一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

92   窯出しの茶碗を磨く冬日向

2010年12月12日 | 

小さな穴窯だが、壺やぐい飲みなど大小取り混ぜて500個は入る。窯出しが終わると、一つ一つ、割れや傷がないか点検するが、作業はいつも屋外だ。

 

すっかり裸になった木々を透けてくる日射しを浴びて、サンダーや砥石で磨く。割らねばならないものも当然あるが、人前でわざわざ割ることはしない。

 

いづれにしても、窯焚きをわくわくして楽しい充実した祭りとすれば、窯出しは後の祭りである。

 

 

 

 

 


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