても私は共感できないし理解もできない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↑ジンジャー、ハギ(白萩)

 

 

 

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