一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

1754   秋の日や虎猫眠るボンネット   豊春

2016年10月30日 | 

 昨日10月29日、近畿地方で木枯が吹いた、という。本日午後4時の、我が家の外気温は、木枯は吹いていないが8℃。朝からストーブを焚いている。

 さて、作者の家の近くには、野良か飼猫か分からないが、虎猫がいるらしい。寒くなれば、日差しで暖められたボンネットで昼寝をしてするのだ。ボンネットは、猫の足跡が付いて汚れるから普通は嫌がられるが、優しい作者はきっと汚れるのを許しているのだろう。

又、出先から帰って、エンジン音に気付いた猫は早速やって来て、ボンネットでちゃっかり眠っていたりする。人間と猫の心温まる句である。

クサギ(臭木)の実

コメント
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