一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

1928   ループ橋聳え立ちおり山笑う      イヨ

2018年04月10日 | 

 日本には、ループ橋なるものが190もあるという。伊豆にも土木学会田中賞を受賞した河津七滝ループ橋がある。総延長1.1km・高低差45m・直径80mの二層ループ橋。

 天城の自然の中に聳えるループ橋。人工美と讃える向きもあるが、山桜が咲き、若葉が萌え出づる山々に似合うとは、私には到底思えない。この句の作者も、山が喜んでいるのではなく、悲しんでいるのではないかと批判的にとらえているのではないだろうか。

シラユキゲシ(白雪芥子)

フキ(蕗)

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